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エンジニアの仕事はAIでなくなる?|将来性と人が担う仕事・採用する会社の答え
結論
これからエンジニアを目指す方の将来の仕事は、AIでなくなるのではなく、AIを道具として使いながら「何を作るか決める」「業務として正しいかを判断する」役割へ広がっていきます。基礎を学び、AIを使いこなし、業界の知識を重ねていく方には、未経験からでも長く活躍していただける道があります。
この記事でわかること
- AIが得意になったことと、人が担い続けることを、エンジニアの仕事の流れに沿って
- エンジニアの将来性を示す公開データ(転職求人倍率・IT人材の需給・DX人材の不足)
- 将来性が高いエンジニアに共通すること、未経験から今始める意味と学ぶ順番
この記事を書いている株式会社RJCでも、未経験の方を正社員で募集しています。
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「AIがプログラムを書いてくれるなら、これからエンジニアを目指しても仕事がなくなるのでは」と不安を感じて検索された方も多いと思います。私たちは、学歴不問・業界未経験の方を正社員で迎え、約4か月の研修で一緒に学びながら育てている会社です。研修の最終段階では、AIを使った開発(AI駆動開発)も学んでいただいています。AIを毎日の仕事で使っている会社として、そして未経験の方を採用している会社として、私たちの考えを公開データと一緒にお伝えします。
flowchart TD
A["何を作るか決める
人が中心"] --> B["設計
人が決めAIが手伝う"]
B --> C["コードを書く
AIが速くし人が確かめる"]
C --> D["テスト
AIが下書きし人が判断"]
D --> E["業務として正しいか
人が判断し責任を持つ"]
| 知りたいこと | 答え | 詳しい節 |
|---|---|---|
| エンジニアの仕事はAIでなくなる? | なくなるのではなく、仕事の中身が変わっていきます。何を作るか決め、正しさを判断するのは人の役割です | 採用する側の答え |
| エンジニアの将来性は? | エンジニア(IT・通信)の転職求人倍率は12.04倍(2026年9月)で、人を必要としている状態が続いています | 公開データで見る将来性 |
| AIが得意になったことは? | コードの下書き、調べもの、テストのたたき台、エラーの原因の候補を挙げることなどです | AIと人の役割 |
| 人が担い続けることは? | 業務を理解する、お客様と話す、何を作るか決める、正しさを判断する、結果に責任を持つことです | AIと人の役割 |
| プログラマーはなくなる? | コードを書くだけの仕事は変わっていきます。設計やテスト、業務の理解へ役割を広げていく方が増えています | プログラマーの変わり方 |
| エンジニアの今後に必要な力は? | 技術の基礎、AIを道具として使う力、業界の知識(ドメイン知識)の3つを重ねることです | 将来性が高いエンジニア |
| 未経験から今目指す意味はある? | あります。AIを使う前提で基礎から学べることは、今始める方ならではの良さです | 未経験から今始める意味 |
| AIに追いつけるか不安 | AIと競うのではなく、AIを使う側に立つ考え方に変えると、学ぶ道筋が見えてきます | 不安への答え |
確認した資料:doda「転職求人倍率レポート(2026年9月)」、厚生労働省 職業情報提供サイト jobtag「システムエンジニア(受託開発)」「プログラマー」、経済産業省「IT人材需給に関する調査(概要)」(平成31年4月)、IPA「DX動向2025」(2025年6月公開)、IPA 調査分析ディスカッション・ペーパー「DX動向2025-AI時代のデジタル人材育成」(2025年10月公開)、株式会社RJC 採用情報・研修ガイド(確認日 2026年11月2日)
エンジニアの仕事はAIでなくなる?採用する側の答え
この節では、「AIでエンジニアの仕事はなくなるのか」という問いへの、私たちの答えと、その理由が分かります。
私たちは、エンジニアの仕事がなくなるとは考えていません。変わるのは仕事の「中身」と「進め方」です。AIがコードを書く作業を速くしてくれるようになった分、エンジニアには「どんなシステムがお客様の役に立つか」「出てきたものが業務として正しいか」を考える時間が増えています。
