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スプレッドシートSPLIT関数の使い方|分割とTEXTJOIN結合
SPLIT 関数は、指定した区切り文字の前後でテキストを分け、同じ行の別々のセルに並べる関数です。 氏名を姓と名に分けるなら =SPLIT(A2," ") のように、半角の空白と全角の空白を両方とも区切り文字に入れます。片方だけ欲しいときは =INDEX(SPLIT(A2," "),1,1) のように INDEX で包みます。
この記事は「分ける → 整える → つなぎ直す」の流れに絞り、SPLIT の第3引数・第4引数の4通りの結果、INDEX で n 番目だけ取り出す式、JOIN と TEXTJOIN の違い、分割と結合を1つの式にまとめる書き方、正規表現の関数との選び方をまとめます。
確認環境(2026-10-06):関数の構文・引数・既定値は、Google ドキュメント エディタ ヘルプの SPLIT・JOIN・TEXTJOIN・INDEX・ARRAYFORMULA・TRIM・REGEXEXTRACT の各ページの記載に沿っています。表の「結果」は、ヘルプに書かれた分割の決まりを Python 3.11.15 で再現して求めた値、TEXTJOIN の結果は LibreOffice Calc 24.2 の TEXTJOIN で求めた値です。
この記事の結論
- 氏名を姓と名に分ける:
=SPLIT(A2," ")(区切り文字に半角の空白と全角の空白を並べて書く) - 姓だけ・名だけ欲しい:
=INDEX(SPLIT(A2," "),1,1)が姓、=INDEX(SPLIT(A2," "),1,2)が名 - 第3引数は「区切り文字を1文字ずつ見るか、まとまりで見るか」、第4引数は「空の結果を消すか、残すか」。どちらも既定は TRUE です。
- つなぎ直すなら TEXTJOIN。 第2引数で、空のセルを無視するかどうかを選べます。
- 区切りが決まっているなら SPLIT、形が決まっているなら正規表現(REGEXEXTRACT)を選びます。
SPLIT・INDEX・JOIN・TEXTJOIN の早見表
| やりたいこと | 数式 | A2 の例 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 空白で姓と名に分ける(半角・全角どちらでも) | =SPLIT(A2," ") |
佐藤 花子 | 佐藤 / 花子(2つのセル) |
| カンマで分ける | =SPLIT(A2,",") |
A,B,C | A / B / C |
| 1番目だけ取り出す | =INDEX(SPLIT(A2," "),1,1) |
山田 太郎 | 山田 |
| 2番目だけ取り出す | =INDEX(SPLIT(A2," "),1,2) |
山田 太郎 | 太郎 |
| 語を区切りにする | =SPLIT(A2," and ",FALSE) |
Osaka and Nara | Osaka / Nara |
| 空の項目も残して分ける | =SPLIT(A2,",",TRUE,FALSE) |
A,,C | A /(空)/ C |
| 範囲をつなぐ(空のセルは飛ばす) | =TEXTJOIN("、",TRUE,A1:D1) |
りんご・(空)・みかん・ぶどう | りんご、みかん、ぶどう |
| 範囲をつなぐ(空のセルも数える) | =TEXTJOIN("、",FALSE,A1:D1) |
同上 | りんご、、みかん、ぶどう |
| 1行または1列をつなぐ | =JOIN("-",A1:A100) |
- | A1 から A100 を - でつないだ文字列 |
| 分けて、整えて、つなぎ直す | =ARRAYFORMULA(TEXTJOIN(",",TRUE,TRIM(SPLIT(A2,",")))) |
りんご , みかん,, ぶどう | りんご,みかん,ぶどう |
| 姓と名を入れ替える | =TEXTJOIN(" ",TRUE,INDEX(SPLIT(A2," "),1,2),INDEX(SPLIT(A2," "),1,1)) |
佐藤 花子 | 花子 佐藤 |
本記事の内容は、ご自由にお使いください。
ご利用の際は、出典として本ページへのリンクを記載いただけますようお願いします。
(記載例)出典:株式会社RJC「スプレッドシートSPLIT関数の使い方|分割とTEXTJOIN結合」
表計算ソフトに貼れる形(タブ区切り)です。
やりたいこと 数式
空白で姓と名に分ける =SPLIT(A2," ")
カンマで分ける =SPLIT(A2,",")
1番目だけ取り出す =INDEX(SPLIT(A2," "),1,1)
2番目だけ取り出す =INDEX(SPLIT(A2," "),1,2)
語を区切りにする =SPLIT(A2," and ",FALSE)
空の項目も残して分ける =SPLIT(A2,",",TRUE,FALSE)
範囲をつなぐ(空のセルは飛ばす) =TEXTJOIN("、",TRUE,A1:D1)
範囲をつなぐ(空のセルも数える) =TEXTJOIN("、",FALSE,A1:D1)
