人事・総務・労務からエンジニアへ、未経験で転職することはできます。しかも、入社・異動・退職の手続き、勤怠の締め、給与計算、社会保険の手続き、年末調整という人事・総務の仕事の流れは、人事給与システムや勤怠管理システムの機能の並びとほぼ同じで、仕様書に出てくる「締め」「控除」「標準報酬」「年調」を説明なしで読めることは、要件定義とテストの工程でそのまま生きます。 厚生労働省の職業情報提供サイト(jobtag)は、人事事務を「採用から退職までの従業員の人事管理に関わる事務を行う」仕事と書き、「入職にあたって特に学歴や資格は必要とされない」としています。人事と給与の仕組みは、業種を問わずどの会社にもあります。毎月の締めを正確に回し、制度が変わるたびに手続きを直してきた人の経験は、どの業界の業務システムでも通じます。この記事は、他業種からの転職者を未経験から採用し、入社後4か月の研修で育てている会社の立場から、人事・総務の知識が生きる工程、数字、職種別、転職理由別の確かめ方、年収の現実、採用する側が見ている3つ、1年目〜3年目、そして RJC の場合までを書いたものです。

確認日:2026年10月11日(一部は10月6日・7日・10日)。人事事務の記述と有効求人倍率は厚生労働省 jobtag、有効求人倍率(職業別)は厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)」、転職後の賃金は厚生労働省「令和7年雇用動向調査」、企業の採用状況はレバテック「IT人材白書2026」、求人件数は doda の検索結果、開発者のAI利用は Stack Overflow「2025 Developer Survey」を、確認日に開いて引用しています。「人事・総務の知識が生きる工程」「面談で見ているもの」は、他業種からの転職者を採用して育てている経験をもとにした整理です。

この記事の結論

人事・総務からエンジニアになれるか

なれる。jobtag:「他業界からの転職者も比較的多い」。人事事務もプログラマーも「特に学歴や資格は必要とされない」仕事。未経験者を採用中・検討中の企業は7割超

jobtag、レバテック「IT人材白書2026」

人事・総務の知識は生きるか

生きる。手続き・勤怠・給与・社会保険・年末調整の流れは人事給与・勤怠システムの機能の並びとほぼ同じ。締めの前後で数字がどう動くか分かる(テスト)、改正の影響の範囲が分かる(運用)

本文の「システムのどこに当たるか」

どの業界でも通じるか

通じる。人事と給与の仕組みは業種を問わずどの会社にもある

本文

求人はあるか

ある。doda IT・通信業界×職種未経験歓迎 5,762件。「人事」を含む求人1,285件、「給与計算」64件(福利厚生や社内の部署の記載を含む)

doda(確認日時点)