システムは、誰かの仕事や暮らしを助けるために作るものです。銀行の入出金、病院の受付、倉庫の出荷、お店のレジなど、私たちの身の回りはシステムで動いています。お客様の困りごとを伺い、何を作るかを決め、出来上がったものに責任を持つ。この流れの中心にいるのは、これからも人です。
1システムを必要とする仕事は増え続けています
企業の多くがデジタル化を進めており、IPA「DX動向2025」では、日本企業の85.1%がDXを推進する人材の量が不足していると答えています。
2AIは「使う人」がいて力を発揮します
AIに何を頼むか決め、出てきた答えを確かめるのは人です。業務を言葉にできる方ほど、AIを上手に使えます。
3責任を持つのは人です
お客様の大切な業務を支えるシステムだからこそ、正しさを判断し、結果に責任を持つ人が欠かせません。
一方で、「何も変わらない」とお伝えするつもりもありません。コードを書く作業だけを続ける働き方は、少しずつ変わっていきます。だからこそ、基礎を学びながらAIを道具として使いこなす方に、これからの活躍の場が広がっていると、私たちは考えています。AI時代に未経験からエンジニアを目指す意味は、関連記事「AIでエンジニアの仕事はなくなる?|未経験を採る側の答え・1年目の変化・残る力」でも詳しくお伝えしています。
「エンジニアの仕事がなくなる」と言われる理由と、実際に変わったこと
この節では、「AIでエンジニアの仕事がなくなる」と言われるようになった背景と、エンジニアの仕事の中で実際に変わってきたことが分かります。
そう言われるようになった一番の理由は、生成AIが、人の言葉での指示からプログラムのコードを書けるようになったことです。厚生労働省の職業情報提供サイト jobtag の「プログラマー」のページでも、生成AIが作るプログラムの質は年々上がっていることや、ノーコードなどのツールの広がりで、プログラミングをせずに作れる範囲が広がっていることが紹介されています(確認日 2026年11月2日)。
ニュースなどで「◯年後に◯割の仕事がなくなる」といった見出しを見かけることもあります。ただ、こうした見出しの多くは、仕事の中の一部の作業が置き換わる可能性を大きく取り上げたものです。大切なのは数字の大きさより、「仕事の中のどの作業が、どう変わるのか」を知ることだと私たちは考えています。
AIが広がって、エンジニアの毎日はこう変わりつつあります
変わるのは「時間の使い方」。考える仕事の割合が増えていきます
私たち自身も、AIを使うことで作業が速くなった場面を多く見ています。同時に、AIが出したコードがお客様の業務の決まりに合っていなかったり、一部の条件を見落としていたりする場面もあります。そこに気づけるのは、業務と技術の両方を理解している人です。
AIが得意になったこと・人が担うこと:エンジニアの仕事の流れで見る
この節では、システム開発の流れの中で、AIが助けてくれる部分と、人が担い続ける部分の分かれ方が分かります。
システム開発は、おおまかに「何を作るか決める(要件定義)→設計→コードを書く(実装)→テスト→運用」という流れで進みます。要件定義や設計は「上流工程」とも呼ばれます。それぞれの工程で、AIと人の役割を表にまとめました。
| 工程 | AIが助けてくれること | 人が担うこと |
|---|---|---|
| 要件定義(何を作るか決める) | 議事録の要約、質問の候補を挙げる | お客様の話を伺い、本当の困りごとを見つけて、何を作るか決める |
| 設計 | 設計書のたたき台、似た仕組みの例を挙げる | 業務の決まりに合う形を選び、全体の組み立てを決める |
| 実装(コードを書く) | コードの下書き、書き換え、エラーの原因の候補を挙げる | AIへの頼み方を考え、出てきたコードを読んで正しいか確かめる |
| テスト | テストの項目や手順の下書き | 業務として確かめるべき条件を決め、結果を判断する |
| 運用・改善 | ログの読み取り、問い合わせの分類 | お客様と話し、次に何を直すか優先順位を決める |
AIが得意になったこと
決まった形のコードを速く書く
分からない技術を調べる手がかりを出す
テストや資料のたたき台を作る
エラーの原因の候補を挙げる
人が担い続けること
業務を理解し、お客様と話す
何を作るか、どこまで作るかを決める
業務として正しいかを判断する
チームで分担し、結果に責任を持つ
