製造業の管理部門(生産管理・工程管理・購買・品質保証・生産技術・営業事務)からエンジニアへ、未経験で転職することはできます。しかも、計画・部品表・工程・品質・在庫という管理部門の仕事の流れは、生産管理システムの機能の並びと同じで、「部品表」「所要量」「ロット」「不適合」の意味を説明なしで読めることは、要件定義とテストの工程でそのまま生きます。 採用する側として言うと、未経験者の1年目で差がつくのは「要件を読む力」「数を正確に合わせる力」「段取り」で、納期と数量を毎日扱ってきた人が持っているものです。情報サービス産業協会(JISA)の2025年版基本統計調査では、情報サービス産業の売上の20.5%が製造業向けで、金融業(22.8%)に次ぐ大きさです。厚生労働省の職業情報提供サイト(jobtag)は、システムエンジニアについて「IT以外の様々な業界の経験や知識も生かせることから、他業界からの転職者も比較的多い」と書いています。転職サービス doda で、IT・通信業界のうちキーワード「製造業」を含み職種未経験歓迎の求人は510件、「生産管理」を含む求人は159件です(確認日時点)。一方で数字も正直に書きます。総務省統計局「労働力調査」では製造業の就業者は2025年平均で1,033万人と前年から13万人減り、情報通信業は302万人と10万人増えています。厚生労働省「雇用動向調査」では製造業の離職率は9.8%(全産業13.7%)で、辞める人が少なく、周りに転職した人が少ない業界でもあります。この記事は、他業種からの転職者を未経験から採用し、入社後4か月の研修で育てている会社の立場から、製造の管理部門の知識が生きる工程、数字、職種別、転職理由別の確かめ方、年収の現実、採用する側が見ている3つ、1年目〜3年目、そして RJC の場合までを省略なしで書いたものです。

確認日:2026年10月10日(一部は10月6日・7日)。情報サービス産業の売上構成は情報サービス産業協会(JISA)「2025年版 情報サービス産業 基本統計調査」、有効求人倍率は厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)」参考統計表と厚生労働省 jobtag、職業の記述は jobtag、入職率・離職率と転職後の賃金は厚生労働省「令和7年雇用動向調査」、就業者数は総務省統計局「労働力調査(2025年平均)」、企業の採用状況はレバテック「IT人材白書2026」、求人件数は doda の検索結果、開発者のAI利用は Stack Overflow「2025 Developer Survey」を、確認日に開いて引用しています。「製造の管理部門の知識が生きる工程」「面談で見ているもの」は、他業種からの転職者を採用して育てている経験をもとにした整理です。

この記事の結論

製造業の管理部門からエンジニアになれるか

なれる。jobtag:「他業界からの転職者も比較的多い」。生産・工程管理事務もプログラマーも「特に学歴や資格は必要とされない」仕事。未経験者を採用中・検討中の企業は7割超

jobtag、レバテック「IT人材白書2026」

生産管理・品質の知識は生きるか

生きる。計画・部品表・工程・品質・在庫の流れは生産管理システムの機能の並びと同じ。用語を説明なしで読める(要件定義)、数量・単位・納期のずれに気づく(テスト)、記録の抜けと追跡の切れ目に気づく(運用)

本文の「システムのどこに当たるか」

求人はあるか

ある。doda IT・通信業界×職種未経験歓迎 5,762件。「製造業」を含む求人510件、「生産管理」159件

doda(確認日時点)

業界の今の数字は

情報サービス産業の売上の20.5%は製造業向けで、金融業に次ぐ。生産・工程管理事務の有効求人倍率は1.85倍。製造業の就業者は1,033万人で前年比13万人減、離職率は9.8%。人は減り、仕組みは作り直され続けている

