- 採用
ITパスポート・基本情報は転職に有利か|採用側の答えと資格より見ているもの
結論
ITパスポートと基本情報は未経験の転職で「有利」ですが、決め手ではありません。採用する側が見ているのは資格そのものより、資格が示す「ITを学ぶ姿勢」と「言葉が通じるか」です。
この記事でわかること
- 3つの試験の違い(対象者像・方式・応募者数・合格率)
- jobtag 6職業の資格の書き方と、職種別の効き方
- 勉強時間の目安3段階と、年収・資格手当との関係
ITパスポート
ITを「使う」すべての社会人の試験。応募者307,266人、合格率48.6%
jobtag 運用・管理(IT):「就職に有利である」。2024年4月から生成AIも出題
基本情報技術者
ITを「作る」人の基礎。応募者172,217人、合格率38.3%
jobtag プログラマー:「必須ではないが…入職時に有利になる」
応用情報技術者
作る人の応用。設計・リーダーへ。秋期応募者66,835人、合格率24.5%
jobtag SE:「入職時に必要ではないが、仕事をしながら…受ける者もいる」
職種で効き方が違い、取る時期も「転職前」だけが正解ではありません。この記事では、未経験者を入社時研修で育てている会社の採用の立場から、3つの試験の違い、採用する側の見方、職種別の効き方、転職前か入社後か、年収・資格手当との関係、勉強時間の目安、生成AIの出題までを書きます。
確認日:2026年10月6日。試験の定義・方式・統計は IPA(情報処理推進機構)、職業ごとの資格の扱いは厚生労働省 jobtag、求人の実例はマイナビ転職の検索結果、企業が採用で重視する点はレバテック「IT人材白書2026」、年収は doda「平均年収ランキング」(2024年9月〜2025年8月、約60万人)を、確認日に開いて引用しています。「採用する側はこう見る」の部分と勉強時間の目安は、採用した人を自分たちで育てている経験をもとにした整理です。
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(記載例)出典:株式会社RJC「ITパスポート・基本情報は転職に有利か|採用側の答えと資格より見ているもの」
ITパスポート・基本情報・応用情報の早見表
| 知りたいこと | 答え | 根拠 |
|---|---|---|
| ITパスポートは転職に有利か | 未経験の転職では有利。ただし決め手ではない。運用・ヘルプデスク・IT営業・事務では「有利」、開発職では「学ぶ姿勢の証明」 | jobtag 運用・管理(IT)「就職に有利である」、ヘルプデスク(IT)「関連資格には、ITパスポート…」 |
| 基本情報技術者は転職に有利か | 開発職で有利。jobtag プログラマー「入職時に有利になる」。経験者には「作る側の基礎」の証明 | jobtag |
| 応用情報技術者は転職に有利か | 経験者が設計・リーダーへ進むときの証明。未経験でも努力の証明になるが、採用は実務の経験で決まる | jobtag SE「仕事をしながら…応用情報技術者試験を受ける者もいる」 |
| 採用する側は資格をどう見るか | 書類では「学ぶ姿勢」と「用語が通じるか」の目安。面談で見るのは資格ではなく、分からないことへの向き合い方 | 本文、レバテック(採用で重視する点の上位5つに資格は入らない) |
| 転職前に取るか | 資格は応募の条件ではない。開発職なら、研修で育てる会社に応募し、基本情報はもし取りたい方は入社後に取り組むのがおすすめ | 本文の判断の目安 |
| 資格で年収は上がるか | 資格手当は会社による。年収を決めるのは役割(設計・リーダー)で、資格は役割に就く材料の一つ | 本文 |
| 生成AIの時代に資格は要るか | ITパスポートは2024年4月から生成AIを出題。用語の土台は、AIの出力を読んで確かめる力になる | IPA |
3つの試験の違い:1枚の表で
| 項目 | ITパスポート | 基本情報技術者 | 応用情報技術者 |
|---|---|---|---|
| 対象者像(IPA 原文) | 「職業人及びこれから職業人となる者が備えておくべき、ITに関する共通的な基礎知識をもち、ITに携わる業務に就くか、担当業務に対してITを活用していこうとする者」 | 「ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な基本的知識・技能をもち」、それを活用する能力を身につけた者(後半は要約) | 「ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者」 |
| 一言でいうと | ITを「使う」すべての社会人の試験 | ITを「作る」人の基礎 | 作る人の応用。設計・リーダーへ |
| 実施方式 | CBT、随時 | CBT、随時 | 年2回。2026年度からCBTで前期・後期 |
| 試験時間・問題数 | 120分、四肢択一100問 | 科目A 90分60問、科目B 100分20問 | 科目A 150分80問、科目B 150分 記述式 11問中5問 |
| 科目Bの中身 | ― | アルゴリズムとプログラミング16問、情報セキュリティ4問(擬似言語) | 記述式 |