厚生労働省 jobtag の「システムエンジニア(受託開発)」でも、システムエンジニアの仕事は、お客様の業務の流れ(伝票や書類の流れ、種類、形式、量など)をよく理解し、お客様が気づいていない課題まで見つけて、どのようなシステムにするかを決めていくこと(要件定義)と説明されています。そして、システムエンジニアになるには、技術の知識に加えて「対象となる業界の業務に関する詳細な知識」が必要とされています(確認日 2026年11月2日)。右側の「人が担い続けること」は、まさにエンジニアの仕事の中心にあるものです。
エンジニアの将来性を公開データで見る:求人倍率と人材の需給
この節では、エンジニアの将来性を、転職求人倍率やIT人材の需給など、今日確かめた公開データで見ていただけます。
生成AIが広く使われるようになった今も、エンジニアを求める求人は増えています。doda の転職求人倍率レポートでは、2026年9月のエンジニア(IT・通信)の転職求人倍率は12.04倍で、前年同月の11.03倍から上がっています。全体の2.89倍と比べても高い水準です。この数字は経験者向けの求人も含みますが、人を必要としている業界であることは確かです。
IPA「DX動向2025」では、日本企業の85.1%が、DXを推進する人材の「量」について「やや不足している」「大幅に不足している」と答えています。また、生成AIを「導入している」「試験利用中」「導入に向けて検討中」の企業を合わせても、日本は5割弱にとどまるとされています。AIを業務に取り入れる動きは、まだこれから広がっていく段階で、そのためのシステムを作り、動かす人も求められています。
経済産業省の「IT人材需給に関する調査」(平成31年4月)では、2030年にIT人材が中位の見通しで約45万人不足すると試算されています。ただし、同じ調査では、働く人一人あたりの生産性が年3.54%上がれば需要と供給がつり合うとも示されています。また、AIやIoTなどを使う「先端IT人材」は不足が大きく、従来のシステム開発や保守だけを担う人材は、学び直しが進まないと余る見通しもあるとされています。AIで生産性が上がるほど、「人数」より「新しい技術を使える人」が求められると読むのが自然だと、私たちは考えています。試算は前提によって大きく変わるため、数字そのものより、この方向を参考にしていただけたらと思います。
| 公開データ | 数字 | 読み取れること |
|---|---|---|
| エンジニア(IT・通信)の転職求人倍率(doda、2026年9月) | 12.04倍(前年同月 11.03倍) | AIが広がった後も、エンジニアの求人は増えています |
| DX推進人材の量が不足(IPA、2025年) | 85.1% | システムで業務を変えたい企業に対し、人が足りていません |
| 生成AIに前向きに取り組む企業(IPA、2025年) | 日本は5割弱 | AIを業務に取り入れる仕事は、これから増えていきます |
| 2030年のIT人材の需給(経済産業省、平成31年の試算) | 中位で約45万人不足 | 新しい技術を使える人ほど求められる方向です |
プログラマーはなくなる?コードを書く仕事の変わり方
この節では、「プログラマーはAIでなくなるのか」という疑問に、公開データと仕事の変わり方からお答えします。
jobtag の令和7年度のハローワーク求人統計では、システムエンジニア(受託開発)の有効求人倍率が2.54倍、プログラマーが0.98倍です。数字の背景にはいろいろな理由がありますが、決められたとおりにコードを書く仕事より、業務を理解して何を作るか決める仕事のほうに、求人が集まる傾向が見えます。
同じく jobtag の「プログラマー」のページでは、ツールで作られたプログラムは整理されていないことも多く、効率的で分かりやすいプログラムを書く役割が期待されていること、そして今後はシステム全体の開発を担う方向や、AIなどの専門分野で活躍する方向が示されています(確認日 2026年11月2日)。
つまり、プログラマーという入口がなくなるのではなく、プログラマーから始めて、設計・テスト・業務の理解へと役割を広げていく道が、より大切になっています。未経験の方がプログラミングから学び始めることには、今も変わらず大きな意味があります。AIが書いたコードを読んで正しいか確かめるには、自分でもコードを書いた経験が土台になるからです。
コードを読む力
AIが書いたコードの意味が分かると、誤りや見落としに気づけます。