JISA、厚生労働省、総務省統計局

年収はどうなるか

年収は役割で決まる。1年目は前職と同じ程度からが多く、手当の有無によっては下がることもある。3年目に詳細設計を任されるかで差がつく

本文の「年収の現実」

採用する側は何を見ているか

分からないときにどうするか、手を動かして確かめるか、人に説明できるか。工場の規模や品質の資格ではない

本文、採用する側の整理

いつ応募するか

今からでも。学習を終えてからでなくても応募できる。研修で育てる会社なら学ぶのは入社後からでも間に合う

本文

数字で見る「製造業の管理部門からエンジニア」

20.5%情報サービス産業の売上に占める製造業向けの割合(2024年度)金融業22.8%に次ぐ。サービス業15.1%、官公庁/自治体14.7%、通信業10.1%。JISA「2025年版 基本統計調査」(300社)
1,033万人製造業の就業者数(2025年平均)前年比13万人減。情報通信業は302万人で10万人増。総務省統計局「労働力調査」
1.85倍生産・工程管理事務の有効求人倍率(令和7年度)情報処理・通信技術者1.33倍、職業計1.06倍。就業者数584,650人(関連する職業分類)。厚生労働省 jobtag、「一般職業紹介状況」
9.8%製造業の離職率(2025年)入職率9.6%。全産業13.7%、情報通信業10.4%。厚生労働省「雇用動向調査」
510件doda IT・通信業界で「製造業」を含む職種未経験歓迎の求人「生産管理」を含む求人は159件。全体は5,762件。確認日時点
30.7%採用で重視する点の1位「コミュニケーション能力」2位は前職の業務内容26.9%。未経験者を採用中28.4%、検討中45.0%。レバテック「IT人材白書2026」
項目 数値 出典
情報サービス産業の取引先別売上高構成(2024年度) 金融業22.8%、製造業20.5%、サービス業15.1%、官公庁/自治体14.7%、通信業10.1%、同業者7.0%、コンピュータ・メーカー1.9%、その他7.9% JISA「2025年版 情報サービス産業 基本統計調査」図表2-20(300社)
jobtag 生産・工程管理事務 「オーダーに基づいた生産計画を立て、部品発注、納期管理の徹底を進める」「生産工程の進捗を掌握、出荷データなどグループ内での情報共有を図る」「入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない」。就業者数584,650人(関連する職業分類)、有効求人倍率1.85(令和7年度) 厚生労働省 jobtag
産業別の入職率・離職率(2025年) 製造業 入職率9.6%・離職率9.8%。情報通信業13.6%・10.4%。全産業14.7%・13.7% 厚生労働省「雇用動向調査」表4-2
就業者数(2025年平均) 製造業1,033万人(前年比13万人減)。情報通信業302万人(10万人増)。全産業6,828万人(47万人増) 総務省統計局「労働力調査」表Ⅰ-8
有効求人倍率(常用・パート含む、令和8年8月) 生産工程従事者1.60倍、機械組立従事者0.91倍、製品製造・加工処理(金属製品)2.15倍、情報処理・通信技術者1.33倍、一般事務従事者0.29倍、職業計1.06倍 厚生労働省「一般職業紹介状況」参考統計表6
doda IT・通信業界×職種未経験歓迎5,762件。「製造業」510件、「生産管理」159件 doda(確認日時点)
jobtag SE(受託開発) 「IT以外の様々な業界の経験や知識も生かせることから、他業界からの転職者も比較的多い」「理系のイメージが強いが文系も多い」 厚生労働省 jobtag(2026年10月7日確認)
転職後の賃金 増加/減少(2025年) 全体40.8%/31.0%。20〜24歳55.2%/17.5%、25〜29歳49.8%/23.9% 厚生労働省「雇用動向調査」
未経験者の採用状況 採用中28.4%、検討中45.0%。理由:経験者採用が難しい46.5%。採用で重視:コミュニケーション能力30.7%、前職の業務内容26.9% レバテック「IT人材白書2026」(2026年10月6日確認)
開発者のAI利用 84%が使用または使用予定。「ほぼ正しいが完全ではない」が最大の不満66% Stack Overflow「2025 Developer Survey」(2026年10月7日確認)