年収はどうなるか

年収は役割で決まる。1年目は前職と同じ程度からが多く、前職によっては下がることもある。3年目に詳細設計を任されるかで差がつく

本文の「年収の現実」

採用する側は何を見ているか

分からないときにどうするか、手を動かして確かめるか、人に説明できるか。社労士などの資格の有無や作品ではない

本文、採用する側の整理

いつ応募するか

今からでも。学習を終えてからでなくても応募できる。研修で育てる会社なら学ぶのは入社後からでも間に合う

本文

数字で見る「人事・総務からエンジニア」

0.97倍人事事務の有効求人倍率(令和7年度)システムエンジニア(受託開発)は2.54倍。厚生労働省 jobtag
0.29倍一般事務従事者の有効求人倍率(令和8年8月)情報処理・通信技術者は1.33倍、職業計1.06倍。厚生労働省「一般職業紹介状況」
1,285件doda IT・通信業界で「人事」を含む職種未経験歓迎の求人「給与計算」を含む求人は64件。全体は5,762件。確認日時点
49.8%25〜29歳の転職入職者で、賃金が増えた人の割合(2025年)減った人は23.9%。全体では増40.8%・減31.0%。厚生労働省「雇用動向調査」
26.9%採用で重視する点の2位「前職の業務内容」1位はコミュニケーション能力30.7%。レバテック「IT人材白書2026」
73.4%未経験者を採用中・採用を検討中の企業採用中28.4%、検討中45.0%。同白書
項目 数値 出典
jobtag 人事事務 「採用から退職までの従業員の人事管理に関わる事務を行う」「従業員の雇用に関しては、採用、配置、異動、昇進、退職などの事務手続きを行う」「入職にあたって特に学歴や資格は必要とされない」。有効求人倍率0.97(令和7年度) 厚生労働省 jobtag
有効求人倍率(常用・パート含む、令和8年8月) 情報処理・通信技術者1.33倍、一般事務従事者0.29倍、職業計1.06倍 厚生労働省「一般職業紹介状況」参考統計表6
doda IT・通信業界×職種未経験歓迎5,762件。「人事」1,285件、「給与計算」64件 doda(確認日時点)
jobtag SE(受託開発) 「IT以外の様々な業界の経験や知識も生かせることから、他業界からの転職者も比較的多い」「理系のイメージが強いが文系も多い」 厚生労働省 jobtag(2026年10月7日確認)
転職後の賃金 増加/減少(2025年) 全体40.8%/31.0%。20〜24歳55.2%/17.5%、25〜29歳49.8%/23.9% 厚生労働省「雇用動向調査」
未経験者の採用状況 採用中28.4%、検討中45.0%。理由:経験者採用が難しい46.5%。採用で重視:コミュニケーション能力30.7%、前職の業務内容26.9% レバテック「IT人材白書2026」(2026年10月6日確認)
開発者のAI利用 84%が使用または使用予定。「ほぼ正しいが完全ではない」が最大の不満66% Stack Overflow「2025 Developer Survey」(2026年10月7日確認)

読み方は3つです。

  1. 人事と給与の仕組みは、どの会社にもある。 業界の知識と違い、手続き・勤怠・給与・社会保険の流れは業種を問わず共通です。どの業界の業務システムでも、社員とお金の流れの部分で話が通じます。
  2. 事務職の求人は少なく、開発の求人は多い。 一般事務従事者の有効求人倍率は0.29倍、情報処理・通信技術者は1.33倍です。正確さと締めの段取りを、求人の多い仕事で生かす道があります。
  3. 採用で重視する2位は「前職の業務内容」。 毎月の締めを回し、制度の改正に合わせて手続きを直してきた経験は、面談で具体的に話せる材料です。

本記事の内容は、ご自由にお使いください。
ご利用の際は、出典として本ページへのリンクを記載いただけますようお願いします。

(記載例)出典:株式会社RJC「人事・総務からエンジニアへ転職|給与・勤怠・社会保険の知識が生きる工程」

人事・総務の仕事の流れが、システムのどこに当たるか:採用する側の整理

人事・総務の仕事の流れ → システムのどこに当たるか

入社・異動・退職の手続き
→
社員の情報(人事マスタ)の機能要件定義:手続きの順番と例外を知っている
勤怠の管理と月末の締め
→
勤怠管理の機能テスト:締めの前後で数字がどう動くか分かる
給与計算と明細の発行
→
給与計算の機能テスト:支給額・控除額のずれに気づける
社会保険・雇用保険の手続き
→
手続き・届出の機能要件定義:届け出の期限と条件が分かる
年末調整・制度の改正への対応
→
年末調整・改正の反映運用:改正の時期と影響の範囲が分かる

仕様書に出てくる「締め」「控除」「標準報酬」「年調」の意味を、人事・総務の人は説明なしで読める

最初に戸惑う「書く・動かす」は研修で育つ人事・総務の出身者は、毎月の締めと手続きの順番に壁がない

人事・総務の仕事の流れは、人事給与・勤怠システムの機能の並びとほぼ同じ。下の表には、要件・テスト・運用のどこで生きるかと、1年目にどう見えるかも載せた

人事・総務の仕事の流れ システムのどこに当たるか 要件・テスト・運用で生きる場面と、1年目にどう見えるか
入社・異動・退職:届出、社員の情報の登録と変更 社員の情報(人事マスタ)の機能 要件定義。手続きの順番と「この日付ではこう扱う」例外を知っているので、設計書の分岐を追える
勤怠:打刻の確認、休暇の管理、月末の締め 勤怠管理の機能 テスト。締めの前後で数字がどう動くか、締めたあとに直す手順が分かる
給与計算:支給と控除の計算、明細の発行 給与計算の機能 テスト。支給額・控除額のずれ、月の途中で入社・退職した人の計算に気づける
社会保険・雇用保険:資格の取得と喪失の手続き 手続き・届出の機能 要件定義。届け出の期限と条件、必要な項目が分かる
年末調整・制度の改正:毎年の計算、改正の反映 年末調整・改正の反映 運用。改正の時期と影響の範囲が分かり、改修の相談で話が通じる