自分で書いた経験が土台です
設計する力
どんな部品に分け、どうつなぐかを決める力は、AIに頼む前に必要になります。
研修の後半で学びます
テストで確かめる力
業務として確かめるべき条件を考え、結果を判断する力です。
正確さを大切にしてきた方の強みです
AIに頼む力
目的と条件を言葉にして伝えるほど、AIから的確な答えが返ってきます。
業務を説明できる方ほど上手です
AIを使った開発と、AIに任せきりにする作り方の違いは、関連記事「AI駆動開発は未経験でもできる?|採用側の答え・バイブコーディングとの違い・学ぶ順番」で詳しくご紹介しています。
AI時代に価値が上がる「業界の知識(ドメイン知識)」
この節では、AIで技術を補いやすくなった今、業界や業務についての知識の価値がなぜ上がっているのかが分かります。
システムが使われる業界や業務そのもの(お金や物の流れ、業界の決まりごと、働く人の困りごと、専門用語など)についての知識を、ドメイン知識と呼びます。「業務知識」とほぼ同じ意味です。
技術はAIの助けを借りて学びやすく、補いやすくなりました。一方で、「この業務で本当に困っていることは何か」「この画面は、働く人にとって使いやすいか」「この計算は、業界の決まりに合っているか」を判断するには、業務を知っている人が欠かせません。AIで技術を補いやすい時代だからこそ、業界の知見の価値は上がっていると、私たちは考えています。
たとえば「月末の締めで、入金がまだのお客様だけを一覧にしたい」と業務の言葉で説明できる方は、AIにも的確に頼めます。前職で経理や営業事務をされていた方なら、この「締め」や「入金の確認」が何を意味するのか、説明されなくても分かるはずです。
| 前職で身についた知識 | システム開発で生きる場面 |
|---|---|
| 小売・飲食の売上と在庫の動き | レジ・在庫管理・予約のシステム |
| 物流・倉庫の入荷から出荷までの流れ | 倉庫管理・配送管理のシステム |
| 医療・介護の受付から記録・請求までの流れ | 電子カルテ・介護記録・請求のシステム |
| 経理・人事の締めや給与計算の流れ | 会計・勤怠・給与のシステム |
| 営業・事務の見積もりから請求までの書類の流れ | 顧客管理・販売管理のシステム |
ただし、これは「技術を学ばなくてよい」という意味ではありません。AIが出したものが正しいかを確かめるには、技術の基礎の理解が欠かせません。業界の知識が強みになる理由と、前職の業界ごとの生かし方は、関連記事「30代未経験からエンジニアは無理?|業界の知識が強みになる理由と採用側の答え」で詳しくお伝えしています。
将来性が高いエンジニアに共通すること:基礎・AI・業界の知識
この節では、これからの時代に長く活躍していくエンジニアに共通していることと、エンジニアの今後の歩み方が分かります。
私たちが考える「将来性が高いエンジニア」は、特別な才能を持った方ではありません。技術の基礎、AIを道具として使う力、業界の知識の3つを、少しずつ重ねていける方です。
- 1基礎を自分の手で学んでいるプログラミング・データベース・設計の基礎があると、AIの答えを確かめられます
- 2AIを道具として毎日使っている調べもの、下書き、見直しにAIを使い、結果を自分で確かめる習慣があります
- 3お客様の業務に関心を持っている「なぜこの業務はこうなっているのか」を知ろうとする方は、要件の理解が早くなります
- 4分からないことを早めに相談できる一人で抱え込まず、チームに相談できる方ほど、任される範囲が広がっていきます
- 5学び続けることを楽しめる技術は変わり続けます。新しいことを少しずつ取り入れる姿勢が、長く活躍する力になります
IPA のディスカッション・ペーパー「DX動向2025-AI時代のデジタル人材育成」(2025年10月公開。執筆者の見解)でも、AI時代には変化の速い技術のスキルと、仕事を通じて磨かれる人との関わりのスキルの両方が求められること、ITエンジニアには全体の考え方を設計する力が大切になることが述べられています(確認日 2026年11月2日)。
エンジニアの今後の歩み方
未経験から入社された方が、どのように役割を広げていくかを、段階で表しました。どの段階でもAIは道具として使い、人が判断する部分が少しずつ大きくなっていきます。
- 1研修で基礎を学ぶプログラミング、データベース、設計・テスト、AIを使った開発の基礎
- 2プロジェクトに参加してコードとテストを担うAIの助けも借りながら、先輩と一緒に正しさを確かめる力を育てます
