不動産(賃貸仲介・売買仲介の営業、賃貸管理、事務)からエンジニアへ、未経験で転職することはできます。しかも、物件登録・反響・内見・契約・管理という不動産の仕事の流れは、不動産の業務システムの機能の並びと同じで、「反響」「重説」「更新料」「日割り」の意味を説明なしで読めることは、要件定義とテストの工程でそのまま生きます。 採用する側として言うと、未経験者の1年目で差がつくのは「要望を聞いて要件にする力」「契約の正確さ」「報告・相談」で、物件を案内し契約を進めてきた人が持っているものです。国土交通省の発表では令和7年度末の宅地建物取引業者数は133,727業者で12年連続の増加、宅地建物取引士の登録者数は1,243,738人です。厚生労働省の職業情報提供サイト(jobtag)は、システムエンジニアについて「IT以外の様々な業界の経験や知識も生かせることから、他業界からの転職者も比較的多い」と書いています。転職サービス doda で、IT・通信業界のうちキーワード「不動産」を含み職種未経験歓迎の求人は512件、「不動産業界」は94件です(確認日時点)。一方で数字も正直に書きます。jobtag は住宅・不動産営業について「顧客の都合に合わせて、日曜、祝日に訪問したり、現地に案内することが必要なので、労働時間・休日は不規則である」と書き、厚生労働省「雇用動向調査」では不動産業,物品賃貸業の離職率は12.1%(全産業13.7%)です。この記事は、他業種からの転職者を未経験から採用し、入社後4か月の研修で育てている会社の立場から、不動産の知識が生きる工程、数字、職種別、転職理由別の確かめ方、年収の現実、採用する側が見ている3つ、1年目〜3年目、そして RJC の場合までを省略なしで書いたものです。

確認日:2026年10月10日(一部は10月6日・7日)。宅地建物取引業者数は国土交通省「令和7年度宅地建物取引業法の施行状況調査結果」、有効求人倍率は厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)」参考統計表と厚生労働省 jobtag、職業の記述は jobtag、入職率・離職率と転職後の賃金は厚生労働省「令和7年雇用動向調査」、就業者数は総務省統計局「労働力調査(2025年平均)」、企業の採用状況はレバテック「IT人材白書2026」、求人件数は doda の検索結果、開発者のAI利用は Stack Overflow「2025 Developer Survey」を、確認日に開いて引用しています。「不動産の知識が生きる工程」「面談で見ているもの」は、他業種からの転職者を採用して育てている経験をもとにした整理です。

この記事の結論

不動産からエンジニアになれるか

なれる。jobtag:「他業界からの転職者も比較的多い」。住宅・不動産営業もプログラマーも「特に学歴や資格は必要とされない」仕事。未経験者を採用中・検討中の企業は7割超

jobtag、レバテック「IT人材白書2026」

不動産の知識は生きるか

生きる。物件登録・反響・内見・契約・管理の流れは不動産の業務システムの機能の並びと同じ。用語を説明なしで読める(要件定義)、審査・契約の状態の移り変わりを言葉にできる(テスト)、家賃・更新料・日割りの計算を確かめられる(テスト・運用)

本文の「システムのどこに当たるか」

求人はあるか

ある。doda IT・通信業界×職種未経験歓迎 5,762件。「不動産」を含む求人512件、「不動産業界」94件

doda(確認日時点)

業界の今の数字は

宅建業者は133,727業者で12年連続増加、宅建士の登録者は1,243,738人。住宅・不動産営業の有効求人倍率は2.72倍。不動産業,物品賃貸業の離職率は12.1%、就業者は145万人で5万人増。業者も人も増え、仕組みは作り直され続けている