読み方は3つです。

  1. 製造業は情報サービス産業の2番目の取引先。 売上の20.5%が製造業向けで、生産管理・品質・在庫の仕組みは、製品と工場が変わるたびに直され続けています。部品表と工程を知っている人が、要件を書く側・確かめる側に要ります。
  2. 製造業の人は減り、情報通信業の人は増えている。 1,033万人と302万人の差は大きいものの、向きは逆で、製造の仕組みを知っている人は IT 側では少数です。同じ「生産管理の知識」を、人が足りない側で使う道があります。
  3. 採用で重視する1位はコミュニケーション能力、2位は前職の業務内容。 工場・仕入先・営業と調整し、数量と納期を合わせてきた管理部門の人が、面談で最も話せる2つです。

本記事の内容は、ご自由にお使いください。
ご利用の際は、出典として本ページへのリンクを記載いただけますようお願いします。

(記載例)出典:株式会社RJC「製造業の生産管理からエンジニアへ転職|計画・部品表・品質の知識が生きる工程と現実」

製造業の管理部門の仕事の流れが、システムのどこに当たるか:採用する側の整理

製造業の管理部門の仕事の流れが、システムのどこに当たるか

製造の管理の仕事の流れ→システムのどこに当たるか

受注・生産計画:需要と納期から計画を組む
→
生産計画・所要量計算(MRP)要件定義:計画から手配までの順番が分かる
部品表・購買:必要な部品を数えて手配する
→
部品表(BOM)・購買管理テスト:数量・単位・納期のずれに気づく
製造指示・工程管理:進捗を追い、遅れを直す
→
工程管理・製造実行(MES)要件定義・テスト:指示と進捗の対応が分かる
品質:検査の記録、不適合の処理、追跡
→
品質管理・トレーサビリティテスト・運用:記録の抜けと追跡の切れ目に気づく
在庫・出荷・原価:数と金額を締めて合わせる
→
在庫・原価(ERP)テスト:数と金額の突き合わせで抜けが少ない

「部品表」「所要量」「ロット」「不適合」の意味を、製造の管理部門の人は説明なしで読める

「書く・動かす」は研修で育つ「計画・数を合わせる・用語」は入社前から持っている

製造の管理の仕事の流れは、生産管理システム(ERP・MES)の機能の並びと同じ。下の表には、要件・テスト・運用のどこで生きるかと、1年目にどう見えるかも載せた

製造の管理の仕事の流れ システムのどこに当たるか 要件・テスト・運用で生きる場面と、1年目にどう見えるか
受注・生産計画:需要と納期から計画を組む 生産計画・所要量計算(MRP) 要件定義。計画から手配までの順番と、締めの単位(日・週)の意味が分かる
部品表・購買:必要な部品を数えて手配する 部品表(BOM)・購買管理 テスト。数量・単位・納期のずれに気づく。代替品や端数の扱いが分かる
製造指示・工程管理:進捗を追い、遅れを直す 工程管理・製造実行システム(MES) 要件定義・テスト。指示と進捗の対応、例外(段取り替え・設備停止)の扱いが分かる
品質:検査の記録、不適合の処理、ロットの追跡 品質管理・トレーサビリティ テスト・運用。記録の抜けと追跡の切れ目に気づく。是正の流れを知っている
在庫・出荷・原価:数と金額を締めて合わせる 在庫・原価管理(ERP) テスト。数と金額の突き合わせで抜けが少ない。月次の締めの順番が分かる

製造の管理部門の人が最初に戸惑うのは「書く・動かす」の工程ですが、これは研修で育ちます。逆に、研修では育ちにくい「計画を組む」「数を合わせる」「用語を知っている」を、管理部門の人は入社前から持っています。採用する側がはっきり言えるのは、製造の管理部門出身者は納期に向けた段取りと、テストの数合わせの立ち上がりが早いということです。

製造業の管理部門の知識が生きる3つの場面

読

要件を読む

仕様書には「部品表」「所要量」「ロット」「不適合」が説明なしに出てくる。管理部門の人は辞書を引かずに読み、「この計画のときは工程でこう動く」を先に言える

1年目:設計書の読み合わせで止まらない

試

テストで異常に気づく

数量と単位、納期の逆算、在庫の引当。業務を知っている人は「この結果はおかしい」に気づける。テストの観点を工程の順番で並べられる

1年目:テストの抜けが少ない

話

顧客と話せる

生産管理や品質のシステムの要望を出すのは、製造の業務部門の人。同じ言葉で話せる人は、2〜3年目に顧客との調整役へ進みやすい

2〜3年目:設計と調整へ

この3つは、研修で教えられるものではなく、入社前の仕事でしか身につきません。採用する側として言うと、1年目のうちは「書く・動かす」で先輩に追いつく期間で、2年目以降、業務の知識が設計の工程で差になって現れます。