- 3設計や業務の理解に関わるお客様の業務を知り、どう作るかを考える場面が増えていきます
- 4チームをまとめる・技術を深めるリーダー・PM として進める道や、テックリード・アーキテクトとして技術で支える道があります
未経験から今エンジニアを始める意味
この節では、AIが広がった今、未経験からエンジニアを目指すことにどんな意味があるのかが分かります。
「AIがここまで進んだのなら、今から始めても遅いのでは」と感じる方もいらっしゃいます。私たちは、むしろ今始める方には、AIを使う前提で基礎から学べるという良さがあると考えています。
1最初からAIと一緒に学べます
分からないことをAIに尋ねながら学べるので、一人で調べ続けて手が止まる時間が減ります。
2前職の経験が生きやすくなりました
業界の知識や、人と話して要望を確かめる経験は、AI時代のエンジニアにとって大きな強みです。
3経験者との差が縮まりやすい分野があります
AIを使った開発は新しい分野です。今から学び始める方も、同じ時期にスタートラインに立てます。
4求人は増えています
エンジニア(IT・通信)の転職求人倍率は12.04倍(2026年9月)で、人を必要としている状態です。
学ぶ順番は、次のように考えていただくと、迷いにくくなります。
プログラミングの基礎を自分の手で書いて学ぶ
変数・条件分岐・繰り返しなど、プログラムの基本の考え方を、まずは自分で書いて身につけます。AIには「なぜこう動くのか」を尋ねる使い方がおすすめです。
データベースとWebの仕組みを知る
業務のシステムは、データを保存して取り出す仕組みと、画面の仕組みでできています。SQLやWebの基本を学ぶと、システム全体が見えてきます。
設計・テストとAIを使った開発を学ぶ
何をどう作るか決めて、AIに手伝ってもらいながら作り、正しさを確かめる流れを学びます。ここで基礎とAIがつながります。
プロジェクトで業界の知識を重ねていく
参加したプロジェクトのお客様の業務を知るたびに、エンジニアとしての価値が上がっていきます。前職の知識もここで生きます。
RJCの入社時研修も、この順番に近い形で組んでいます。Javaの第一歩から始まり、データベースとSQL、Spring Boot、JavaScript・React・Next.jsと進み、最終段階のLv.12で「設計・実装・テスト&AI駆動開発」を学びます。研修の12段階の中身は、関連記事「未経験エンジニアの研修内容は?|12段階の中身・つまずきやすい段階・研修中の1日」でご覧いただけます。
エンジニアの将来が不安な方へ:AI・数学・年齢・学び続けることへの答え
この節では、AI時代にエンジニアを目指す方からよく伺う不安と、私たちの考えが分かります。
AIに追いつける気がしない
速さを比べるより、使いこなす力を育てることが大切です
数学や理系の知識に自信がない
研修でも、ロジカルシンキングを一緒に学びます
年齢的に、新しい技術についていけるか心配
私たちは、人は何歳からでも変われて、成長できると考えています
「勉強し続けられるか不安」という声も多く伺います。エンジニアの学びは、学校の試験勉強とは違い、仕事の中で必要になったことを少しずつ身につけていく形が中心です。AIに尋ねながら学べるようになった分、学ぶことのハードルは以前より下がっています。小さな「分かった」「動いた」を積み重ねていくうちに、学ぶこと自体を楽しんでいただける方が多くいらっしゃいます。
確かめて分かったこと(2026年11月2日の公開データ)
この節では、この記事のために今日確かめた公開データと、そこから分かったことをまとめてご覧いただけます。
| 確かめたこと | 分かったこと | 出典 |
|---|---|---|
| エンジニアの転職求人倍率 | 2026年9月のエンジニア(IT・通信)は12.04倍。前年同月の11.03倍から上がり、全体の2.89倍を大きく上回っています | doda 転職求人倍率レポート |
| システムエンジニアとプログラマーの求人 | 有効求人倍率はシステムエンジニア(受託開発)2.54倍、プログラマー0.98倍。求人賃金(月額)は36.4万円と33.9万円(令和7年度) | jobtag |
| エンジニアの賃金と年齢 | jobtag に掲載の賃金(年収)は578.5万円、平均年齢は37.1歳(令和7年賃金構造基本統計調査。経験者を含む平均) | jobtag |