| 令和7年度の応募者数 | 307,266人 | 172,217人 | 秋期66,835人(春期58,206人) |
| 合格率 | 48.6% | 38.3%(社会人37.3%、学生40.9%) | 秋期24.5%(春期22.1%)。合格者の平均年齢28.6歳 |
| 生成AIの出題 | 2024年4月の試験から | ― | ― |
出典:IPA「令和7年度 iパス(ITパスポート試験)の年間応募者数等について」、情報処理技術者試験 統計資料(令和8年3月分)、令和7年度秋期 合格発表、各試験の試験情報ページ。
対象者像の違いが、転職での効き方の違いそのものです。ITパスポートは「ITを使う人」の試験、基本情報と応用情報は「ITを作る人」の試験です。採用する側は、応募者がどちらの試験を持っているかで、「何を目指して勉強したか」を読み取ります。
ITパスポートは誰が受けているか
IPA の令和7年度の統計では、ITパスポートの社会人応募者のうち、非IT系企業の勤務者がIT系企業の4倍以上います。つまりITパスポートは、ITを仕事にしていない人・これから仕事にする人の試験で、採用する側もそう受け取ります。
jobtag は職業ごとに資格をどう書いているか
| 職業 | 資格に関する記述(原文) | 読み方 |
|---|---|---|
| 運用・管理(IT) | 「『基本情報技術者』、『応用情報技術者』、『ITパスポート』の資格を持っていると就職に有利である」 | 運用の入口では3つとも「有利」と明記 |
| ヘルプデスク(IT) | 「関連資格には、ITパスポート、MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)、基本情報技術者などがある」 | ITパスポートが最初に挙がる職業 |
| プログラマー | 「ただし、専門学校等でプログラミングを学んでいたり、必須ではないが、基本情報技術者等の資格を持っていると入職時に有利になる」 | 開発職では基本情報が「有利」。ITパスポートの記述はない |
| システムエンジニア(受託開発) | 「入職時に必要ではないが、仕事をしながら、基本情報処理技術者試験や応用情報技術者試験を受ける者もいる」 | 入社後に取る人が多い |
| コンサルティング営業(IT) | 「入職後に基本情報技術者、応用情報技術者などの資格を取る人も多い」 | IT営業も入社後 |
| システムエンジニア(基盤システム) | 「関連資格として基本情報技術者、応用情報技術者、システムアーキテクト、ネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリスト等があり、仕事をしながら受験する者もいる」 | 基盤系も入社後 |
まとめると、jobtag の書き方は次の2つに分かれます。
「入口で有利」と書かれている
運用・管理(IT):ITパスポート・基本情報・応用情報
ヘルプデスク(IT):ITパスポートが最初に挙がる
プログラマー:基本情報
「仕事をしながら受ける」と書かれている
システムエンジニア(受託開発)
コンサルティング営業(IT)
システムエンジニア(基盤システム)
SE・営業・基盤系は「仕事をしながら受ける」で、転職前に取ることは前提になっていません。
採用する側は資格をどう見るか
レバテック「IT人材白書2026」で、企業がエンジニア採用で重視する点の上位は、コミュニケーション能力30.7%(3年連続1位)、現職や前職での業務内容26.9%、キャリアビジョン24.4%、希望条件23.2%、自社への志望動機22.5%です。資格は上位5つに入っていません。
採用する側として、未経験者の書類と面談で資格をどう見ているかを書きます。
| 場面 | ITパスポート | 基本情報技術者 | 応用情報技術者 |
|---|---|---|---|
| 書類(未経験) | 「ITを学ぶ姿勢がある」「用語が通じる」の目安。ないからといって落とす材料にはならない | 「作る側を目指して勉強した」と読む。アルゴリズムと擬似言語に触れているので、研修の立ち上がりが早いと見る | 未経験で持っていれば努力の証明。ただし採用の判断は実務の経験と面談で決まる |
| 面談(未経験) | 資格の話はほとんどしない。見るのは「分からないことにどう向き合うか」「動かして確かめる習慣」 | 同じ。科目Bで何に苦労したかを聞くことはある | 同じ |
| 書類(経験者) | 書く意味は薄い。経験の中身のほうが先に見られる | 基礎を体系的に持っている証明。経験が運用・テスト中心の人には効く | 設計・リーダーへ進む意思と基礎の証明。役割を上げる採用では見る |
| 入社後 | 研修の用語の土台になる | 研修の1〜2年目の内容と重なる。会社によって受験料の負担・手当がある | 設計研修・昇進の条件にする会社がある |
資格より見ているものは、次の3つです。
分からないことにどう向き合うか
1年目の仕事は「分からないことだらけ」で、調べて聞ける人が伸びる
動かして確かめる習慣があるか
開発は書いて終わりではなく、動かして違っていたら直す仕事。生成AIの時代はなおさら
前職で何をどう工夫したか
顧客の業務を理解する力は、前職の経験から読み取れる