1行または1列をつなぐ =JOIN("-",A1:A100)
分けて整えてつなぎ直す =ARRAYFORMULA(TEXTJOIN(",",TRUE,TRIM(SPLIT(A2,","))))
姓と名を入れ替える =TEXTJOIN(" ",TRUE,INDEX(SPLIT(A2," "),1,2),INDEX(SPLIT(A2," "),1,1))
SPLIT 関数の構文と4つの引数
SPLIT(テキスト, 区切り文字, [各文字での分割], [空のテキストを削除])
| 引数 | 意味 | 既定値 |
|---|---|---|
| テキスト | 分割するテキスト | (必須) |
| 区切り文字 | 分割に使う文字。既定では、書いた文字を1文字ずつ区切りとして扱う | (必須) |
| 各文字での分割(split_by_each) | 区切り文字に含まれる文字ごとに分割するかどうか | TRUE |
| 空のテキストを削除(remove_empty_text) | 結果から空のテキストを取り除くかどうか。TRUE は連続する区切り文字を1つとして扱い、FALSE は間に空のセルを入れる | TRUE |
ヘルプには「文字列を分割する文字は、結果には含まれない」とも書かれています。区切り文字そのものは、どのセルにも残りません。
氏名を姓と名に分ける(半角と全角の空白が混ざっていても)
氏名の列には、半角の空白で区切った行と、全角の空白で区切った行が混ざりがちです。区切り文字に半角の空白と全角の空白を続けて書くと、どちらの行も同じ式で分けられます。 第3引数の既定が TRUE(1文字ずつ区切りとして扱う)だからです。
=SPLIT(A2," ")
かぎかっこの中は「半角の空白」「全角の空白」の2文字です。
| A 列(氏名) | 区切りの種類 | =SPLIT(A2," ") の結果 |
=SPLIT(A2," ") の結果 |
|---|---|---|---|
| 山田 太郎 | 半角の空白1つ | 山田 / 太郎 | 山田 / 太郎 |
| 佐藤 花子 | 全角の空白1つ | 佐藤 / 花子 | 佐藤 花子(分かれない) |
| 鈴木 次郎 | 半角の空白2つ | 鈴木 / 次郎 | 鈴木 / 次郎 |
| 高橋 三郎 | 半角と全角が1つずつ | 高橋 / 三郎 | 高橋 / 三郎(全角の空白が残る) |
半角の空白だけを区切り文字にすると、全角の空白で区切った行は1つのセルのまま残ります。 空白が2つ続く行でも間に空のセルができないのは、第4引数の既定が TRUE(空のテキストを取り除く)だからです。
n 番目だけ取り出す:INDEX で包む
SPLIT の結果は横に並びます。姓だけ、名だけのように1つだけ欲しいときは、INDEX で包みます。
=INDEX(SPLIT(A2," "),1,n)
INDEX の構文は INDEX(参照, [行], [列]) です。SPLIT の結果は1行なので、行に 1、列に取り出したい順番を書きます。
| A 列(氏名) | =INDEX(SPLIT(A2," "),1,1) |
=INDEX(SPLIT(A2," "),1,2) |
|---|---|---|
| 山田 太郎 | 山田 | 太郎 |
| 佐藤 花子 | 佐藤 | 花子 |
| やりたいこと | 数式 |
|---|---|
| メールアドレスの @ より前 | =INDEX(SPLIT(A2,"@"),1,1) |
| メールアドレスの @ より後ろ | =INDEX(SPLIT(A2,"@"),1,2) |
| A-1024-東京 の2番目 | =INDEX(SPLIT(A2,"-"),1,2) |
INDEX で包むと結果が1つのセルに収まるので、右隣の列に別のデータがあっても使えます。
第3引数と第4引数の TRUE/FALSE 4通りの早見表
テキストが A, B,C, , D、区切り文字が ", "(カンマと半角の空白の2文字)のときの結果です。
| 第3引数(各文字での分割) | 第4引数(空のテキストを削除) | 数式 | 個数 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| TRUE | TRUE | =SPLIT(A2,", ")(既定) |
4 | A / B / C / D |
| TRUE | FALSE | =SPLIT(A2,", ",TRUE,FALSE) |
8 | A /(空)/ B / C /(空)/(空)/(空)/ D |
| FALSE | TRUE | =SPLIT(A2,", ",FALSE,TRUE) |
3 | A / B,C / D |
| FALSE | FALSE | =SPLIT(A2,", ",FALSE,FALSE) |
4 | A / B,C /(空)/ D |
| 引数 | TRUE のとき | FALSE のとき |
|---|---|---|
| 第3引数 | カンマでも空白でも分ける(1文字ずつ区切り) | 「カンマ+空白」が続いた所でだけ分ける。B,C は分かれない |
