「AIに頼んでも、思ったコードが出てこない」。原因の多くは、AIの能力ではなく指示の出し方にあります。 そして Claude Code には、その指示を毎回書かなくても済むように、「開発の作法」をファイルとして覚えさせる Skill(SKILL.md) という仕組みがあります。

この記事では、SKILL.md の書き方(置き場所・フロントマター・最小の例・公式の目安)を解説したうえで、RJC のAI駆動開発チームが実務で磨いた SKILL.md の実物2本とプロンプト集を、LINE で無料でお渡ししています。

  • SKILL.md とは

    Claude Code に「この作業はこの手順で」と覚えさせるファイル。.claude/skills/<名前>/SKILL.md に置くと、/名前 で呼べて、内容に合う依頼ではAIが自動で読み込む。

    以前のカスタムスラッシュコマンド(.claude/commands/)は Skills に統合されました。

  • 特典で受け取れるもの

    ①実務プロンプト集 ②コードレビュー用 SKILL.md ③設計→実装→単体テスト用 SKILL.md の実物。

    LINE で友だち追加のあと、トークで「特典ください」と送っていただくと届きます。

確認環境:Claude Code 公式ドキュメント「Skills」(2026年10月10日確認)。置き場所・フロントマターの項目・行数の目安は、この記事の作成時点の公式ドキュメントの記載です。

SKILL.md の書き方:5分で分かる基本

置き場所

範囲 置き場所 向いている内容
自分だけ(全プロジェクト) ~/.claude/skills/<名前>/SKILL.md 自分の作業の型
プロジェクト(チームで共有) .claude/skills/<名前>/SKILL.md コードレビューの観点、リリース手順など、Git で共有したいもの
プラグイン <plugin>/skills/<名前>/SKILL.md /プラグイン名:スキル名 で呼ぶ

チームで同じ作法をそろえたいなら、プロジェクトの .claude/skills/ に置いてコミットします。これだけで、チーム全員の Claude Code が同じ手順を読みます。

最小の例

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name: review
description: 変更差分をRJC式の観点でレビューする。コードレビュー、PRの確認、差分の指摘を頼まれたときに使う。
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## やること
1. `git diff` で変更差分を読む
2. 次の観点で指摘する:境界値、例外処理、ログに秘密情報が出ていないか、テストの有無
3. 指摘は「場所 → 問題 → 直し方」の順に、重要なものから並べる

.claude/skills/review/SKILL.md に置くと、/review で呼べます。description に「何をするか」と「いつ使うか」を書くのがいちばん大事です。Claude は description を見て、依頼に合うときにそのスキルを自動で読み込みます。

フロントマターの主な項目

項目 意味
name コマンド名。省略するとフォルダ名になる
description 何をするか・いつ使うか。AIが読み込むかどうかを決める材料。いちばんの用途を先頭に書く
disable-model-invocation true にすると、AIからは自動で呼ばれず、人が /名前 で呼んだときだけ動く(デプロイ・コミットなど作業系に)
user-invocable false にすると / のメニューに出さず、AIだけが使う(知識・規約系に)
allowed-tools そのスキルの実行中に、確認なしで使えるツール
context: fork サブエージェントとして別のコンテキストで実行する

このほか argument-hint(引数のヒント)、model・effort(そのターンだけモデルや思考の深さを変える)、paths(対象ファイルを絞る)などがあります。

公式ドキュメントの目安

目安 内容
長さ SKILL.md は500行以内。詳しい参考資料は別ファイルに分け、SKILL.md からリンクする(必要なときだけ読まれる)
書き方 「何をするか」を簡潔に。読み込まれたスキルはそのターンの間コンテキストに残るので、物語のように書かない
使い分け 規約・知識のような参照系はそのまま。デプロイ・コミットのような作業系は disable-model-invocation: true にすることが多い
確認 /skills で一覧とトークン数を確認できる。/context で読み込まれているものを確認できる

CLAUDE.md との違い

置く場所 向いている内容 読まれるタイミング
CLAUDE.md 毎回知っておいてほしい事実・規約(コマンド、構成、命名) 毎セッションの最初(200行以内が目安)
Skills(SKILL.md) 特定の作業の手順(レビュー、設計→実装→テスト、リリース) その作業を頼まれたとき・/名前 で呼んだとき
Hooks 必ず守らせたいこと(保護ファイルの編集を止める、など) ツール実行の前後に、スクリプトとして