人事・総務の人が最初に戸惑うのは「書く・動かす」の工程ですが、これは研修で育ちます。逆に、研修では育ちにくい「毎月の締めの段取り」「手続きの例外を知っている」「1円・1分の正確さ」を、人事・総務の人は入社前から持っています。採用する側がはっきり言えるのは、人事・総務の出身者は要件を読む段階で用語の壁がなく、テストの観点が「入社した月」「退職した月」「改正の前後」のような境目に沿って出てくるということです。境目は、不具合が最も起きやすい場所です。

人事・総務の知識が生きる3つの場面

読

要件を読む

仕様書には「締め」「控除」「標準報酬」「年調」が説明なしに出てくる。人事・総務の人は辞書を引かずに読み、「この手続きのときはこの状態になる」を先に言える

1年目:設計書の読み合わせで止まらない

試

テストで異常に気づく

月の途中の入社・退職、締めの前後、改正の前後。境目を知っている人は「この結果はおかしい」に気づける

1年目:テストの抜けが少ない

話

顧客と話せる

人事給与・勤怠システムの要望を出すのは、その会社の人事・総務の人。同じ言葉で話せる人は、2〜3年目に顧客との調整役へ進みやすい

2〜3年目:設計と調整へ

この3つは、研修で教えられるものではなく、入社前の仕事でしか身につきません。1年目のうちは「書く・動かす」で先輩に追いつく期間で、2年目以降、締めと手続きの知識が設計の工程で差になって現れます。

人事・総務の職種別に生きる経験

前職 特に生きる力 向く場面
人事(採用・配置・評価) 採用の手続き、異動の調整、評価の取りまとめ 要件を聞く、人に説明する、顧客との調整
労務(勤怠・給与・社会保険) 月末の締め、給与計算、資格の取得と喪失の手続き テスト(締めと計算)、要件定義
総務 規程の管理、備品と契約、社内の問い合わせ 規程を読む、運用の問い合わせ対応
社労士事務所のスタッフ 複数の会社の手続きと給与計算 業務の比較、要件の違いに気づく
給与計算の代行 多くの会社の締めと計算を期限どおりに回す テスト、段取り、データの扱い
採用の担当(面接の調整) 応募者との連絡、日程の調整 報告・相談、人に説明する

転職理由別に、求人票で確かめること

人事・総務から転職を考える理由で多いのは、「月末・年末に忙しさが集中する」「社内の調整が多く、成果が見えにくい」「専門性が身についているか不安」「手に職をつけたい」です。同じ理由を繰り返さないために、求人票で確かめる項目を整理します。

転職理由月末・年末に忙しさが集中する
→
求人票で確かめること始業・終業の時刻、年間休日、完全週休2日か。1年目の仕事の中身が書かれているか

人事・総務で起きていたこと:締めと年末調整の時期に作業が集中する

転職理由社内の調整が多く、成果が見えにくい
→
求人票で確かめること役割の道(SE→リーダー→PM など)と、役割ごとの年収モデルが公開されているか

人事・総務で起きていたこと:調整の仕事は、評価の基準が見えにくい

転職理由専門性が身についているか不安
→
求人票で確かめること研修の期間と中身、研修のあとの育成の仕組み(技術・設計の研修)が書かれているか

人事・総務で起きていたこと:手続きの知識はあっても、社外で通じる形になっていないと感じる

転職理由手に職をつけたい
→
求人票で確かめること「書く・動かす」を基礎から教える研修があるか。学ぶための講座・書籍の支援があるか

人事・総務で起きていたこと:システムを使う側にいて、作る側の技術がない

年収の現実:1年目は前職と同じ程度から

採用する側として正直に書くと、未経験の1年目の年収は、人事・総務の時と同じ程度から始まることが多く、前職によっては下がることもあります。厚生労働省「雇用動向調査」では、転職入職者全体で40.8%が賃金増、31.0%が賃金減で、25〜29歳では49.8%が増、23.9%が減です。エンジニアの年収は役割で決まり、3年目に詳細設計、5年目に基本設計・リーダーへ進むかで差がつきます。年代・役割ごとの年収モデルを公開している会社なら、入る前に見通しが立ちます。