| 第4引数 | 区切りが続いても空のセルを作らない | 区切りが続いた所に空のセルを入れる |
| 条件 | 指定 |
|---|---|
| 区切りの種類が複数ある(空白が半角・全角で混ざる、カンマと読点が混ざる) | 第3引数は TRUE(既定)のまま、区切り文字に全部並べる |
区切りが2文字以上の語や記号(" and "、"::"、"、 ") |
第3引数を FALSE |
| 「3番目の項目」のように位置に意味がある(空の項目も数えたい) | 第4引数を FALSE |
| 余分な区切りを気にせず中身だけ欲しい | 第4引数は TRUE(既定) |
区切り文字が語のときは第3引数を FALSE に
ヘルプには、区切り文字に「the」を指定すると「t」「h」「e」の各文字で分割される、と書かれています。語を区切りにするときは、第3引数を FALSE にします。
| 数式 | A2 が Osaka and Nara のときの結果 |
|---|---|
=SPLIT(A2," and ") |
Os / k / N / r(a・n・d・空白のすべてで分かれる) |
=SPLIT(A2," and ",FALSE) |
Osaka / Nara |
JOIN と TEXTJOIN の違い
分けたものをつなぎ直す関数は2つあります。
JOIN(区切り文字, 値または配列1, [値または配列2, ...])
TEXTJOIN(区切り文字, 空のセルを無視, テキスト1, [テキスト2, ...])
| 比べる点 | JOIN | TEXTJOIN |
|---|---|---|
| 空のセルを無視する指定 | 引数がない | 第2引数で TRUE/FALSE を選ぶ |
| 渡せるもの(ヘルプの記載) | 1つ以上の1次元配列(1行または1列) | 文字列、または範囲内の文字列の配列 |
| 複数の値や範囲を並べる | できる(値または配列2 以降) | できる(テキスト2 以降) |
| 区切り文字なしでつなぐ | 区切り文字を省略すると CONCATENATE と同様の結果 | 区切り文字を空にするとそのまま連結 |
大きな違いは「空のセルを無視するかどうかを選べるか」です。 空のセルが混ざる範囲をつなぐなら TEXTJOIN、1行や1列をそのままつなぐだけなら JOIN でも足ります。
A1 から D1 に「りんご」「(空)」「みかん」「ぶどう」が入っているときの TEXTJOIN の結果です。
| 数式 | 結果 |
|---|---|
=TEXTJOIN("、",TRUE,A1:D1) |
りんご、みかん、ぶどう |
=TEXTJOIN("、",FALSE,A1:D1) |
りんご、、みかん、ぶどう |
=TEXTJOIN("",TRUE,A1:D1) |
りんごみかんぶどう |
=TEXTJOIN("-",TRUE,A1:B1,D1,"終わり") |
りんご-ぶどう-終わり |
| 条件 | 選ぶ関数 |
|---|---|
| 空のセルが混ざる。区切りが続かないようにしたい | TEXTJOIN(第2引数 TRUE) |
| 空の項目も位置として残したい | TEXTJOIN(第2引数 FALSE) |
| 1行または1列を、そのままつなぐ | JOIN または TEXTJOIN |
| 表のような複数行・複数列の範囲をつなぐ | TEXTJOIN |
分割→加工→再結合を1つの式にまとめる
「りんご , みかん,, ぶどう」のように、空白や余分なカンマが混ざった一覧を整える式です。
=ARRAYFORMULA(TEXTJOIN(",",TRUE,TRIM(SPLIT(A2,","))))
| 順番 | 関数 | していること |
|---|---|---|
| 1 | SPLIT(A2,",") |
カンマで分ける。連続するカンマは1つとして扱われる(第4引数の既定) |
| 2 | TRIM(...) |
それぞれの先頭・末尾・繰り返しのスペースを取り除く |
| 3 | TEXTJOIN(",",TRUE,...) |
カンマでつなぎ直す。空のものは飛ばす |
| 外側 | ARRAYFORMULA(...) |
TRIM を、分けた結果の全部に対して働かせる |
| A 列 | 結果 |
|---|---|
| りんご , みかん,, ぶどう | りんご,みかん,ぶどう |
| (先頭に空白)A001 ,B002 , C003 | A001,B002,C003 |
ARRAYFORMULA は、ヘルプで「通常は配列に対応していない関数でも配列を使用可能にする」と説明されています。2 の TRIM をほかのテキスト関数に替えると、同じ形で別の加工ができます。TEXTJOIN は渡された値をすべて1つのセルにまとめるので、行ごとに結果が欲しいときは、この式を各行にコピーします。
姓と名を入れ替えてつなぐ
=TEXTJOIN(" ",TRUE,INDEX(SPLIT(A2," "),1,2),INDEX(SPLIT(A2," "),1,1))
| A 列 | 結果 |
|---|---|
| 山田 太郎 | 太郎 山田 |
| 佐藤 花子 | 花子 佐藤 |
全角の空白で区切られていた行も、半角の空白1つにそろいます。