製造業の管理部門の職種別に生きる経験

前職 特に生きる力 向く場面
生産管理・工程管理 計画と進捗。納期の調整。数量の管理 要件定義、進め方、テスト・データの扱い
購買・調達 発注と納期。仕入先との調整。単価と数量 要件を読む、顧客との調整役、テスト
品質保証・品質管理 検査の記録、不適合の処理、是正。規格を読む テストの観点、設計書を読む、運用
生産技術・設計補助 図面と手順。設備と条件。改善の数字 業務の流れを図にする、要件定義
営業事務・受注管理 受注の入力と納期回答。伝票の正確さ テスト、データの扱い、報告・相談
工場の事務・総務 勤怠・経費・帳票の処理。各部門との調整 業務システムの理解、チームでの調整

転職理由別に、求人票で確かめること

製造業の管理部門から転職を考える理由で多いのは、「納期の調整に追われて自分の仕事が進まない」「紙と表計算の手作業が多い」「工場の立地と転勤」「給与の上がり方が年功で見えにくい」です。同じ理由を繰り返さないために、求人票で確かめる項目を整理します。

転職理由納期の調整に追われて自分の仕事が進まない
→
求人票で確かめること1年目の仕事の中身と、研修の期間が書かれているか

製造の管理部門で起きていたこと:工場・仕入先・営業の間に立ち、電話と調整で1日が終わる

転職理由紙と表計算の手作業が多い
→
求人票で確かめること作る側の仕事か。設計・実装・テストの工程が書かれているか

製造の管理部門で起きていたこと:仕組みを変えたくても、使う側の立場では手が出せない

転職理由工場の立地と転勤
→
求人票で確かめること勤務地。転勤の有無

製造の管理部門で起きていたこと:工場のある場所で働き方が決まる

転職理由給与の上がり方が年功で見えにくい
→
求人票で確かめること昇給の回数。年代・役割ごとの年収モデルが公開されているか

製造の管理部門で起きていたこと:役職の枠が決まっていて、上がり方が見えない

年収の現実:1年目は前職と同じ程度から

採用する側として正直に書くと、未経験の1年目の年収は、製造業の管理部門の時と同じ程度から始まることが多く、手当の有無によっては下がることもあります。厚生労働省「雇用動向調査」では、転職入職者全体で40.8%が賃金増、31.0%が賃金減で、25〜29歳では49.8%が増、23.9%が減です。エンジニアの年収は役割で決まり、3年目に詳細設計、5年目に基本設計・リーダーへ進むかで差がつきます。年功で決まっていた上がり方が、役割で上がる道に変わる、というのが実態に近い見方です。年代・役割ごとの年収モデルを公開している会社なら、入る前に見通しが立ちます。

採用する側が面談で見ている3つ

1

分からないときにどうするか

止まったまま待つ人より、調べて聞く人のほうが伸びる

製造の人はどう話せるか:納期が遅れそうなとき、何を確かめて誰に連絡したか

2

手を動かして確かめるか

AIの出力を「動かして確かめる」人かどうか

製造の人はどう話せるか:部品表の数量を自分で突き合わせてきた習慣。体験会・面談でのやり取り

3

人に説明できるか

顧客・先輩・AIに「何を・なぜ」を伝えられる人は設計へ進める

製造の人はどう話せるか:工程の流れを、製造を知らない人に分かるように話す

見ていないのは「品質や生産管理の資格」「工場の規模」「作品」「学習の量」です。応募の前に何かを仕上げておかなくても応募できます。

1年目から3年目まで:製造業の管理部門出身者の道筋

入社〜研修

言語の基礎、データベース、Web の仕組み、設計とテスト製造の経験が生きるところ:手順どおりに進めて、分からないことを早く聞く

1年目

小さな修正、テスト、既存の仕組みを読む。「配属後、半年から1年間程度、先輩の指導を受けながら」(jobtag PG)製造の経験が生きるところ:報告・相談。業務システムの画面と表が、計画から出荷の順番で読める