国土交通省、厚生労働省、総務省統計局

年収はどうなるか

年収は役割で決まる。1年目は前職と同じ程度からが多く、歩合がなくなる分、前職によっては下がることもある。3年目に詳細設計を任されるかで差がつく

本文の「年収の現実」

採用する側は何を見ているか

分からないときにどうするか、手を動かして確かめるか、人に説明できるか。宅建の有無や成約の数ではない

本文、採用する側の整理

いつ応募するか

今からでも。学習を終えてからでなくても応募できる。研修で育てる会社なら学ぶのは入社後からでも間に合う

本文

数字で見る「不動産からエンジニア」

133,727業者宅地建物取引業者数(令和7年度末)前年度比1,436業者(1.1%)増で12年連続の増加。宅地建物取引士の登録者数は1,243,738人。国土交通省「令和7年度宅地建物取引業法の施行状況調査」
2.72倍住宅・不動産営業の有効求人倍率(令和7年度)情報処理・通信技術者1.33倍、職業計1.06倍。就業者数138,640人(関連する職業分類)。厚生労働省 jobtag、「一般職業紹介状況」
12.1%不動産業,物品賃貸業の離職率(2025年)入職率14.4%。全産業13.7%、情報通信業10.4%。厚生労働省「雇用動向調査」
145万人不動産業,物品賃貸業の就業者数(2025年平均)前年比5万人増。情報通信業は302万人で10万人増。総務省統計局「労働力調査」
512件doda IT・通信業界で「不動産」を含む職種未経験歓迎の求人「不動産業界」を含む求人は94件。全体は5,762件。確認日時点
30.7%採用で重視する点の1位「コミュニケーション能力」2位は前職の業務内容26.9%。未経験者を採用中28.4%、検討中45.0%。レバテック「IT人材白書2026」
項目 数値 出典
宅地建物取引業者数(令和7年度末) 133,727業者(大臣免許3,238、知事免許130,489)。前年度比1,436業者(1.1%)増、12年連続の増加。宅地建物取引士の総登録者数1,243,738人 国土交通省「令和7年度宅地建物取引業法の施行状況調査結果について」(令和8年10月2日)
jobtag 住宅・不動産営業 「入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない」「顧客の都合に合わせて、日曜、祝日に訪問したり、現地に案内することが必要なので、労働時間・休日は不規則である」。就業者数138,640人(関連する職業分類)、有効求人倍率2.72(令和7年度) 厚生労働省 jobtag
産業別の入職率・離職率(2025年) 不動産業,物品賃貸業 入職率14.4%・離職率12.1%。情報通信業13.6%・10.4%。全産業14.7%・13.7% 厚生労働省「雇用動向調査」表4-2
就業者数(2025年平均) 不動産業,物品賃貸業145万人(前年比5万人増)。情報通信業302万人(10万人増)。全産業6,828万人 総務省統計局「労働力調査」表Ⅰ-8
有効求人倍率(常用・パート含む、令和8年8月) 情報処理・通信技術者1.33倍、営業・販売事務従事者0.88倍、一般事務従事者0.29倍、職業計1.06倍 厚生労働省「一般職業紹介状況」参考統計表6
doda IT・通信業界×職種未経験歓迎5,762件。「不動産」512件、「不動産業界」94件 doda(確認日時点)
jobtag SE(受託開発) 「IT以外の様々な業界の経験や知識も生かせることから、他業界からの転職者も比較的多い」「理系のイメージが強いが文系も多い」 厚生労働省 jobtag(2026年10月7日確認)
転職後の賃金 増加/減少(2025年) 全体40.8%/31.0%。20〜24歳55.2%/17.5%、25〜29歳49.8%/23.9% 厚生労働省「雇用動向調査」
未経験者の採用状況 採用中28.4%、検討中45.0%。理由:経験者採用が難しい46.5%。採用で重視:コミュニケーション能力30.7%、前職の業務内容26.9% レバテック「IT人材白書2026」(2026年10月6日確認)
開発者のAI利用 84%が使用または使用予定。「ほぼ正しいが完全ではない」が最大の不満66% Stack Overflow「2025 Developer Survey」(2026年10月7日確認)

