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Cursor 使い方|Cursor Rulesの書き方・ショートカット・雛形
Cursor は、VS Code をもとにした AI 付きのコードエディタです。Cmd+I(Windows は Ctrl+I)で開く Agent に依頼すると、ファイルの編集やコマンドの実行まで進めてくれます。 毎回伝えたい決まりごとは、.cursor/rules/ に置く .mdc ファイル(Cursor Rules)か、プロジェクト直下の AGENTS.md に書きます。
| やりたいこと | 操作(Mac / Windows・Linux) |
|---|---|
| Agent(チャット)を開く | Cmd+I または Cmd+L / Ctrl+I または Ctrl+L |
| 選んだコードをその場で直す(Inline Edit) | Cmd+K / Ctrl+K |
| モードを切り替える(Agent・Ask・Plan・Debug) | Shift+Tab |
| 補完を受け入れる | Tab |
| プロジェクトのルールを書く | .cursor/rules/名前.mdc |
| 単純な指示を書く | プロジェクト直下の AGENTS.md |
| MCP サーバーを足す | .cursor/mcp.json(全体は ~/.cursor/mcp.json) |
確認方法:Cursor はデスクトップアプリで、この記事の作業環境では動かせません。仕様・ショートカット・ファイル形式は、Cursor の公式ドキュメント(cursor.com/docs・cursor.com/help)の原文で確かめました。Rules の雛形は、frontmatter(ファイル先頭の --- で囲んだ設定部分)が YAML として読めることを PyYAML 6 で、globs が想定したファイルに当たることを見本のフォルダ構成と Python の glob で確かめています(確認日 2026年10月12日)。
本記事の内容は、ご自由にお使いください。
ご利用の際は、出典として本ページへのリンクを記載いただけますようお願いします。
(記載例)出典:株式会社RJC「Cursor 使い方|Cursor Rulesの書き方・ショートカット・雛形」
Cursor でできること:4 つの入り口
Cursor の AI 機能は、使う場面で 4 つに分かれます。 Rules が効くのは、このうち Agent(チャット)だけです。
| 機能 | 開き方 | 何をするか | Rules |
|---|---|---|---|
| Tab | 入力中に自動で出る | 次に書くコードを提案。Tab で受け入れ |
効かない |
| Inline Edit | Cmd+K / Ctrl+K |
選んだ範囲をその場で書き換え | 効かない |
| Agent(チャット) | Cmd+I / Ctrl+I |
複数ファイルの編集・コマンド実行・調査 | 効く |
| ターミナルの Cmd+K | ターミナルで Cmd+K |
依頼文からコマンドを作る | 記載なし |
ドキュメントの FAQ には「Rules only apply to Agent (Chat)」とあり、Tab 補完・Inline Edit・Bugbot(PR レビュー)には使われないと書かれています。User Rules についても「Inline Edit(Cmd/Ctrl+K)には使われない」と明記されています。
Agent のモード:Agent・Ask・Plan・Debug
Agent パネルの入力欄で Shift+Tab を押すと、モードが順に切り替わります。 モード選択のドロップダウンからも選べます。
| モード | ドキュメントの説明 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| Agent | ファイルの編集・コマンド実行まで行う既定のモード | 手順が決まっている変更 |
| Ask | 読み取り専用。質問に答え、コードを調べるが編集しない | コードの理解・調査 |
| Plan | コードを書く前に、詳しい実装計画を作って見直せる | 大きな変更・設計が要る作業 |
| Debug | 仮説を立て、ログを入れ、実行時の情報から原因を絞る | 原因が分からない不具合 |
ドキュメントでは、Plan モードの計画は既定でホームディレクトリに保存され、複雑そうな依頼を打つと Plan モードを勧められることがあるとされています。Ask で調べた結果を変更につなげるときは、Agent に戻します。
チェックポイントで元に戻す
Agent が変えたファイルは、会話の流れの中にあるチェックポイントをクリックすると、その時点の状態を見て戻せます。ドキュメントでは、戻るのはファイルだけで会話は消えないこと、チェックポイントは Git とは別に手元に保存されることが書かれ、恒久的な履歴は Git で管理するよう勧められています。
ショートカット一覧
公式ドキュメント「Keyboard Shortcuts」の表を、Mac と Windows・Linux に分けて並べました。 すべてのショートカットは Cmd+R → Cmd+S(Windows・Linux は Ctrl+R → Ctrl+S)で一覧が開き、鉛筆のアイコンから割り当てを変えられます。
全体
| 動作 | Mac | Windows・Linux |
|---|---|---|
| サイドパネルの表示・非表示 | Cmd+I / Cmd+L |