2年目

機能単位で任される製造の経験が生きるところ:テストの観点を工程の順番で出す。数量と納期のずれに気づく

3年目詳細設計

詳細設計を書く。「3年目頃には一人で詳細設計を書けるようになる」(jobtag SE)製造の経験が生きるところ:業務部門と同じ言葉で話せる。顧客との調整役へ

生成AI時代、製造業の管理部門の知識はさらに生きる

Stack Overflow の2025年調査では、開発者の84%がAIツールを使っているか使う予定で、66%が「ほぼ正しいが、完全ではない」ことを最大の不満に挙げています。コードの雛形はAIが出す時代になり、開発職で残るのは「何を作るかを決める」「出力を確かめる」「人に伝える」です。AIは手順書も仕様書も読みますが、「この工場ではこの工程でこの例外が起きる」という業務の知識は、計画と進捗を扱ってきた人の中にしかありません。AIへの指示は、製造指示書と同じで、「何を・いくつ・いつまでに・なぜ」を相手に伝わる言葉で書く作業です。

決

何を作るかを決める

計画から出荷までの順番と例外を知っている人が、作るものを決められる

確

出力を確かめる

66%の開発者が「ほぼ正しいが、完全ではない」を最大の不満に挙げている。部品表の数量を突き合わせるように確かめる人が要る

伝

人に伝える

AIへの指示も、製造指示書と同じ。相手に伝わる言葉で「何を・なぜ」を書く

確かめて分かったこと(2026年10月10日の公開データ)

項目 数値・記述 出典
JISA 基本統計調査(2025年版) 取引先別売上高構成(2024年度):金融業22.8%、製造業20.5%、サービス業15.1%、官公庁/自治体14.7%、通信業10.1% 情報サービス産業協会 図表2-20(300社)
jobtag 生産・工程管理事務 「オーダーに基づいた生産計画を立て、部品発注、納期管理の徹底を進める」「特に学歴や資格は必要とされない」。有効求人倍率1.85、就業者数584,650人 厚生労働省 jobtag
雇用動向調査(2025年) 製造業 入職率9.6%・離職率9.8%。情報通信業10.4%、全産業13.7%。転職入職者の賃金 増加40.8%/減少31.0% 厚生労働省
労働力調査(2025年平均) 製造業1,033万人(13万人減)、情報通信業302万人(10万人増)、就業者総数6,828万人 総務省統計局 表Ⅰ-8
一般職業紹介状況(令和8年8月分) 有効求人倍率 生産工程従事者1.60倍、機械組立従事者0.91倍、情報処理・通信技術者1.33倍、一般事務従事者0.29倍、職業計1.06倍 厚生労働省 参考統計表6(常用・パート含む)
doda IT・通信業界×職種未経験歓迎5,762件。「製造業」510件、「生産管理」159件 doda(確認日時点)
jobtag SE・プログラマー 「他業界からの転職者も比較的多い」「文系も多い」「特に学歴や資格は必要とされない」「3年目頃には一人で詳細設計」 厚生労働省 jobtag(2026年10月7日確認)
レバテック 未経験採用中28.4%、検討中45.0%。理由:経験者採用が難しい46.5%。採用で重視:コミュニケーション能力30.7%、前職の業務内容26.9% 「IT人材白書2026」
Stack Overflow 2025 AI利用84%、「ほぼ正しいが完全ではない」66% 「2025 Developer Survey」

よくある質問

製造業の管理部門から未経験でエンジニアになれますか

なれます。jobtag はシステムエンジニアについて「他業界からの転職者も比較的多い」、プログラマーについて「特に学歴や資格は必要とされない」としています。情報サービス産業の売上の20.5%は製造業向けで、部品表と工程を知っている人が要件を読む側・確かめる側に要る構造です。