| AIとプログラマーの仕事 | 生成AIのプログラムの質は年々上がる一方、分かりやすいプログラムを書く役割や、システム全体の開発を担う方向が示されています | jobtag「プログラマー」 |
| DX推進人材の不足 | 日本企業の85.1%が、DXを推進する人材の量が不足していると回答(2025年2〜3月調査) | IPA「DX動向2025」 |
| 生成AIへの取り組み | 導入済み・試験利用中・導入検討中を合わせても、日本は5割弱 | IPA「DX動向2025」 |
| IT人材の需給の試算 | 2030年に中位で約45万人不足(平成31年の試算)。生産性が年3.54%上がれば需給はつり合うとされ、先端IT人材の不足が大きい見通し | 経済産業省 |
今日確かめたデータからは、AIが広がった今もエンジニアを求める動きは続いており、求められる中身が「新しい技術を使い、業務を理解して判断できる人」へ移っていることが読み取れます。将来についての数字は試算であり、前提によって変わることもあわせてお伝えします。
RJCで未経験から始める場合
この節では、この記事でお伝えした「基礎・AI・業界の知識」を身につける道筋に、株式会社RJCが公開している事実を当てはめるとどうなるかが分かります。
RJCは、学歴不問・業界未経験者歓迎で正社員を募集しています。元フリーターの方や他業種から転職される方も対象で、SES事業が主、SI事業もある会社です。
| 確かめるポイント | RJCの事実(採用情報・研修ガイドの記載) |
|---|---|
| 募集している職種 | プログラマー/SE/テックリード・アーキテクト/リーダー・PM |
| 研修の期間と中身 | 入社時研修は約4か月・12段階(Lv.1 Javaの第一歩と開発環境 → Lv.8 データベースとSQL → Lv.10 Spring Boot → Lv.11 JavaScript・React・Next.js → Lv.12 設計・実装・テスト&AI駆動開発)。ビジネススキル研修(スケジューリング・ロジカルシンキング・PDCA)も含みます |
| 誰が教えるか | 採用担当者が研修修了まで育成を担当し、伴走します |
| 未経験の方の月給 | 253,000円(固定残業代30時間分 49,000円以上を含む。超過分は別途全額支給)。試用期間3か月も同額 |
| 昇給・賞与 | 昇給年1回、賞与年2回(7月・12月)。年1回の査定でランク(F〜A) |
| 働き方 | 9:00〜18:00(休憩60分。プロジェクトにより7.5時間・8時間)。年間休日127日、土日休み。平均残業10時間。本社は千代田区、プロジェクト先は主に東京23区内 |
| 2年目以降の道筋 | 10年育成プログラム。入社2年半頃からチーフ役職に就けます。マネジメント・テック・成長推進の複数の役職パスがあります |
| 学び続けるための支え | 1on1、資格取得支援、書籍購入補助、技術書・研修動画の見放題、資格合格の報奨金(例:基本情報技術者 30,000円+受講料)。配属後も会社が関わり続けます |
研修の最終段階で学ぶAI駆動開発は、この記事でお伝えした「基礎の上に、AIを道具として使う力を重ねる」ことそのものです。技術書や研修動画の見放題、資格取得の支援は、入社後に学び続けるための支えになります。AIの時代に、業界の知識を重ねながら一緒に成長していかれる方をお待ちしています。
- まずは研修の中身をご覧ください:https://www.r-jc.jp/guide/
よくある質問
Q. エンジニアの仕事はAIでなくなりますか?
A. なくなるのではなく、仕事の中身が変わっていくと私たちは考えています。コードを書く作業はAIで速くなっていますが、お客様の業務を理解し、何を作るか決め、正しさを判断して責任を持つのは人の役割です。
Q. プログラマーは10年後になくなりますか?
A. 先のことを数字で言い切ることは控えますが、プログラマーという入口は、設計・テスト・業務の理解へ役割を広げていく出発点として大切であり続けると考えています。AIが書いたコードを確かめるにも、自分で書いた経験が土台になります。
Q. エンジニアの将来性はありますか?
A. 公開データでは、エンジニア(IT・通信)の転職求人倍率は12.04倍(2026年9月、doda)で、日本企業の85.1%がDXを推進する人材の量が不足していると答えています(IPA「DX動向2025」)。人を必要としている状態が続いています。