Ctrl+I / Ctrl+L |
| Agent のレイアウト切り替え | Cmd+E |
Ctrl+E |
| モードのメニューを開く | Cmd+. |
Ctrl+. |
| AI モデルを順に切り替える | Cmd+/ |
Ctrl+/ |
| Cursor の設定を開く | Cmd+Shift+J |
Ctrl+Shift+J |
| 一般の設定を開く | Cmd+, |
Ctrl+, |
| コマンドパレット | Cmd+Shift+P |
Ctrl+Shift+P |
| 音声モード | Cmd+Shift+Space |
Ctrl+Shift+Space |
チャット(Agent)
| 動作 | Mac | Windows・Linux |
|---|---|---|
| メッセージを順番待ちに入れる(既定) | Return |
Enter |
| すぐ送る(入力中) | Cmd+Return |
Ctrl+Enter |
| 生成を止める | Cmd+Shift+Backspace |
Ctrl+Shift+Backspace |
| 選んだコードを文脈に足す | Cmd+Shift+L |
Ctrl+Shift+L |
| 提案された変更をすべて受け入れる | Cmd+Return |
Ctrl+Enter |
| 提案された変更をすべて取り消す | Cmd+Shift+Backspace |
Ctrl+Shift+Backspace |
| モードを切り替える | Shift+Tab |
Shift+Tab |
| モデルの切り替え | Cmd+Opt+/ |
Ctrl+Alt+/ |
| 新しいチャット | Cmd+N / Cmd+R |
Ctrl+N / Ctrl+R |
| 新しいチャットのタブ | Cmd+T |
Ctrl+T |
| 前のチャット / 次のチャット | Cmd+[ / Cmd+] |
Ctrl+[ / Ctrl+] |
| チャットを閉じる | Cmd+W |
Ctrl+W |
Inline Edit・コードの選択
| 動作 | Mac | Windows・Linux |
|---|---|---|
| Inline Edit を開く | Cmd+K |
Ctrl+K |
| Inline Edit の入力欄へ移る | Cmd+Shift+K |
Ctrl+Shift+K |
| すばやく質問する | Opt+Return |
Alt+Enter |
@ メンション / / コマンド |
@ / / |
@ / / |
| 選んだ範囲を新しいチャットへ | Cmd+L |
Ctrl+L |
| チャットでコードベースを検索 | Cmd+Return |
Ctrl+Enter |
Tab 補完・ターミナル
| 動作 | Mac | Windows・Linux |
|---|---|---|
| 補完を受け入れる | Tab |
Tab |
| 補完を 1 単語だけ受け入れる | Cmd+→ |
Ctrl+→ |
| ターミナルで依頼文の入力欄を開く | Cmd+K |
Ctrl+K |
| 作られたコマンドを実行 | Cmd+Return |
Ctrl+Enter |
Cmd+K のように、VS Code では別の操作の始まりになるキーが、Cursor では AI の機能に割り当てられているものがあります。VS Code の一般的なショートカットは、関連記事「VSCodeショートカット一覧|Win/Mac対応130項目とAI操作・変更方法」で扱っています。
Cursor Rules とは:4 つの置き場所
Cursor Rules は、Agent に毎回渡す「このプロジェクトの決まりごと」です。 ドキュメントでは、次の 4 種類が挙げられています。
| 種類 | 置き場所 | 共有のされ方 |
|---|---|---|
| Project Rules | .cursor/rules/*.mdc |
Git でチームと共有 |
| User Rules | 設定画面の Customize → Rules | Cursor アカウントに保存。端末間で同期 |
| Team Rules | Cursor のダッシュボード(Team・Enterprise) | 組織全体。管理者が必須にできる |
| AGENTS.md | プロジェクト直下・サブフォルダ | Git でチームと共有 |
ぶつかったときは Team Rules → Project Rules → User Rules の順に、前のものが優先されます(ドキュメントの記載)。~/.cursor/rules(Windows は %USERPROFILE%\.cursor\rules)に置いたファイルは、その端末だけで同期されません。
CLAUDE.md も読まれます。 ドキュメントには「Cursor reads CLAUDE.md files the same way it reads AGENTS.md」とあり、alwaysApply に関係なく、すべての会話に入るとされています。プロジェクト直下の .cursorrules は「legacy and will be deprecated(以前の形式で、廃止予定)」です。
.mdc の書き方:frontmatter と 4 つの適用方法
Project Rules は、拡張子 .mdc のファイルです。 先頭の frontmatter に description・globs・alwaysApply の 3 つを書き、その下に本文(Markdown)を書きます。.cursor/rules/ に .md を置いても、frontmatter が無いため Rules としては無視されます。