生産管理の知識はエンジニアで生きますか

生きます。計画・部品表・工程・品質・在庫の流れは生産管理システムの機能の並びと同じで、用語を説明なしで読める力は要件定義に、数量・単位・納期のずれに気づく力はテストに、記録の抜けと追跡の切れ目に気づく力は運用に、そのまま生きます。採用する側の実感では、管理部門出身者は段取りとテストの数合わせの立ち上がりが早いです。

品質保証や購買からでも同じですか

同じです。品質保証の人は検査の記録と不適合の処理、規格を読む力がテストの観点と設計書を読む工程に、購買の人は発注と納期、仕入先との調整が要件を読む力と顧客との調整役に生きます。

工場のラインからでも応募できますか

できます。手順どおりに作って確かめてきた力は、テストと実装にそのまま生きます。学歴不問・未経験歓迎の求人は、前職の職種を条件にしていません。この記事は管理部門の仕事の流れを軸に書いていますが、ラインの経験も同じ入口から応募できます。

品質管理や生産管理の資格は無駄になりますか

無駄になりません。応募の条件ではありませんが、資格のために学んだ工程と品質の知識は、要件を読むときにそのまま生きます。ITの資格は任意で、もし取りたい方は入社後に取り組むのも一つの方法です。

転勤はなくなりますか

会社によります。求人票で勤務地と転勤の有無を確かめると、働く場所の決まり方の違いが分かります。開発の仕事は、工場の立地ではなく開発チームのある場所で進める形が中心です。

年収は下がりますか

1年目は製造業の管理部門の時と同じ程度から始まることが多く、手当の有無によっては下がることもあります。転職入職者全体では40.8%が賃金増、31.0%が賃金減です。年収は役割で決まるので、3年目に設計を任されるか、年収モデルが公開されているかで会社を選ぶと、入った後の見通しが立ちます。

プログラミングを勉強してから応募すべきですか

いいえ。応募は今日からでも受け付けています。研修で育てる会社なら、学ぶのは入社後からでも間に合います。管理部門の人が持っていない「書く・動かす」は研修で育ち、持っている「計画・数を合わせる・用語」は研修では育ちにくいものです。

20代後半でも間に合いますか

間に合います。25〜29歳の転職入職者の49.8%が賃金増で、採用する側が見ているのは年齢ではなく向き合い方と説明する力です。迷っている間も年齢は上がるので、早めに動いたほうが選択肢は広く保てます。

製造業の経験を生かせる求人はどう探せばいいですか

doda で業種をIT・通信業界、条件を職種未経験歓迎に絞り、キーワード「製造業」を含めると510件、「生産管理」なら159件です。求人票では、研修の期間と中身、1年目の仕事、役割の道、勤務地が書かれているかが目安になります。

RJC に製造業の管理部門から転職する場合

最後に、この記事を書いている RJC(株式会社RJC)の場合を、公開中の採用情報と入社時研修の内容から書いておきます。RJC は、顧客やSIerの開発チームに入って開発する SES事業を主に、自社で引き受けて開発する SI事業も行う会社で、未経験採用は他業種からの転職者が中心です。これまでに500名以上の未経験者を育ててきました。

応募エントリーフォームの「プログラマ(未経験者)」から。資格・作品は条件にしていない
入社時研修 4か月・12段階「書く・動かす」を基礎から。採用した担当者が修了まで伴走
10年育成プログラム技術研修・設計研修・昇進研修。SE→リーダー→PM、またはテックリード→アーキテクト
応募の条件
学歴不問、業界未経験者大歓迎。元フリーター・他業種からの転職者も活躍中。資格・作品は条件にしていない
入社時研修
4か月・12段階。Java の基礎から、オブジェクト指向、データベースと SQL、Web の基礎、Spring Boot、JavaScript・React・Next.js と進み、最終段階で設計・実装・単体テストのサイクルを AI と一緒に回す(AI駆動開発)
研修の形
採用した担当者が研修の修了まで伴走する
研修のあと
10年育成プログラム(技術研修・設計研修・昇進研修)。600本以上の動画講座、書籍購入費用の会社負担
役割の道
SE→リーダー→プロジェクトマネージャー、またはテックリード→アーキテクト
給与
未経験・1年目は年収308万〜322万円。昇給年1回、賞与年2回
働き方
年間休日127日、完全週休2日(土日)、9:00〜18:00。11期連続黒字
応募
エントリーフォームの希望職種「プログラマ(未経験者)」から。向いているかを先に確かめたい方は「インターン・研修体験を希望の方」から