資格は、この3つを「補う」材料です。資格があって3つがない人より、資格がなくて3つがある人のほうが、採用する側は採りたいと考えます。
職種別:どの資格が、どこで効くか
| 入口の職種 | ITパスポート | 基本情報技術者 | 応用情報技術者 | 公的な根拠 |
|---|---|---|---|---|
| 開発職(プログラマー・SE) | 学ぶ姿勢の証明。入口の条件ではない | 有利。研修の内容と重なる | 経験者向け | jobtag プログラマー「入職時に有利になる」、SE「仕事をしながら」 |
| 運用・監視・保守 | 有利 | 有利 | 有利 | jobtag 運用・管理(IT)「就職に有利である」 |
| ヘルプデスク・サポート | 有利。最初に挙がる資格 | 有利 | ― | jobtag ヘルプデスク(IT) |
| IT営業 | 有利(用語が通じる) | 入社後に取る人が多い | 入社後 | jobtag コンサルティング営業(IT)「入職後に…取る人も多い」 |
| 事務・管理部門でITを使う | 有利。「使う側」の試験そのもの | ― | ― | IPA 対象者像「担当業務に対してITを活用していこうとする者」 |
求人票ではどう書かれているか
マイナビ転職で「基本情報技術者」の資格を生かせる求人は、確認日に228件でした。上位には、未経験歓迎のITエンジニア・基盤系エンジニアの求人が並び、「CCNA・LPIC・基本情報のいずれか歓迎」「資格報奨金有」「資格取得支援」といった表記があります。つまり求人票での扱いは「歓迎」「支援」であって、「必須」ではありません。
転職前に取るか、入社後に取るか:判断の目安
自分に近い状況を選ぶと、資格との付き合い方の目安が分かります。
未経験で、開発職(プログラマー・SE)を目指す
未経験で、IT営業を目指す
事務・管理部門で、ITを使う仕事をしたい
経験者(運用・テスト中心)で、開発へ移りたい
経験者(開発)で、設計・リーダーへ進みたい
採用する側の立場で言えば、開発職を目指す未経験の方は、資格の勉強と応募を並行できます。研修で育てる会社は、基本情報の内容(アルゴリズム、データベース、ネットワーク、セキュリティ)を研修で教えます。研修で学んだあとに受けると、科目Bの内容が研修と重なり、勉強が進めやすくなります。
勉強時間の目安(採用する側が研修で見ている目安)
時間は、採用した人を研修で育てている側から見た目安です。前提とする経験によって変わります。
年収・資格手当との関係
| 項目 | 実際 |
|---|---|
| 資格で年収は上がるか | 直接は上がらない。年収を決めるのは役割(設計・リーダー・PM)で、doda の平均は SE/プログラマ435万円、システム開発/運用489万円、プロジェクトマネージャー707万円 |
| 資格手当 | 会社による。求人票に「資格報奨金有」「資格取得支援」と書く会社がある。金額は会社ごとに違うので、求人票と面談で確かめる |
| 昇進の条件 | 応用情報や高度試験を設計研修・昇進の条件にする会社がある |
資格は年収の「原因」ではなく、役割に就くための「材料」です。未経験の1年目は、資格の有無にかかわらず300万円台からが多く、差がつくのは3年目以降に設計を任されるかです。
履歴書・職務経歴書への書き方(形式だけ)
| 資格 | 書き方 |
|---|---|
| ITパスポート | 「〇年〇月 ITパスポート試験 合格」 |
| 基本情報技術者 | 「〇年〇月 基本情報技術者試験 合格」 |
| 応用情報技術者 | 「〇年〇月 応用情報技術者試験 合格」 |
| 勉強中 | 「基本情報技術者試験 〇年〇月受験予定」と書く方法がある |
正式名称と合格年月を書くのが基本の形です。
生成AI時代の資格
ITパスポートは、2024年4月の試験から生成AIに関する出題を始めています(シラバス Ver.6.3。2026年1月時点の最新は Ver.6.5)。IPA は2026年4月の「デジタルスキル標準 ver.2.0」で「AI実装・運用やAIガバナンスに関するスキルを拡充」しました。
「AIが答えてくれる時代に資格の意味はあるのか」という問いには、採用する側はこう答えます。生成AIの出力を読んで、正しいかを確かめるには、用語と仕組みの土台が要ります。ITパスポート・基本情報の範囲(ネットワーク、データベース、セキュリティ、アルゴリズム)は、その土台そのものです。資格を取ること自体より、その範囲を一度体系的に学んでいることが、AIを使う側に回ったときに効きます。
確かめて分かったこと(2026年10月6日の公開データ)
| 項目 | 数値・記述 | 出典 |
|---|---|---|
| ITパスポート 令和7年度 | 応募307,266人、受験271,352人、合格132,012人、合格率48.6%。社会人は非IT系企業179,995人、IT系企業40,715人 | IPA(2026年4月21日公開) |
| 基本情報技術者 令和7年度 | 応募172,217人、受験147,186人、合格56,370人、合格率38.3%(社会人37.3%、学生40.9%) | IPA 統計資料(令和8年3月分) |
| 応用情報技術者 令和7年度秋期 | 応募66,835人、受験44,005人、合格10,792人、合格率24.5%、合格者平均年齢28.6歳 | IPA(2025年12月25日発表) |