読み方は3つです。

  1. 業者も人も増え、仕組みは作り直され続けている。 宅建業者は12年連続で増え、物件の掲載・反響・電子契約・賃貸管理の仕組みは、ポータルと制度が変わるたびに直されています。物件と契約の手続きを知っている人が、要件を書く側・確かめる側に要ります。
  2. IT・通信業界の求人票に「不動産」が512件出てくる。 不動産の営業・管理の経験を前職の例として挙げる求人が多く、不動産からの転職は採用する側に知られた道です。
  3. 採用で重視する1位はコミュニケーション能力、2位は前職の業務内容。 要望を聞いて物件を案内し、重要事項を説明してきた不動産の人が、面談で最も話せる2つです。

本記事の内容は、ご自由にお使いください。
ご利用の際は、出典として本ページへのリンクを記載いただけますようお願いします。

(記載例)出典:株式会社RJC「不動産からエンジニアへ転職|物件・契約・管理の知識が生きる工程と、採用側の答え」

不動産の仕事の流れが、システムのどこに当たるか:採用する側の整理

不動産の仕事の流れ → システムのどこに当たるか

物件登録・募集:図面と条件を整えて掲載する

→

物件管理・掲載(ポータル連携)要件定義:物件の項目と公開の順番が分かる

反響・内見:問い合わせに答えて案内する

→

反響管理・顧客管理(CRM)運用:問い合わせの履歴と追客の流れを追える

申込・審査・契約:審査、重要事項説明、契約

→

申込・契約の機能(電子契約)テスト:審査・契約の状態の移り変わりを言える

管理:家賃、更新、退去、修繕の手続き

→

賃貸管理システムテスト:家賃・更新料・日割りの計算を確かめられる

売買:査定、ローン、残金決済、引き渡し

→

売買・取引管理要件定義:ローン・決済・登記の手順が分かる

「反響」「重説」「更新料」「日割り」の意味を、不動産の人は説明なしで読める

最初に戸惑う「書く・動かす」は研修で育つ。不動産出身者は要望を聞く力と、契約の状態のテストの立ち上がりが早い

不動産の仕事の流れは、不動産の業務システムの機能の並びと同じ。下の表には、要件・テスト・運用のどこで生きるかと、1年目にどう見えるかも載せた

不動産の仕事の流れ システムのどこに当たるか 要件・テスト・運用で生きる場面と、1年目にどう見えるか
物件登録・募集:図面と条件を整えて掲載する 物件管理・掲載(ポータル連携) 要件定義。物件の項目(間取り・設備・条件)と公開の順番が分かる
反響・内見:問い合わせに答えて案内する 反響管理・顧客管理(CRM) 運用。問い合わせの履歴と追客の流れを追える。要望を要件にできる
申込・審査・契約:入居審査、重要事項説明、契約 申込・契約の機能(電子契約) テスト。審査・契約の状態の移り変わりを言葉にでき、観点の抜けが少ない
管理:家賃、更新、退去、修繕の手続き 賃貸管理システム テスト・運用。家賃・更新料・日割り・精算の計算を自分で確かめられる
売買:査定、ローン、残金決済、引き渡し 売買・取引管理 要件定義。ローン・決済・登記の手順と期限が分かる

不動産の人が最初に戸惑うのは「書く・動かす」の工程ですが、これは研修で育ちます。逆に、研修では育ちにくい「要望を聞く」「契約を正確に進める」「用語を知っている」を、不動産の人は入社前から持っています。採用する側がはっきり言えるのは、不動産出身者は要件を聞き出す力と、契約の状態のテストの立ち上がりが早いということです。