SPLIT の結果は右のセルへ広がる
SPLIT は、分けた結果を同じ行の別々のセルに表示します。ヘルプの「配列を使用する」のページにも、配列を返す数式の結果は右や下のセルに表示されると書かれています。
| 状況 | 進め方 |
|---|---|
| 分けた結果をすべて使う | 数式を入れるセルの右側に、分かれる個数ぶんの空いた列を用意する |
| 分かれる個数が行によって違う | いちばん多い行に合わせて右側を空けておく |
| 右隣の列に別のデータがある | INDEX(SPLIT(...),1,n) で1つだけ取り出すか、TEXTJOIN でつなぎ直して1つのセルに収める |
| 元の列のすぐ右に結果を置きたい | 先に空の列を挿入してから数式を入れる |
SPLIT は右側のセルを結果の表示に使います。先に列を空けるか、1つのセルに収まる形にしてから使います。
SPLIT と REGEXEXTRACT のどちらを選ぶか
| 比べる点 | SPLIT | REGEXEXTRACT |
|---|---|---|
| 手がかり | 区切り文字(カンマ、空白、ハイフンなど) | 取り出したい部分の形(数字の並び、英字+数字など) |
| 結果 | 区切られた全部が横に並ぶ | 正規表現に一致した最初の部分 |
| 向いているデータ | 区切りがそろっている | 区切りがなく、前後に別の文字が付いている |
| 入力 | テキスト | テキストのみ(ヘルプの記載。数値は不可) |
| 条件 | 選ぶ関数 | 例 |
|---|---|---|
| 区切りが決まっている | SPLIT | A-1024-東京 の2番目 → =INDEX(SPLIT(A2,"-"),1,2) → 1024 |
| 形が決まっている | REGEXEXTRACT | 注文A1024を発送 の数字 → =REGEXEXTRACT(A2,"[0-9]+") → 1024 |
| 区切りが何種類かある | SPLIT(区切り文字に全部並べる) | =SPLIT(A2,",、 ") |
| 区切られた全部が欲しい | SPLIT | =SPLIT(A2,",") |
| 分けたあとでつなぎ直す | SPLIT と TEXTJOIN | 上の往復の式 |
結果を求めた Python のコード
この記事の表の値は、次のコードで求めました。ヘルプに書かれた決まり(第3引数は1文字ずつ区切るかどうか、第4引数は空のテキストを取り除くかどうか)をそのまま書いたものです。正規表現の例は google-re2 1.1.20251105 を使っています。
# split_check.py : SPLIT のヘルプに書かれた分割の決まりを Python で再現して、結果を確かめる
import re
def split(text, delimiter, split_by_each=True, remove_empty_text=True):
if split_by_each: # 区切り文字に含まれる 1 文字ごとに分割
parts = re.split("[" + re.escape(delimiter) + "]", text)
else: # 区切り文字全体を 1 つのかたまりとして分割
parts = text.split(delimiter)
if remove_empty_text: # 空のテキストを取り除く
parts = [p for p in parts if p != ""]
return parts
def show(parts):
return " | ".join(p if p != "" else "(空)" for p in parts)
print("■ 氏名の分割 =SPLIT(A2,\" \")")
for name in ["山田 太郎", "佐藤 花子", "鈴木 次郎", "高橋 三郎"]:
print(f" [{name}] → {show(split(name, ' '))}")
print("■ 半角の空白だけを区切り文字にした場合 =SPLIT(A2,\" \")")
for name in ["山田 太郎", "佐藤 花子"]:
print(f" [{name}] → {show(split(name, ' '))}")
print("■ 第3・第4引数の4通り テキスト: A, B,C, , D 区切り文字: \", \"(カンマと半角の空白)")
text = "A, B,C, , D"
for each in (True, False):
for rm in (True, False):
r = split(text, ", ", each, rm)
print(f" {str(each).upper():5} {str(rm).upper():5} → {len(r)}個: {show(r)}")
print("■ n 番目だけ取り出す =INDEX(SPLIT(A2,\" \"),1,n)")
for name in ["山田 太郎", "佐藤 花子"]:
p = split(name, " ")