| ITパスポートの位置づけ | 「ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験」 | IPA |
| 基本情報 科目B | アルゴリズムとプログラミング16問、情報セキュリティ4問(試験要綱 Ver.5.6、2026年10月の試験から適用) | IPA |
| 応用情報の実施 | 2026年度はCBT方式で前期(科目A 10月28日〜11月10日、科目B 11月24日〜12月6日)・後期(2027年2〜3月) | IPA |
| 生成AIの出題 | ITパスポートは2024年4月の試験から(シラバス Ver.6.3) | IPA プレス発表(2023年8月7日) |
| jobtag の記述 | 運用・管理(IT)「就職に有利である」、プログラマー「入職時に有利になる」、SE「仕事をしながら…受ける者もいる」、営業「入職後に…取る人も多い」 | 厚生労働省 jobtag |
| 採用で重視する点 | コミュニケーション能力30.7%、前職の業務内容26.9%、キャリアビジョン24.4%、希望条件23.2%、志望動機22.5% | レバテック「IT人材白書2026」 |
| 求人票の実例 | マイナビ転職「基本情報技術者」を生かせる求人228件。「歓迎」「資格報奨金有」の表記 | マイナビ転職(確認日時点) |
よくある質問
ITパスポートは転職に有利ですか
未経験からIT業界へ転職するなら有利です。jobtag は運用・管理(IT)について「就職に有利である」と書き、ヘルプデスク(IT)の関連資格の最初に挙げています。開発職では「学ぶ姿勢の証明」で、入口の条件ではありません。
ITパスポートは意味がないと言われるのはなぜですか
「ITを作る人」の試験ではないからです。対象者像は「担当業務に対してITを活用していこうとする者」で、開発職の採用では基本情報のほうが見られます。ITを使う側(事務・営業・運用)では意味があります。
未経験でエンジニアになるのに基本情報は必要ですか
必要ではありません。jobtag はプログラマーについて「必須ではないが…有利になる」、SEについて「入職時に必要ではないが、仕事をしながら…受ける者もいる」としています。研修で育てる会社なら、基本情報の範囲は研修で学びます。もし取りたい方は、入社後に取り組むのがおすすめです。
応用情報があれば未経験でも採用されますか
努力の証明にはなりますが、採用の判断は実務の経験と面談で決まります。未経験で応用情報を持っている人は、開発職の採用では「基礎がある」と見られ、研修の立ち上がりは早いと期待されます。
ITパスポートと基本情報、どちらを先に取るのがおすすめですか
運用・営業・事務ならITパスポート、開発職なら基本情報です。開発職を目指す未経験の方は、応募と勉強を並行でき、基本情報は研修で学んだあとのほうが内容が重なって進めやすくなります。
経験者がITパスポートを履歴書に書くとマイナスですか
マイナスにはなりませんが、書く意味は薄いです。経験者は経験の中身が先に見られます。基本情報・応用情報は「作る側の基礎」の証明として見られます。
資格手当はいくらもらえますか
会社によります。求人票に「資格報奨金有」「資格取得支援」と書く会社があり、金額は会社ごとに違います。年収を決めるのは役割で、資格は役割に就く材料です。
勉強時間はどれくらいかかりますか
採用する側の目安は、ITパスポート50〜100時間、基本情報100〜200時間(研修後のほうが早い)、応用情報200〜300時間です。
生成AIの問題は出ますか
ITパスポートは2024年4月の試験から生成AIに関する出題を始めています。基本情報・応用情報は、生成AIの出力を確かめるための土台(アルゴリズム、セキュリティ)が範囲です。
資格がなくてもIT業界に転職できますか
できます。企業が採用で重視する点の上位5つ(コミュニケーション能力、前職の業務内容、キャリアビジョン、希望条件、志望動機)に資格は入っていません。資格は応募の条件ではありません。
RJC では資格をどう扱っているか
最後に、この記事を書いている RJC(株式会社RJC)の場合を書いておきます。RJC は SES事業と SI事業の両方を行う会社です。
| 項目 | RJC の場合 |
|---|---|
| 応募の条件 | 資格は条件にしていない |
| 入社時研修 | 4か月・12段階。Java の基礎とデバッグ、オブジェクト指向、データベースと SQL、Web の基礎(HTTP・MVC)、Spring Boot、JavaScript・React・Next.js と進む。基本情報の範囲(アルゴリズム、データベース、ネットワーク、セキュリティ)と重なる |
| 研修の最終段階 | 設計・実装・単体テストのサイクルを AI と一緒に回す AI駆動開発 |
| 資格の扱い | 取るかどうかは本人の選択 |
参考・出典
- IPA「令和7年度 iパス(ITパスポート試験)の年間応募者数等について」 https://www.ipa.go.jp/shiken/reports/ip-oubo2025.html (2026-10-06 確認)
