Claude Code を使ったことはありますか。「補完AIと何が違うのか」「個人では使えるが、実務レベルかと言われると自信がない」。そんな声をよく聞きます。

導入するチームは増えていて、Claude Code を「チームで信頼されるレベル」で使うための知識は、これからのエンジニアの基本になりつつあります。この記事では、その基本を3つの習慣に絞ってまとめました。RJC の無料オンラインセミナーでは、同じ内容を実際の画面で解説しています。

  • Claude Code は何が違うのか

    補完AIが「いま書いている行」を補うのに対し、Claude Code はプロジェクト全体を読んで、調査・実装・テスト実行までを自分で進めるエージェント。

    「補完」ではなく「委譲」。これが Claude Code 時代の開発スタイルです。

  • 実務で使うために、何を身につけるか

    ①指示の精度 ②差分の確認 ③テストの先行。この3つの習慣があれば、任せた仕事がチームからの信頼につながります。

    そのうえで、CLAUDE.md と Skills で「プロジェクトの常識」をAIに覚えさせると、一段上に進めます。

確認環境:Claude Code 公式ドキュメント「How Claude remembers your project」「Skills」「Hooks」(2026年10月10日確認)。

Claude Code は、補完ツールではありません

補完型のAIは、カーソルの位置から先のコードを補います。Claude Code は、プロジェクトを理解して動くAIです。

  • ファイルを横断して読み書きする
  • ターミナルでテストや git の操作を自分で進める
  • 最新のドキュメントを Web で調べながら実装する

たとえば、こう指示します。

ユーザー認証APIにレート制限を追加して。既存のテストも通るように。

この一文から、調査・実装・テストの実行までを任せられます。

観点 補完型のAI Claude Code
単位 いま書いている行・関数 機能・タスク
読む範囲 開いているファイルの前後 リポジトリ全体(必要なファイルを自分で探す)
人の役割 書きながら受け入れる 指示して、差分を確認する
得意な場面 手を止めずに書き進めたいとき 調査・実装・テストをまとめて任せたいとき

「補完」ではなく「委譲」。 これが Claude Code 時代の開発スタイルです。

「任せ方」を知っていると、チームからの信頼につながる

セミナーの核心は、エージェント型のAIを使うときに、人間側が身につける新しい習慣です。この3つを知っていると、任せた仕事がそのままチームの信頼になります。

習慣①|指示の精度:曖昧な指示は、曖昧な実装になる

エージェントは、言われたとおりに動きます。曖昧な指示は曖昧な実装につながります。「何を」「何はしないで」「何を満たすこと」まで言葉にします。

〇〇を実装して。△△はしないで。既存のテストは全部通すこと。
指示に入れるもの 例
何を 注文APIに「キャンセル理由」の項目を追加して
何はしないで 既存のレスポンスの項目名は変えないで
満たす条件 既存のテストは全部通すこと。マイグレーションも含めること
迷ったときの判断 仕様が曖昧なところは、実装せずに質問して

習慣②|差分の確認:git diff を見ずに採用しない

エージェントは、複数のファイルを同時に編集します。git diff で変更の全体を確認してから採用します。確認せずに採用すると、意図しない変更が本番に入ることがあります。

git diff                 # 変更の全体を見る
git diff --stat          # どのファイルが、どれだけ変わったか

見るところ:頼んだ範囲の外のファイルが変わっていないか。削除された行に、必要だった処理が含まれていないか。テストが「通るように書き換えられて」いないか。

習慣③|テストの先行:テストで実装を縛る

先にテストを用意して、「このテストを通す実装を書いて」と頼むと、実装の精度が大きく上がります。

このテストを全て通す実装を書いて。テストは変更しないで。

テストが仕様の代わりになり、AIの出力を機械的に検証できます。「テストは変更しないで」の一言で、テストのほうを直して通す動きも防げます。

3つの習慣が、そのまま信頼になる

指示を言葉にする、差分を全部見る、テストで縛る。この3つは、人に仕事を頼むときの作法と同じです。エージェントに対しても同じ作法で接すると、任せた仕事の品質が安定し、チームの中で「AIに任せても大丈夫な人」として信頼されるようになります。

CLAUDE.md と Skills まで扱います

セミナーの後半では、Claude Code の強みを引き出す仕組みを扱います。

CLAUDE.md:AIに「プロジェクトの常識」を覚えさせるファイル

ビルドコマンド、構成、命名規則、毎回指摘していること。こうした前提を CLAUDE.md に書いておくと、セッションのたびに説明する手間がなくなります。公式ドキュメントの目安は 1ファイル200行以内で、具体的に書くほど守られやすくなります。