print(f" [{name}] n=1 → {p[0]} n=2 → {p[1]}")
print("■ 分割→加工→再結合 =ARRAYFORMULA(TEXTJOIN(\",\",TRUE,TRIM(SPLIT(A2,\",\"))))")
def trim(s): # 先頭・末尾・連続する半角の空白を整える
return re.sub(" +", " ", s).strip(" ")
for text in ["りんご , みかん,, ぶどう", " A001 ,B002 , C003"]:
parts = [trim(p) for p in split(text, ",")]
print(f" [{text}] → {','.join(p for p in parts if p != '')}")
print("■ 並べ替えて再結合 =TEXTJOIN(\" \",TRUE,INDEX(SPLIT(A2,\" \"),1,2),INDEX(SPLIT(A2,\" \"),1,1))")
for name in ["山田 太郎", "佐藤 花子"]:
p = split(name, " ")
print(f" [{name}] → {p[1]} {p[0]}")
print("■ 区切り文字が語のとき テキスト: Osaka and Nara 区切り文字: \" and \"")
for each in (True, False):
print(f" {str(each).upper():5} → {show(split('Osaka and Nara', ' and ', each))}")
print("■ SPLIT と REGEXEXTRACT")
import re2
print(" A-1024-東京 の2番目(SPLIT) →", split("A-1024-東京", "-")[1])
print(" 注文A1024を発送 の数字(正規表現) →", re2.search("[0-9]+", "注文A1024を発送").group(0))
■ 氏名の分割 =SPLIT(A2," ")
[山田 太郎] → 山田 | 太郎
[佐藤 花子] → 佐藤 | 花子
[鈴木 次郎] → 鈴木 | 次郎
[高橋 三郎] → 高橋 | 三郎
■ 半角の空白だけを区切り文字にした場合 =SPLIT(A2," ")
[山田 太郎] → 山田 | 太郎
[佐藤 花子] → 佐藤 花子
■ 第3・第4引数の4通り テキスト: A, B,C, , D 区切り文字: ", "(カンマと半角の空白)
TRUE TRUE → 4個: A | B | C | D
TRUE FALSE → 8個: A | (空) | B | C | (空) | (空) | (空) | D
FALSE TRUE → 3個: A | B,C | D
FALSE FALSE → 4個: A | B,C | (空) | D
■ n 番目だけ取り出す =INDEX(SPLIT(A2," "),1,n)
[山田 太郎] n=1 → 山田 n=2 → 太郎
[佐藤 花子] n=1 → 佐藤 n=2 → 花子
■ 分割→加工→再結合 =ARRAYFORMULA(TEXTJOIN(",",TRUE,TRIM(SPLIT(A2,","))))
[りんご , みかん,, ぶどう] → りんご,みかん,ぶどう
[ A001 ,B002 , C003] → A001,B002,C003
■ 並べ替えて再結合 =TEXTJOIN(" ",TRUE,INDEX(SPLIT(A2," "),1,2),INDEX(SPLIT(A2," "),1,1))
[山田 太郎] → 太郎 山田
[佐藤 花子] → 花子 佐藤
■ 区切り文字が語のとき テキスト: Osaka and Nara 区切り文字: " and "
TRUE → Os | k | N | r
FALSE → Osaka | Nara
■ SPLIT と REGEXEXTRACT
A-1024-東京 の2番目(SPLIT) → 1024
注文A1024を発送 の数字(正規表現) → 1024
確かめて分かったこと
- 区切り文字は「文字の集まり」として扱われます。
" "と書けば半角の空白でも全角の空白でも分かれ、" and "と書くと a・n・d・空白のすべてで分かれます。語で区切りたいときだけ第3引数を FALSE にします。 - 第3引数と第4引数の組み合わせで、同じテキストの結果が 4個・8個・3個・4個と変わりました。 個数が合わないときは、この2つの引数を見直します。
- 半角の空白だけを区切り文字にすると、全角の空白で区切った氏名は分かれません。 半角と全角が1つずつ続く行では、名の前に全角の空白が残りました。
- JOIN も TEXTJOIN も、ヘルプの構文では複数の値や範囲を並べて渡せます。 違いは、空のセルを無視する指定があるかどうかと、JOIN が1次元配列を対象にしている点です。
- TEXTJOIN の第2引数を FALSE にすると、空のセルの位置に区切り文字が続きます(りんご、、みかん、ぶどう)。SPLIT の第4引数 FALSE と組み合わせると、項目の位置を保ったまま往復できます。