採用する側が面談で見ている3つ

1

分からないときにどうするか

止まったまま待つ人より、調べて聞く人のほうが伸びる

人事・総務の人はどう話せるか:締めの直前に数字が合わなかったとき、どこから確かめて誰に相談したか

2

手を動かして確かめるか

AIの出力を「動かして確かめる」人かどうか

人事・総務の人はどう話せるか:制度の改正のたびに手続きを直してきた習慣。体験会・面談でのやり取り

3

人に説明できるか

顧客・先輩・AIに「何を・なぜ」を伝えられる人は設計へ進める

人事・総務の人はどう話せるか:社会保険の仕組みを、新しく入った社員に分かるように話す

見ていないのは「社労士などの資格の有無」「作品」「学習の量」です。応募の前に何かを仕上げておかなくても応募できます。

1年目から3年目まで:人事・総務出身者の道筋

入社〜研修

言語の基礎、データベース、Web の仕組み、設計とテスト人事・総務の経験が生きるところ:規程を読むように設計書を読む。分からないことを早く聞く

1年目

小さな修正、テスト、既存の仕組みを読む。「配属後、半年から1年間程度、先輩の指導を受けながら」(jobtag PG)人事・総務の経験が生きるところ:報告・相談。画面と帳票の数字の関係が読める

2年目

機能単位で任される人事・総務の経験が生きるところ:テストの観点を「境目」で出す。締めと改正の前後を確かめる

3年目詳細設計

詳細設計を書く。「3年目頃には一人で詳細設計を書けるようになる」(jobtag SE)人事・総務の経験が生きるところ:人事・総務の人と同じ言葉で話せる。顧客との調整役へ

生成AI時代、人事・総務の知識はさらに生きる

Stack Overflow の2025年調査では、開発者の84%がAIツールを使っているか使う予定で、66%が「ほぼ正しいが、完全ではない」ことを最大の不満に挙げています。コードの雛形はAIが出す時代になり、開発職で残るのは「何を作るかを決める」「出力を確かめる」「人に伝える」です。AIが書いた給与計算が、月の途中で入社した人や、改正の前後で正しく動くか。境目を知っている人でなければ、確かめる観点が出てきません。

決

何を作るかを決める

手続きの順番と例外を知っている人が、作るものを決められる

確

出力を確かめる

66%の開発者が「ほぼ正しいが、完全ではない」を最大の不満に挙げている。締めの数字を突き合わせるように確かめる人が要る

伝

人に伝える

AIへの指示も、社員への制度の説明と同じ。相手に伝わる言葉で「何を・なぜ」を書く

確かめて分かったこと(2026年10月の公開データ)

項目 数値・記述 出典
jobtag 人事事務 「採用から退職までの従業員の人事管理に関わる事務を行う」。「特に学歴や資格は必要とされない」。関連資格に社会保険労務士など。有効求人倍率0.97(令和7年度) 厚生労働省 jobtag
一般職業紹介状況(令和8年8月分) 有効求人倍率 情報処理・通信技術者1.33倍、一般事務従事者0.29倍、職業計1.06倍 厚生労働省 参考統計表6(常用・パート含む)
doda IT・通信業界×職種未経験歓迎5,762件。「人事」1,285件、「給与計算」64件 doda(確認日時点)
jobtag SE・プログラマー 「他業界からの転職者も比較的多い」「文系も多い」「特に学歴や資格は必要とされない」「3年目頃には一人で詳細設計」 厚生労働省 jobtag(2026年10月7日確認)
レバテック 未経験採用中28.4%、検討中45.0%。理由:経験者採用が難しい46.5%。採用で重視:コミュニケーション能力30.7%、前職の業務内容26.9% 「IT人材白書2026」
Stack Overflow 2025 AI利用84%、「ほぼ正しいが完全ではない」66% 「2025 Developer Survey」

よくある質問

人事・総務から未経験でエンジニアになれますか

なれます。jobtag はシステムエンジニアについて「他業界からの転職者も比較的多い」、プログラマーについて「特に学歴や資格は必要とされない」としています。人事・総務の人は、人事給与や勤怠のシステムを毎日使う側にいて、画面と数字の関係を知っています。