不動産の知識が生きる3つの場面

読

要件を読む

仕様書には「反響」「重説」「更新料」「日割り」が説明なしに出てくる。不動産の人は辞書を引かずに読み、「この申込のときは契約がこの状態になる」を先に言える

1年目:設計書の読み合わせで止まらない

試

テストで異常に気づく

家賃の日割り、更新料と精算、契約の状態の移り変わり。業務を知っている人は「この金額はおかしい」に気づける。テストの観点を手続きの順番で並べられる

1年目:テストの抜けが少ない

話

顧客と話せる

不動産の業務システムの要望を出すのは、不動産の業務部門の人。同じ言葉で話せる人は、2〜3年目に顧客との調整役へ進みやすい

2〜3年目:設計と調整へ

この3つは、研修で教えられるものではなく、入社前の仕事でしか身につきません。採用する側として言うと、1年目のうちは「書く・動かす」で先輩に追いつく期間で、2年目以降、業務の知識が設計の工程で差になって現れます。

不動産の職種別に生きる経験

前職 特に生きる力 向く場面
賃貸仲介の営業 要望を聞いて物件を案内する。申込から契約までの手続き 要件を読む、人に説明する、報告・相談
売買仲介の営業 査定・ローン・決済・登記の段取り。多くの関係者との調整 要件定義、顧客との調整役、進め方
賃貸管理(入居者対応・オーナー対応) 家賃・更新・退去・修繕の手続き。問い合わせの対応 テスト・データの扱い、運用・保守
不動産の事務(契約書・図面・掲載) 書類の正確さ。掲載の項目と期限 テスト、設計書を読む
店舗の責任者・マネージャー 反響の数字で判断する。店舗の段取り 進め方、チームでの調整
不動産ポータル・不動産テックの運営 掲載の仕組みと反響の分析 データの扱い(SQL)、要件定義

転職理由別に、求人票で確かめること

不動産から転職を考える理由で多いのは、「土日祝が出勤で平日休み」「歩合で収入が読めない」「反響待ちと追客の電話が続く」「転勤と店舗の異動」です。同じ理由を繰り返さないために、求人票で確かめる項目を整理します。

転職理由土日祝が出勤で平日休み
→
求人票で確かめること「完全週休2日(土日)」か、年間休日

不動産で起きていたこと:jobtag:「日曜、祝日に訪問したり、現地に案内することが必要なので、労働時間・休日は不規則である」

転職理由歩合で収入が読めない
→
求人票で確かめること固定給か。昇給の回数、年代・役割ごとの年収モデルが公開されているか

不動産で起きていたこと:成約の数で月ごとに収入が変わる

転職理由反響待ちと追客の電話が続く
→
求人票で確かめること営業ではなく「作る側」の仕事か。1年目の仕事の中身が書かれているか

不動産で起きていたこと:反響の数に左右され、自分で仕組みを変えられない

転職理由転勤と店舗の異動
→
求人票で確かめること勤務地。転勤の有無

不動産で起きていたこと:店舗の数で配属が決まる

年収の現実:1年目は前職と同じ程度から

採用する側として正直に書くと、未経験の1年目の年収は、不動産の時と同じ程度から始まることが多く、歩合がなくなる分、前職によっては下がることもあります。厚生労働省「雇用動向調査」では、転職入職者全体で40.8%が賃金増、31.0%が賃金減で、25〜29歳では49.8%が増、23.9%が減です。エンジニアの年収は役割で決まり、3年目に詳細設計、5年目に基本設計・リーダーへ進むかで差がつきます。成約の数で月ごとに変わっていた収入が、役割で段階的に上がる道に変わる、というのが実態に近い見方です。年代・役割ごとの年収モデルを公開している会社なら、入る前に見通しが立ちます。