---
description: バックエンドの API の書き方
globs: src/main/java/**/*.java
alwaysApply: false
---
- Controller は薄く保ち、処理は Service に置く
- 例は @OrderController.java を見る
どの組み合わせで書くかで、いつ読まれるかが決まります。 ドキュメントの表をまとめたものです。
| 適用方法 | alwaysApply | description | globs | いつ読まれるか |
|---|---|---|---|---|
| Always Apply | true |
無視 | 無視 | すべてのチャットで |
| Apply Intelligently | false |
書く | 書かない | Agent が説明文を見て要ると判断したとき |
| Apply to Specific Files | false |
任意 | 書く | 合うファイルが文脈に入ったとき |
| Apply Manually | false |
書かない | 書かない | チャットで @ルール名 と書いたとき |
以前の記事でよく見る「Auto Attached」「Agent Requested」は、今の「Apply to Specific Files」「Apply Intelligently」にあたります。
書くときの注意点
| 項目 | ドキュメントの記載・確かめたこと |
|---|---|
| 複数の globs | カンマで区切った 1 つの文字列(例 docs/**/*.md, docs/**/*.mdx) |
* で始まる globs |
globs: **/*.java は PyYAML ではエイリアスと見なされ ScannerError になった。雛形では src/ から書く |
| 長さ | 「500 行以内」が目安。大きいものは分ける |
| ファイル参照 | @ファイル名 は場所を伝えるだけで、中身はプロンプトに入らない。必ず要る内容は本文に書く |
| 同じ名前のルール | フルパスで区別される。条件が合えば両方使われる |
| 作り方 | Agent で /create-rule、またはコマンドパレットで「New Cursor Rule」 |
| 効かないとき | Apply Intelligently は description、Apply to Specific Files は globs が合っているかを見る |
Rules 雛形①:Java(Spring Boot)用
1 つの大きなルールにせず、「いつも読む概要」「Java のファイルを触るとき」「DB マイグレーションのとき(手動)」に分けました。 Maven で、src/main/java がリポジトリ直下にある構成を前提にしています。
.cursor/rules/
├── 00-project.mdc # Always Apply
├── java-spring.mdc # Apply to Specific Files(*.java)
└── db-migration.mdc # Apply Manually(@db-migration で呼ぶ)
---
alwaysApply: true
---
# プロジェクトの概要
- Spring Boot の REST API。Java 21、ビルドは Maven Wrapper
- ビルド:`./mvnw -q -DskipTests package`
- テスト:`./mvnw test`(1 クラスだけなら `./mvnw test -Dtest=OrderServiceTest`)
- パッケージは機能ごとに分ける(`com.example.app.order` に controller・service・repository をまとめる)
- 変更したら、関係するテストを実行して結果を報告する
- 秘密情報(パスワード・API キー)をコードや application.yml に書かない。環境変数から読む
- 回答と説明は日本語で書く
---
description: Spring Boot の Java コードの書き方
globs: src/main/java/**/*.java, src/test/java/**/*.java
alwaysApply: false
---
# Java・Spring Boot の決まり
## 構成
- Controller は入力の受け取りと Service の呼び出しだけにする。業務処理は Service に書く
- 依存はコンストラクタで受け取る(`@Autowired` のフィールド注入は使わない)
- 外に返す型は DTO(`record`)にし、Entity を直接返さない
- 更新系の Service メソッドに `@Transactional` を付ける。参照だけなら `@Transactional(readOnly = true)`
## 入力チェックと例外
- リクエストの DTO に Bean Validation(`@NotBlank`・`@Size` など)を付け、Controller で `@Valid`
- 例外は `@RestControllerAdvice` でまとめて HTTP ステータスに変える
- 見つからないときは独自の `NotFoundException` を投げ、404 にする
## 書き方
- `Optional` を返り値に使い、`null` を返さない