参画したプロジェクトで CLAUDE.md の有無を確認し、なければ作成を提案する。それだけで、チームの中での見られ方が変わります。

Skills:よく使う作業を /コマンド にする仕組み

.claude/skills/<名前>/SKILL.md に手順を書くと、/名前 で呼べて、内容に合う依頼ではAIが自動で読み込みます。/pr と /review の2つを作るだけで、PR の質と速度が目に見えて上がります。

---
name: pr
description: 変更をコミットしてPRを作る。PRの作成、プルリクを頼まれたときに使う。
disable-model-invocation: true
---
1. `git diff` と `git log` で変更内容を把握する
2. 変更の目的・内容・確認方法をPRの本文にまとめる
3. `gh pr create` でPRを作り、URLを報告する

「Claude Code が使える」から一段上の、「Claude Code の環境を整備できる」エンジニアを目指します。環境を整えられる人は、チームのAI活用そのものを底上げできます。

GitHub Copilot への備えも、忘れずに

参画先のプロジェクトによっては、GitHub Copilot が標準のケースも多くあります。Copilot にもエージェント機能が加わっていて、「任せ方」の考え方はそのまま活きます。セミナーでは Copilot の活用パターンも扱い、どちらのツールが標準でも、初日から動ける状態で持ち帰れます。

場面 Copilot Claude Code
書きながら補完したい 得意 IDE 連携で可能
機能単位で調査から実装まで任せたい エージェント機能で可能 得意
プロジェクトの常識を覚えさせる 指示ファイル(カスタム指示) CLAUDE.md・Skills
3つの習慣 同じ 同じ

参加方法

項目 内容
参加費 無料
形式 Zoom でのオンライン開催(顔出し不要)
営業 営業のご連絡はしません
日程 高頻度で開催。LINE に登録すると、次回の日程と Zoom の URL が届きます
特典 友だち追加のあと、トークで「特典ください」と送っていただくと、実務で使っているプロンプト集と SKILL.md の実物が届きます

LINE で次回の日程を受け取る ▶
Zoom 90分・顔出し不要・営業なし

日々の開発で Claude Code を使っているエンジニアのチームが、実際の手法をそのままお伝えします。

よくいただくご質問

Q. Claude Code を使ったことがなくても参加できますか。 A. できます。補完AIとの違いから扱います。すでに使っている方には、3つの習慣と CLAUDE.md・Skills の部分が役に立ちます。

Q. 自分のプロジェクトでは Copilot しか使えません。 A. 3つの習慣(指示の精度・差分の確認・テストの先行)は、Copilot のエージェント機能でも同じように効きます。セミナーでは Copilot の活用パターンも扱います。

Q. CLAUDE.md に書いたことは、必ず守られますか。 A. CLAUDE.md は、AIが読んで従おうとするコンテキストで、強制される設定ではありません。必ず守らせたいことは、Hooks(ツール実行前にスクリプトで止める仕組み)で対応します。

Q. 営業の連絡は来ませんか。 A. 来ません。LINE はセミナーの日程と Zoom URL、特典のお届けに使うだけです。通知はオフにしていただけます。

関連する無料セミナー・記事

参考・出典

確認日はいずれも 2026年10月10日です。

  • Claude Code 公式ドキュメント「How Claude remembers your project(CLAUDE.md)」:https://code.claude.com/docs/en/memory
  • Claude Code 公式ドキュメント「Skills」:https://code.claude.com/docs/en/skills
  • Claude Code 公式ドキュメント「Hooks reference」:https://code.claude.com/docs/en/hooks

株式会社RJC ― SI事業・SES事業・AI駆動開発。RJCは一緒に成長を楽しめる会社です。

WE ARE HIRING

RJCで一緒に開発しながら、
成長を楽しみませんか?

RJCは、Web・モバイル・AIを活用した開発プロジェクトで、テックリードやPM・PMOも活躍するシステム開発会社です。会社を知る、待遇を確かめる、話を聞いてみる。気になるところ見てみてください!

  • 127日年間休日
  • 12時間平均残業時間
  • 毎日ガチャ遊びココロも大切にする福利厚生。アマギフなどの賞品ラインナップ!

ほかにも、チケットレストラン、書籍読み放題、2年ごとの慰労報奨(休暇 or 金一封)、11期連続の黒字決算。

ABOUT RJC RJCがどんな会社か知る 考え方、研修、働き方、福利厚生、社員の前職まで。RJCのことが丸わかり! RJC丸わかりページへ JOB DESCRIPTION 仕事内容・待遇を見てみる 仕事内容、給与・待遇、選考の流れ。経験者も未経験も!応募前に知りたいこと、まとめました! 募集要項を見る ENTRY エントリーする エントリーは1〜2分・履歴書不要です。まずは話を聞いてみたい、という方でも歓迎です! エントリーフォームへ

RJCで一緒に開発しながら、 成長を楽しみませんか?