採用する側が面談で見ている3つ

1

分からないときにどうするか

止まったまま待つ人より、調べて聞く人のほうが伸びる

不動産の人はどう話せるか:契約の直前に条件が食い違ったとき、何を確かめて誰に連絡したか

2

手を動かして確かめるか

AIの出力を「動かして確かめる」人かどうか

不動産の人はどう話せるか:重要事項説明の内容を自分で突き合わせてきた習慣。体験会・面談でのやり取り

3

人に説明できるか

顧客・先輩・AIに「何を・なぜ」を伝えられる人は設計へ進める

不動産の人はどう話せるか:契約の流れを、不動産を知らない人に分かるように話す

見ていないのは「宅建の有無」「成約の数」「作品」「学習の量」です。応募の前に何かを仕上げておかなくても応募できます。

1年目から3年目まで:不動産出身者の道筋

入社〜研修

言語の基礎、データベース、Web の仕組み、設計とテスト不動産の経験が生きるところ:契約書を読むように設計書を読む。分からないことを早く聞く

1年目

小さな修正、テスト、既存の仕組みを読む。「配属後、半年から1年間程度、先輩の指導を受けながら」(jobtag PG)不動産の経験が生きるところ:報告・相談。業務システムの画面と表が、物件から契約の順番で読める

2年目

機能単位で任される不動産の経験が生きるところ:テストの観点を手続きの順番で出す。家賃や日割りの計算のずれに気づく

3年目詳細設計

詳細設計を書く。「3年目頃には一人で詳細設計を書けるようになる」(jobtag SE)不動産の経験が生きるところ:要望を聞いて要件にする。顧客との調整役へ

生成AI時代、不動産の知識はさらに生きる

Stack Overflow の2025年調査では、開発者の84%がAIツールを使っているか使う予定で、66%が「ほぼ正しいが、完全ではない」ことを最大の不満に挙げています。コードの雛形はAIが出す時代になり、開発職で残るのは「何を作るかを決める」「出力を確かめる」「人に伝える」です。AIは契約書のひな形も仕様書も読みますが、「この物件ではこの条件でこの例外が起きる」という業務の知識は、物件と契約を扱ってきた人の中にしかありません。AIへの指示は、重要事項の説明と同じで、「何を・なぜ」を相手に伝わる言葉で書く作業です。

決

何を作るかを決める

物件から契約までの順番と例外を知っている人が、作るものを決められる

確

出力を確かめる

66%の開発者が「ほぼ正しいが、完全ではない」を最大の不満に挙げている。重要事項を突き合わせるように確かめる人が要る

伝

人に伝える

AIへの指示も、重要事項の説明と同じ。相手に伝わる言葉で「何を・なぜ」を書く

確かめて分かったこと(2026年10月10日の公開データ)

項目 数値・記述 出典
国土交通省(令和8年10月2日) 令和7年度末 宅地建物取引業者数133,727業者(1,436業者・1.1%増、12年連続増加)。宅地建物取引士の総登録者数1,243,738人 「令和7年度宅地建物取引業法の施行状況調査結果について」
jobtag 住宅・不動産営業 「特に学歴や資格は必要とされない」「日曜、祝日に訪問したり、現地に案内することが必要なので、労働時間・休日は不規則」。有効求人倍率2.72、就業者数138,640人 厚生労働省 jobtag
雇用動向調査(2025年) 不動産業,物品賃貸業 入職率14.4%・離職率12.1%。情報通信業10.4%、全産業13.7%。転職入職者の賃金 増加40.8%/減少31.0% 厚生労働省
労働力調査(2025年平均) 不動産業,物品賃貸業145万人(5万人増)、情報通信業302万人(10万人増)、就業者総数6,828万人 総務省統計局 表Ⅰ-8
一般職業紹介状況(令和8年8月分) 有効求人倍率 情報処理・通信技術者1.33倍、営業・販売事務従事者0.88倍、一般事務従事者0.29倍、職業計1.06倍 厚生労働省 参考統計表6(常用・パート含む)
doda IT・通信業界×職種未経験歓迎5,762件。「不動産」512件、「不動産業界」94件 doda(確認日時点)
jobtag SE・プログラマー 「他業界からの転職者も比較的多い」「文系も多い」「特に学歴や資格は必要とされない」「3年目頃には一人で詳細設計」 厚生労働省 jobtag(2026年10月7日確認)
レバテック 未経験採用中28.4%、検討中45.0%。理由:経験者採用が難しい46.5%。採用で重視:コミュニケーション能力30.7%、前職の業務内容26.9% 「IT人材白書2026」
Stack Overflow 2025 AI利用84%、「ほぼ正しいが完全ではない」66% 「2025 Developer Survey」