製造業の管理部門で身につけた「計画を組む・数を合わせる・用語を知っている」は、そのまま持ち込める力です。「書く・動かす」は入社後の研修で、採用した担当者が修了まで一緒に伴走します。

参考・出典

  • 厚生労働省 職業情報提供サイト(jobtag)「生産・工程管理事務」 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/437 (2026-10-10 確認)
  • doda 求人検索 業種IT・通信×職種未経験歓迎 https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchList/j_ind__01L/-op__70/-preBtn__3/ 、同×キーワード「製造業」 https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchList/j_k__/%E8%A3%BD%E9%80%A0%E6%A5%AD/-ind__01L/-op__70/-preBtn__3/ 、同×キーワード「生産管理」 https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchList/j_k__/%E7%94%9F%E7%94%A3%E7%AE%A1%E7%90%86/-ind__01L/-op__70/-preBtn__3/ (2026-10-10 確認、表示件数)
  • 情報サービス産業協会(JISA)「2025年版 情報サービス産業 基本統計調査」図表2-20 取引先別売上高構成(2024年度、300社) https://www.jisa.or.jp/Portals/0/report/basic2025report.pdf (2026-10-10 確認)
  • 厚生労働省「令和7年雇用動向調査」結果の概要 2 産業別の入職と離職 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/26-2/dl/kekka_gaiyo-02.pdf 、3 転職入職者の状況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/26-2/dl/kekka_gaiyo-03.pdf (2026-10-10 確認)
  • 総務省統計局「労働力調査(基本集計)2025年(令和7年)平均結果の概要」表Ⅰ-8 主な産業別就業者数 https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/ft/pdf/gaiyou.pdf (2026-10-10 確認)
  • 厚生労働省 職業情報提供サイト(jobtag)「システムエンジニア(受託開発)」 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/312 、「プログラマー」 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/313 (2026-10-07 確認)
  • 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_76397.html 、参考統計表 https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/001753011.pdf (2026-10-10 確認)
  • レバテック「IT人材白書2026」 https://levtech.jp/files/doc/levtech_research_2026.pdf (2026-10-06 確認)
  • Stack Overflow「2025 Developer Survey」AI https://survey.stackoverflow.co/2025/ai (2026-10-07 確認)
  • 株式会社RJC「採用情報」 https://www.r-jc.jp/recruitment/ (2026-10-10 確認)

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(記載例)出典:株式会社RJC「製造業の生産管理からエンジニアへ転職|計画・部品表・品質の知識が生きる工程と現実」

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RJCは、Web・モバイル・AIを活用した開発プロジェクトで、テックリードやPM・PMOも活躍するシステム開発会社です。会社を知る、待遇を確かめる、話を聞いてみる。気になるところ見てみてください!

  • 127日年間休日
  • 12時間平均残業時間
  • 毎日ガチャ遊びココロも大切にする福利厚生。アマギフなどの賞品ラインナップ!

ほかにも、チケットレストラン、書籍読み放題、2年ごとの慰労報奨(休暇 or 金一封)、11期連続の黒字決算。

ABOUT RJC RJCがどんな会社か知る 考え方、研修、働き方、福利厚生、社員の前職まで。RJCのことが丸わかり! RJC丸わかりページへ JOB DESCRIPTION 仕事内容・待遇を見てみる 仕事内容、給与・待遇、選考の流れ。経験者も未経験も!応募前に知りたいこと、まとめました! 募集要項を見る ENTRY エントリーする エントリーは1〜2分・履歴書不要です。まずは話を聞いてみたい、という方でも歓迎です! エントリーフォームへ

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