人事・総務の知識はエンジニアで生きますか

生きます。手続き・勤怠・給与・社会保険・年末調整の流れは、人事給与・勤怠システムの機能の並びとほぼ同じです。締めの前後で数字がどう動くか分かる力はテストに、改正の影響の範囲が分かる力は運用に、そのまま生きます。

人事給与システムの開発だけになりますか

なりません。入社後にどの分野の開発を担当するかは会社と時期によって違います。ただ、人事と給与の仕組みは業種を問わずどの会社にもあるので、どの業界の業務システムでも、社員とお金の流れの部分で知識が生きます。

採用の担当でした。開発に役立ちますか

役立ちます。応募者と日程を調整し、条件を確かめ、分かるように説明してきた経験は、要件を聞く・報告する・説明するというエンジニアの会話の場面でそのまま生きます。

社労士の勉強をしていました。無駄になりますか

無駄になりません。応募の条件ではありませんが、社会保険と労働の制度の知識は、業務の理解としてそのまま生きます。ITの資格は任意で、もし取りたい方は入社後に取り組むのも一つの方法です。

Excel で勤怠や給与の集計をしていました。有利ですか

有利に働く場面があります。関数を組み合わせて集計を作った経験は、「入力→処理→出力」を考えるプログラミングの入口と同じ考え方です。ただし、プログラミング言語は研修で基礎から学ぶのが一般的です。

年収は下がりますか

1年目は人事・総務の時と同じ程度から始まることが多く、前職によっては下がることもあります。転職入職者全体では40.8%が賃金増、31.0%が賃金減です。年収は役割で決まるので、3年目に設計を任されるか、年収モデルが公開されているかで会社を選ぶと、入った後の見通しが立ちます。

プログラミングを勉強してから応募すべきですか

いいえ。応募は今からでも受け付けています。研修で育てる会社なら、学ぶのは入社後からでも間に合います。人事・総務の人が持っていない「書く・動かす」は研修で育ち、持っている「締め・手続き・正確さ」は研修では育ちにくいものです。

20代後半でも間に合いますか

間に合います。25〜29歳の転職入職者の49.8%が賃金増で、採用する側が見ているのは年齢ではなく向き合い方と説明する力です。迷っている間も年齢は上がるので、早めに動いたほうが選択肢は広く保てます。

人事・総務の経験を生かせる求人はどう探せばいいですか

doda で業種をIT・通信業界、条件を職種未経験歓迎に絞り、キーワード「人事」を含めると1,285件、「給与計算」なら64件です(福利厚生や社内の部署の記載を含む件数。確認日時点)。求人票では、研修の期間と中身、1年目の仕事、役割の道、固定給かどうかが書かれているかが目安になります。

RJC に人事・総務から転職する場合

最後に、この記事を書いている RJC(株式会社RJC)の場合を、公開中の採用情報と入社時研修の内容から書いておきます。RJC は、顧客やSIerの開発チームに入って開発する SES事業を主に、自社で引き受けて開発する SI事業も行う会社で、未経験採用は他業種からの転職者が中心です。これまでに500名以上の未経験者を育ててきました。

応募エントリーフォームの「プログラマ(未経験者)」から。資格・作品は条件にしていない
入社時研修 4か月・12段階「書く・動かす」を基礎から。採用した担当者が修了まで伴走
10年育成プログラム技術研修・設計研修・昇進研修。SE→リーダー→PM、またはテックリード→アーキテクト
応募の条件
学歴不問、業界未経験者大歓迎。元フリーター・他業種からの転職者も活躍中。資格・作品は条件にしていない
入社時研修
4か月・12段階。Java の基礎から、オブジェクト指向、データベースと SQL、Web の基礎、Spring Boot、JavaScript・React・Next.js と進み、最終段階で設計・実装・単体テストのサイクルを AI と一緒に回す(AI駆動開発)
研修の形
採用した担当者が研修の修了まで伴走する
研修のあと
10年育成プログラム(技術研修・設計研修・昇進研修)。600本以上の動画講座、書籍購入費用の会社負担
役割の道
SE→リーダー→プロジェクトマネージャー、またはテックリード→アーキテクト
給与
未経験・1年目は年収308万〜322万円。昇給年1回、賞与年2回
働き方
年間休日127日、完全週休2日(土日)、9:00〜18:00。11期連続黒字
応募
エントリーフォームの希望職種「プログラマ(未経験者)」から。向いているかを先に確かめたい方は「インターン・研修体験を希望の方」から