- ログは SLF4J(`private static final Logger log = LoggerFactory.getLogger(...)`)。`System.out` は使わない
- 日時は `java.time`(`LocalDateTime`・`OffsetDateTime`)を使う
## テスト
- JUnit 5 と AssertJ で書く。モックは Mockito
- Controller は `@WebMvcTest`、Repository は `@DataJpaTest`、全体は `@SpringBootTest`
- テストメソッド名は `日本語で条件_結果` の形でもよい(例:`在庫がない_例外になる`)
- 例は @OrderControllerTest.java を見る
---
alwaysApply: false
---
# DB マイグレーション(Flyway)
- ファイルは `src/main/resources/db/migration/V{番号}__{内容}.sql`
- 適用済みのファイルは書き換えない。直すときは新しい番号のファイルを足す
- 列の削除・名前変更は、アプリの変更と分けて 2 段階で行う
- 大きなテーブルへのインデックス追加は、ロック時間を書き添えて相談する
3 つ目は description も globs も無いので「Apply Manually」です。チャットで @db-migration と書いたときだけ読まれます。Spring Boot を Claude Code で扱うときの指示ファイルの例は、関連記事「Claude CodeでSpring Boot開発|CLAUDE.md例と設定一式」で扱っています。
Rules 雛形②:Angular 用
Angular CLI で作ったプロジェクト(src/app 直下にコード)を前提にしています。 書き方は、standalone コンポーネント・signal・@if/@for の制御構文を使う Angular の書き方に合わせました。
.cursor/rules/
├── 00-project.mdc # Always Apply(フロント用に書き換え)
├── angular.mdc # Apply to Specific Files(*.ts・*.html)
└── angular-test.mdc # Apply to Specific Files(*.spec.ts)
---
alwaysApply: true
---
# プロジェクトの概要
- Angular の SPA。パッケージ管理は npm
- 起動:`npx ng serve`、ビルド:`npx ng build`、テスト:`npx ng test --watch=false`
- 部品を足すときは `npx ng generate component 機能名/部品名` を使う
- 変更したら `npx ng build` が通ることを確かめて報告する
- API の URL やキーは `src/environments/` に置き、コードに直接書かない
- 回答と説明は日本語で書く
---
description: Angular のコンポーネント・サービスの書き方
globs: src/app/**/*.ts, src/app/**/*.html
alwaysApply: false
---
# Angular の決まり
## コンポーネント
- standalone コンポーネントで作る。NgModule は新しく作らない
- `changeDetection: ChangeDetectionStrategy.OnPush` を付ける
- 入出力は `input()`・`output()` 関数で書く(`@Input()`・`@Output()` デコレーターは新規に使わない)
- 状態は signal(`signal()`・`computed()`)で持つ
- テンプレートの分岐と繰り返しは `@if`・`@for`(`track` を必ず書く)を使う。`*ngIf`・`*ngFor` は新規に使わない
## 依存と通信
- 依存は `inject()` で受け取る
- HTTP 通信はコンポーネントに書かず、`providedIn: 'root'` のサービスにまとめる
- サービスの戻り値には型を付け、`any` を使わない
## フォーム
- 型付きの Reactive Forms(`FormGroup<{...}>`・`NonNullableFormBuilder`)を使う
- 入力チェックのメッセージは、テンプレートに直接書かず定数にまとめる
## スタイル
- 部品のスタイルは各部品の `.scss` に書く。全体に効かせるものだけ `styles.scss`
---
description: Angular のテストの書き方
globs: src/app/**/*.spec.ts
alwaysApply: false
---
# Angular のテスト
- `TestBed.configureTestingModule({ imports: [対象のコンポーネント] })` で standalone のまま読み込む
- HTTP は `provideHttpClient()` と `provideHttpClientTesting()`、`HttpTestingController` で確かめる
- 画面の確認は、`fixture.nativeElement.querySelector` で要素を取り、表示された文字で判定する
- 1 つのテストで確かめることは 1 つにする