Q. AIに奪われにくいエンジニアの仕事は何ですか?
A. お客様の話を伺って何を作るか決める要件定義、全体の組み立てを決める設計、業務として正しいかを確かめるテスト、チームをまとめて進める仕事などです。どれも業務の理解と判断が中心になる仕事です。
Q. AIがあれば、プログラミングを学ばなくてもいいですか?
A. 基礎の学習は欠かせません。AIが出したコードが正しいかを判断するには、プログラミングの基礎の理解が要ります。基礎を学び、その上でAIを道具として使いこなすことが、これからのエンジニアの土台です。
Q. AI時代に未経験からエンジニアを目指すのは遅いですか?
A. 遅くありません。今始める方は、最初からAIを使う前提で学べます。AIを使った開発は新しい分野なので、今から学び始める方も、同じ時期にスタートラインに立っていただけます。
Q. システムエンジニア(SE)の将来性はどうですか?
A. jobtag の令和7年度のハローワーク求人統計では、システムエンジニア(受託開発)の有効求人倍率は2.54倍です。業務を理解して何を作るか決める役割は、AIの時代により大切になっていくと考えています。
Q. 数学が苦手でも、AI時代のエンジニアになれますか?
A. 業務のシステムを作るエンジニアであれば、目指していただけます。四則演算と筋道立てて考える力があれば始められ、研修でもロジカルシンキングを一緒に学びます。AIの仕組みそのものを研究する仕事とは分けて考えていただけます。
Q. エンジニアの今後に向けて、何を学べばいいですか?
A. プログラミングの基礎、データベースとWebの仕組み、設計とテスト、そしてAIを使った開発の順に学ぶと、つながりが分かりやすくなります。その上に、プロジェクトで出会う業界の知識を重ねていきます。
Q. AI駆動開発とは何ですか?
A. AIを開発の道具として使い、設計・実装・テストを進める開発の進め方です。何を作るかを決め、AIの出したものを確かめるのは人です。RJCの入社時研修では、最終段階のLv.12で「設計・実装・テスト&AI駆動開発」を学びます。
Q. 前職の経験は、AI時代のエンジニアの仕事に生きますか?
A. 生きます。業界の知識や仕事の流れの理解(ドメイン知識)は、何を作るか決める場面や、AIに業務の言葉で的確に頼む場面で大きな力になります。AIで技術を補いやすい今、その価値は上がっていると考えています。
まとめ
- エンジニアの仕事はAIでなくなるのではなく、AIを道具として使い、何を作るか決め、正しさを判断する役割へ広がっていきます。
- AIが得意になったのはコードの下書き・調べもの・テストのたたき台など。業務の理解、お客様との対話、判断と責任は人が担い続けます。
- エンジニア(IT・通信)の転職求人倍率は12.04倍(2026年9月)、DX推進人材の量が不足と答えた日本企業は85.1%です(2026年11月2日確認)。
- 将来性が高いエンジニアは、技術の基礎・AIを使う力・業界の知識の3つを少しずつ重ねていける方です。AIで技術を補いやすい今、業界の知見の価値は上がっています。
- 未経験から今始める方は、AIを使う前提で基礎から学べます。研修がある会社なら、給与を受け取りながら一緒に学んでいただけます。
未経験からエンジニアを目指す全体像は、関連記事「未経験からエンジニアになるには?採用する会社の答え・職種の地図・1年目の年収」からたどっていただけます。
参考・出典
確認日はいずれも 2026年11月2日です。
- doda「転職求人倍率レポート(データ)」:https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/data/
- 厚生労働省 職業情報提供サイト jobtag「システムエンジニア(受託開発)」:https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/312
- 厚生労働省 職業情報提供サイト jobtag「プログラマー」:https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/313
- 経済産業省「IT人材需給に関する調査(概要)」(平成31年4月):https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/gaiyou.pdf
- IPA「DX動向2025」:https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/dx-trend/dx-trend-2025.html
- IPA「DX動向2025」本文(PDF):https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/dx-trend/tbl5kb0000001mn2-att/dx-trend-2025.pdf
- IPA 調査分析ディスカッション・ペーパー「DX動向2025-AI時代のデジタル人材育成」:https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/discussion-paper/dx2025_digital_talent_ai_era.html
- 株式会社RJC 採用情報:https://www.r-jc.jp/recruitment/
- 株式会社RJC 研修ガイド:https://www.r-jc.jp/guide/
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ほかにも、チケットレストラン、書籍読み放題、2年ごとの慰労報奨(休暇 or 金一封)、11期連続の黒字決算。