よくある質問
Q. SPLIT 関数とは?
A. 指定した区切り文字でテキストを分け、同じ行の別々のセルに並べる関数です。=SPLIT(A2,",") のように、テキストと区切り文字を渡します。
Q. SPLIT で全角スペースの氏名が分割できないときは?
A. 区切り文字に全角の空白を加えます。=SPLIT(A2," ") のように半角と全角を並べて書くと、どちらの空白でも分かれます。
Q. SPLIT の結果から2番目だけ取り出すには?
A. INDEX で包みます。=INDEX(SPLIT(A2,","),1,2) と書くと、分けた結果の2番目だけが1つのセルに入ります。
Q. JOIN と TEXTJOIN の違いは? A. 空のセルを無視するかどうかを選べるのが TEXTJOIN です。TEXTJOIN は第2引数に TRUE か FALSE を書きます。JOIN にはこの引数がなく、1行または1列の配列をつなぎます。
Q. SPLIT と REGEXEXTRACT の違いは? A. SPLIT は区切り文字で分け、REGEXEXTRACT は形に一致した部分を取り出します。区切りが決まっているなら SPLIT、形が決まっているなら REGEXEXTRACT を選びます。
まとめ
- SPLIT は、区切り文字でテキストを分けて横に並べる関数です。
- 氏名の分割は
=SPLIT(A2," ")。 半角と全角の空白を両方とも区切り文字に入れます。 - 1つだけ欲しいときは
INDEX(SPLIT(...),1,n)で包みます。 - 第3引数は「1文字ずつ区切るか」、第4引数は「空の結果を消すか」。 既定はどちらも TRUE です。
- つなぎ直すなら TEXTJOIN。 第2引数で空のセルの扱いを選べます。
- 分割→加工→再結合は
ARRAYFORMULA(TEXTJOIN(",",TRUE,TRIM(SPLIT(A2,","))))の形でまとめられます。 - 区切りが決まっているなら SPLIT、形が決まっているなら REGEXEXTRACT です。
参考・出典
- Google ドキュメント エディタ ヘルプ「SPLIT 関数」 https://support.google.com/docs/answer/3094136?hl=ja
- Google ドキュメント エディタ ヘルプ「JOIN 関数」 https://support.google.com/docs/answer/3094077?hl=ja
- Google ドキュメント エディタ ヘルプ「TEXTJOIN 関数」 https://support.google.com/docs/answer/7013992?hl=ja
- Google ドキュメント エディタ ヘルプ「INDEX 関数」 https://support.google.com/docs/answer/3098242?hl=ja
- Google ドキュメント エディタ ヘルプ「ARRAYFORMULA 関数」 https://support.google.com/docs/answer/3093275?hl=ja
- Google ドキュメント エディタ ヘルプ「TRIM 関数」 https://support.google.com/docs/answer/3094140?hl=ja
- Google ドキュメント エディタ ヘルプ「REGEXEXTRACT 関数」 https://support.google.com/docs/answer/3098244?hl=ja
- Google ドキュメント エディタ ヘルプ「配列を使用する」 https://support.google.com/docs/answer/6208276?hl=ja
本記事の内容は、ご自由にお使いください。
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(記載例)出典:株式会社RJC「スプレッドシートSPLIT関数の使い方|分割とTEXTJOIN結合」
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