angular.mdc の globs(src/app/**/*.ts)は *.spec.ts にも当たるので、テストのファイルを開いたときは angular.mdc と angular-test.mdc の両方が読まれます。手元の見本の構成では、src/app/**/*.ts, src/app/**/*.html が .ts・.html・.spec.ts の 3 ファイルに当たり、.scss には当たりませんでした。Angular の公式 MCP サーバーを AI ツールにつなぐ方法は、関連記事「Angular MCPサーバーの使い方|v22の9ツール実測とAI設定」で扱っています。
モノレポのとき
バックエンドとフロントエンドが 1 つのリポジトリにあるなら、globs の頭にフォルダ名を足します(例 backend/src/main/java/**/*.java・frontend/src/app/**/*.ts)。見本の構成で Python の glob を使って確かめると、それぞれ想定したファイルだけに当たりました。サブフォルダごとに AGENTS.md を置く方法もあり、ドキュメントでは、入れ子の AGENTS.md は親フォルダの内容と合わせて使われ、より近いものが優先されるとされています。
AGENTS.md と .mdc の使い分け
| 比べる点 | .cursor/rules/*.mdc |
AGENTS.md |
|---|---|---|
| 形式 | frontmatter つきの Markdown | ただの Markdown |
| いつ読むかの指定 | 4 種類から選べる | 指定できない |
| ファイルの種類ごとの切り替え | globs でできる |
フォルダ単位(入れ子の AGENTS.md) |
| ほかのツールとの共有 | Cursor 専用 | Codex CLI などでも読まれる |
Cursor だけで使うなら .mdc で細かく、複数の AI ツールで同じ指示を使うなら AGENTS.md に共通部分を書き、Cursor 固有の条件だけ .mdc にする形にすると、内容の二重管理を減らせます。AGENTS.md の書き方は、関連記事「AGENTS.mdの書き方テンプレ|copilot-instructions比較」で扱っています。
MCP の設定(mcp.json)
MCP サーバーは、プロジェクトなら .cursor/mcp.json、全プロジェクト共通なら ~/.cursor/mcp.json に書きます。 次の雛形は、ドキュメントに書かれた項目(stdio は type・command が必須、args・env・envFile は任意。リモートは url・headers)で組み立てたものです。
{
"mcpServers": {
"context7": {
"type": "stdio",
"command": "npx",
"args": ["-y", "@upstash/context7-mcp"]
},
"internal-api": {
"type": "stdio",
"command": "node",
"args": ["${workspaceFolder}/tools/mcp-server.js"],
"env": { "API_TOKEN": "${env:INTERNAL_API_TOKEN}" }
},
"docs": {
"url": "https://example.com/mcp",
"headers": { "Authorization": "Bearer ${env:DOCS_TOKEN}" }
}
}
}
| 書き方 | 意味(ドキュメントの記載) |
|---|---|
${env:NAME} |
環境変数の値 |
${workspaceFolder} |
.cursor/mcp.json があるフォルダ(プロジェクトのルート) |
${userHome} |
ホームディレクトリ |
envFile |
環境変数をファイルから読む(stdio のみ) |
変数が使えるのは command・args・env・url・headers の 5 項目です。トークンを直接書かず ${env:…} で渡すと、.cursor/mcp.json を Git で共有しやすくなります。通信方式は stdio・SSE・Streamable HTTP の 3 つで、MCP のツールは既定では使う前に承認を求められます。MCP の仕組みは、関連記事「MCPとは?サーバーとクライアントの仕組みと設定例を図解」で扱っています。
Claude Code・Codex CLI・Gemini CLI との対応表
| 項目 | Cursor | Claude Code | Codex CLI | Gemini CLI |
|---|---|---|---|---|
| 指示ファイル | .cursor/rules/*.mdc・AGENTS.md |
CLAUDE.md |
AGENTS.md |
GEMINI.md |
| ファイル種類で切替 | globs |
.claude/rules/ の paths |
フォルダ単位 | フォルダ単位 |
| 他ツールの指示 | CLAUDE.md も読む |
CLAUDE.md が無ければ AGENTS.md | 設定で CLAUDE.md も | 設定で AGENTS.md も |
| MCP の設定 | .cursor/mcp.json |
.mcp.json |
~/.codex/config.toml |
.gemini/settings.json |
| モード切替 | Shift+Tab |
Shift+Tab |
Shift+Tab |