人事・総務の仕事で身につけた「締めの段取り・手続きの例外を知っている・正確に扱う」は、そのまま持ち込める力です。「書く・動かす」は入社後の研修で、採用した担当者が修了まで一緒に伴走します。

参考・出典

  • 厚生労働省 職業情報提供サイト(jobtag)「人事事務」 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/432 (2026-10-11 確認)
  • doda 求人検索 業種IT・通信×職種未経験歓迎 https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchList/j_ind__01L/-op__70/-preBtn__3/ 、同×キーワード「人事」 https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchList/j_k__/%E4%BA%BA%E4%BA%8B/-ind__01L/-op__70/-preBtn__3/ 、同×キーワード「給与計算」 https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchList/j_k__/%E7%B5%A6%E4%B8%8E%E8%A8%88%E7%AE%97/-ind__01L/-op__70/-preBtn__3/ (2026-10-11 確認、表示件数)
  • 情報サービス産業協会(JISA)「2025年版 情報サービス産業 基本統計調査」図表2-20 取引先別売上高構成(2024年度、300社) https://www.jisa.or.jp/Portals/0/report/basic2025report.pdf (2026-10-10 確認)
  • 厚生労働省「令和7年雇用動向調査」結果の概要 2 産業別の入職と離職 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/26-2/dl/kekka_gaiyo-02.pdf 、3 転職入職者の状況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/26-2/dl/kekka_gaiyo-03.pdf (2026-10-10 確認)
  • 総務省統計局「労働力調査(基本集計)2025年(令和7年)平均結果の概要」表Ⅰ-8 主な産業別就業者数 https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/ft/pdf/gaiyou.pdf (2026-10-10 確認)
  • 厚生労働省 職業情報提供サイト(jobtag)「システムエンジニア(受託開発)」 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/312 、「プログラマー」 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/313 (2026-10-07 確認)
  • 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_76397.html 、参考統計表 https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/001753011.pdf (2026-10-10 確認)
  • レバテック「IT人材白書2026」 https://levtech.jp/files/doc/levtech_research_2026.pdf (2026-10-06 確認)
  • Stack Overflow「2025 Developer Survey」AI https://survey.stackoverflow.co/2025/ai (2026-10-07 確認)
  • 株式会社RJC「採用情報」 https://www.r-jc.jp/recruitment/ (2026-10-10 確認)

本記事の内容は、ご自由にお使いください。
ご利用の際は、出典として本ページへのリンクを記載いただけますようお願いします。

(記載例)出典:株式会社RJC「人事・総務からエンジニアへ転職|給与・勤怠・社会保険の知識が生きる工程」

株式会社RJC ― SI事業・SES事業・AI駆動開発。RJCは一緒に成長を楽しめる会社です。

WE ARE HIRING

RJCで一緒に開発しながら、
成長を楽しみませんか?

RJCは、Web・モバイル・AIを活用した開発プロジェクトで、テックリードやPM・PMOも活躍するシステム開発会社です。会社を知る、待遇を確かめる、話を聞いてみる。気になるところ見てみてください!

  • 127日年間休日
  • 12時間平均残業時間
  • 毎日ガチャ遊びココロも大切にする福利厚生。アマギフなどの賞品ラインナップ!

ほかにも、チケットレストラン、書籍読み放題、2年ごとの慰労報奨(休暇 or 金一封)、11期連続の黒字決算。

ABOUT RJC RJCがどんな会社か知る 考え方、研修、働き方、福利厚生、社員の前職まで。RJCのことが丸わかり! RJC丸わかりページへ JOB DESCRIPTION 仕事内容・待遇を見てみる 仕事内容、給与・待遇、選考の流れ。経験者も未経験も!応募前に知りたいこと、まとめました! 募集要項を見る ENTRY エントリーする エントリーは1〜2分・履歴書不要です。まずは話を聞いてみたい、という方でも歓迎です! エントリーフォームへ

RJCで一緒に開発しながら、 成長を楽しみませんか?