毎回の手順を CLAUDE.md に書くと、関係ない作業のときも読み込まれてトークンを使います。 手順は Skills に移すと、CLAUDE.md を短く保てます。

書き方は分かった。では「良い SKILL.md」はどう作るのか

ここからが本題です。基本の書き方は上のとおりですが、「どの観点を、どの順で、どう指摘させるか」の中身は、実際に使って磨いたものを見るのがいちばんの近道です。RJC のAI駆動開発チームが日々の開発で使っている実物を、そのままの形でお渡ししています。

特典①|実務プロンプト集

RJC のエンジニアが試行錯誤して磨いた、実務直結のプロンプト集です。

  • 出力の「型」を安定させる、具体例の見せ方
  • プロンプトを支える4つの要素の組み立て方
  • コードレビュー・デバッグ・設計書作成という、場面別の実例

コピーして自分のプロジェクト向けに少し書き換えるだけで使えます。

特典②|Claude Code 用 Skill(SKILL.md)の実物2本

こちらが本命です。RJC のAI駆動開発チームが研究して作った SKILL.md を、そのままの形でお渡しします。

  • RJC式コードレビューの Skill

    RJC式のコードレビューの観点を組み込んだ SKILL.md です。レビューを頼むたびに、同じ観点で見てくれるようになります。

  • 設計 → 実装 → 単体テストの Skill

    設計 → 実装 → 単体テストのサイクルを回す SKILL.md です。1機能をこの順で進める型が、そのまま手に入ります。

Skill の書き方が分からない方には、作り込まれた SKILL.md がそのまま教材になります。上の「最小の例」と見比べると、description の書き方や手順の粒度の参考になります。

受け取り方(友だち追加のあと、ひと言だけ)

  1. 1

    LINE で友だち追加

    下のボタンから追加します。

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    トークで「特典ください」と送る

    友だち追加だけでは、どなたが希望されているか分からないため、この一言が必要です。

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    プロンプト集と SKILL.md が届く

    メッセージを確認しだい、お送りします。Claude Code は仕様の更新が頻繁なので、アップデート版も LINE で随時お届けします。

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なぜ、無料で公開するのか

RJC はAI駆動開発に取り組むエンジニアのチームで、無料のAI開発セミナー(Zoom 90分)を開いています。プロンプトと Skill は、そのセミナーで扱う内容の一部です。実物を先に触っていただくと、セミナーがより面白くなる。それが公開の理由です。

次回のセミナーの日程と Zoom URL も、同じ LINE でご案内しています。「AI時代の開発を、何から始めればいいか」の最初の一歩に使っていただけると嬉しいです。

よくいただくご質問

Q. Skills と、以前のカスタムスラッシュコマンドは何が違いますか。 A. .claude/commands/deploy.md と .claude/skills/deploy/SKILL.md は、どちらも /deploy を作ります。既存のコマンドファイルはそのまま動きます。Skills はそれに加えて、補助ファイルを持てる、AIが自動で読み込む、呼び出し方を制御できる、という点が広がっています。

Q. SKILL.md は何行くらいが適切ですか。 A. 公式ドキュメントでは500行以内が目安です。詳しい参考資料は別ファイルに分けてリンクすると、必要なときだけ読まれます。CLAUDE.md は200行以内が目安で、こちらはさらに短く保ちます。

Q. 特典の SKILL.md は、自分のプロジェクトでそのまま使えますか。 A. 使えます。.claude/skills/ に置くだけで動きます。レビューの観点はプロジェクトに合わせて足したり減らしたりすると、より効きます。

Q. 友だち追加しただけでは届きませんか。 A. 届きません。どなたが希望されているか分からないため、トークで「特典ください」と一言お送りいただく形にしています。

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参考・出典

確認日は 2026年10月10日です。

  • Claude Code 公式ドキュメント「Skills」:https://code.claude.com/docs/en/skills
  • Claude Code 公式ドキュメント「How Claude remembers your project(CLAUDE.md)」:https://code.claude.com/docs/en/memory

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