Shift+Tab |
Claude Code・Codex CLI・Gemini CLI の列は、それぞれの公式ドキュメントと、Codex CLI 0.162.1・Gemini CLI 0.63.0 の手元の画面で確かめた内容です。Claude Code には Cursor の設定を取り込む /import cursor(v2.1.265 以降)があります。CLI 版の詳しい使い方は、関連記事「Codex CLI 使い方|コマンド一覧・config.toml・AGENTS.md」と関連記事「Gemini CLI 使い方|コマンド一覧・設定・GEMINI.md・無料枠」で扱っています。
よくある質問
Q. 返答を日本語にしたい。
A. User Rules(Customize → Rules)に「回答は日本語で書く」と書くと、全プロジェクトの Agent に効きます。チームで揃えるなら、上の雛形のように Always Apply の .mdc に書きます。どちらも Inline Edit(Cmd+K)には効きません。
Q. ルールが効いていない気がします。
A. まず .mdc の拡張子と frontmatter を見ます。.md だと無視されます。Apply Intelligently なら description、Apply to Specific Files なら globs が要ります。globs を * から書いているなら、src/ などのフォルダから書く形にします。
Q. .cursorrules はまだ使えますか。
A. ドキュメントでは「legacy and will be deprecated」とされ、移行手順として、新しいルールを作って中身を写し、種類を Always Apply にして、元のファイルを消す流れが示されています。
Q. ターミナルから Cursor の Agent を動かせますか。
A. Cursor CLI があり、ドキュメントでは curl https://cursor.com/install -fsS | bash で入れ、agent で対話、agent -p "依頼文" で対話なしに動かせるとされています。
Q. GitHub Copilot との違いは? A. どちらも VS Code 系のエディタで補完とチャットを使えます。Copilot の操作と設定は、関連記事「GitHub Copilotの使い方|ショートカット・コマンド一覧と設定」で扱っています。
まとめ
- AI の入り口は Tab・Inline Edit(
Cmd+K)・Agent(Cmd+I)。Rules が効くのは Agent だけ - モードは Agent・Ask(読み取り専用)・Plan・Debug。
Shift+Tabで切り替え - Project Rules は
.cursor/rules/*.mdc。alwaysApply・description・globsの組み合わせで 4 つの適用方法 AGENTS.mdとCLAUDE.mdも読まれる。.cursorrulesは廃止予定globsはカンマ区切り。*から書かずsrc/などから書く- MCP は
.cursor/mcp.json。トークンは${env:NAME}で渡す
参考・出典
確認日はいずれも 2026年10月12日です。
- Cursor Docs「Rules」:https://cursor.com/docs/rules
- Cursor Docs「Rules」(context):https://cursor.com/docs/context/rules
- Cursor Help「Rules」:https://cursor.com/help/customization/rules
- Cursor Docs「Keyboard Shortcuts」:https://cursor.com/docs/configuration/kbd
- Cursor Help「Keyboard shortcuts」:https://cursor.com/help/customization/keyboard-shortcuts
- Cursor Help「Ask mode」:https://cursor.com/help/ai-features/ask-mode
- Cursor Help「Plan mode」:https://cursor.com/help/ai-features/plan-mode
- Cursor Help「Debug mode」:https://cursor.com/help/ai-features/debug-mode
- Cursor Docs「Agent overview」(チェックポイント):https://cursor.com/docs/agent/overview
- Cursor Docs「Model Context Protocol (MCP)」:https://cursor.com/docs/mcp
- Cursor Docs「CLI overview」:https://cursor.com/docs/cli/overview
- Claude Code ドキュメント「Commands」:https://code.claude.com/docs/en/commands
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(記載例)出典:株式会社RJC「Cursor 使い方|Cursor Rulesの書き方・ショートカット・雛形」
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