- IPA 情報処理技術者試験 統計資料 令和8年3月分(基本情報技術者試験) https://www.ipa.go.jp/shiken/reports/ps6vr70000016ew6-att/202603_fe_toukei.pdf (2026-10-06 確認)
- IPA「令和7年度秋期情報処理技術者試験(応用情報技術者試験、高度試験)及び情報処理安全確保支援士試験の合格発表について」 https://www.ipa.go.jp/news/2025/shiken_20251225.html (2026-10-06 確認)
- IPA 試験情報「ITパスポート試験」 https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/ip.html 、「基本情報技術者試験」 https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html 、「応用情報技術者試験」 https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/ap.html 、令和8年度 応用情報技術者試験等の実施期間 https://www.ipa.go.jp/shiken/2026/ap_koudo_sc_kikan.html (2026-10-06 確認)
- IPA「ITパスポート試験の愛称『iパス』とロゴマーク制定のご案内」 https://www.ipa.go.jp/shiken/logo.html (2026-10-06 確認)
- IPA 試験要綱 Ver.5.6(2026年10月の試験から適用) https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/rcu1hd00000141gq-att/youkou_ver5_6.pdf 、基本情報技術者試験の通年試験化(2022年4月25日公表) https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/henkou/2022/20220425.html (2026-10-06 確認)
- IPA プレス発表「生成AI関連の記載をデジタルスキル標準とITパスポート試験に追加」(2023年8月7日) https://www.ipa.go.jp/archive/press/2023/press20230807.html 、「デジタルスキル標準 ver.2.0」 https://www.ipa.go.jp/jinzai/skill-standard/dss/download.html (2026-10-06 確認)
- 厚生労働省 職業情報提供サイト(jobtag)「運用・管理(IT)」 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/319 、「ヘルプデスク(IT)」 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/320 、「プログラマー」 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/313 、「システムエンジニア(受託開発)」 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/312 、「コンサルティング営業(IT)」 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/452 、「システムエンジニア(基盤システム)」 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/318 (2026-10-06 確認)
- マイナビ転職「『基本情報技術者』資格を生かせる仕事の転職・求人情報」 https://tenshoku.mynavi.jp/sp/license21/ (2026-10-06 確認、表示件数)
- レバテック「IT人材白書2026」 https://levtech.jp/files/doc/levtech_research_2026.pdf (2026-10-06 確認)
- doda「平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)」 https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/ (2026-10-06 確認)
- 株式会社RJC「採用情報」 https://www.r-jc.jp/recruitment/ (2026-10-06 確認)
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(記載例)出典:株式会社RJC「ITパスポート・基本情報は転職に有利か|採用側の答えと資格より見ているもの」
株式会社RJC ― SI事業・SES事業・AI駆動開発。RJCは一緒に成長を楽しめる会社です。
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