よくある質問

不動産から未経験でエンジニアになれますか

なれます。jobtag はシステムエンジニアについて「他業界からの転職者も比較的多い」、プログラマーについて「特に学歴や資格は必要とされない」としています。IT・通信業界の未経験歓迎の求人で「不動産」を含むものは512件あり、採用する側に知られた道です。

不動産の知識はエンジニアで生きますか

生きます。物件登録・反響・内見・契約・管理の流れは不動産の業務システムの機能の並びと同じで、用語を説明なしで読める力は要件定義に、審査・契約の状態の移り変わりを言葉にできる力はテストに、家賃・更新料・日割りの計算を確かめる力はテストと運用に、そのまま生きます。採用する側の実感では、不動産出身者は要件を聞き出す力の立ち上がりが早いです。

賃貸管理や事務からでも応募できますか

できます。学歴不問・未経験歓迎の求人は、前職の職種を条件にしていません。賃貸管理の人は家賃・更新・退去の手続きと問い合わせの対応がテストと運用に、事務の人は書類の正確さと期限の管理が設計書を読む工程とテストに生きます。

宅建は無駄になりますか

無駄になりません。応募の条件ではありませんが、資格のために学んだ契約・権利・法令の知識は、業務の理解としてそのまま生きます。ITの資格は任意で、もし取りたい方は入社後に取り組むのも一つの方法です。

ITの資格を取ってから応募すべきですか

いいえ。学歴不問・未経験歓迎の求人は資格を条件にしておらず、採用する側が見ているのは分からないときにどうするか、手を動かして確かめるか、人に説明できるかです。ITの資格は任意で、もし取りたい方は入社後に取り組むのも一つの方法です。

土日祝の出勤はなくなりますか

会社によります。求人票で「完全週休2日(土日)」かどうか、年間休日を確かめると、休みの決まり方の違いが分かります。開発の仕事は平日の昼の時間帯にチームで進める形が中心です。

年収は下がりますか

1年目は不動産の時と同じ程度から始まることが多く、歩合がなくなる分、前職によっては下がることもあります。転職入職者全体では40.8%が賃金増、31.0%が賃金減です。年収は役割で決まるので、3年目に設計を任されるか、年収モデルが公開されているかで会社を選ぶと、入った後の見通しが立ちます。

プログラミングを勉強してから応募すべきですか

いいえ。応募は今日からでも受け付けています。研修で育てる会社なら、学ぶのは入社後からでも間に合います。不動産の人が持っていない「書く・動かす」は研修で育ち、持っている「要望を聞く・契約の正確さ・用語」は研修では育ちにくいものです。

20代後半でも間に合いますか

間に合います。25〜29歳の転職入職者の49.8%が賃金増で、採用する側が見ているのは年齢ではなく向き合い方と説明する力です。迷っている間も年齢は上がるので、早めに動いたほうが選択肢は広く保てます。

不動産の経験を生かせる求人はどう探せばいいですか

doda で業種をIT・通信業界、条件を職種未経験歓迎に絞り、キーワード「不動産」を含めると512件、「不動産業界」なら94件です。求人票では、研修の期間と中身、1年目の仕事、役割の道、土日が休みかどうかが書かれているかが目安になります。

RJC に不動産から転職する場合

最後に、この記事を書いている RJC(株式会社RJC)の場合を、公開中の採用情報と入社時研修の内容から書いておきます。RJC は、顧客やSIerの開発チームに入って開発する SES事業を主に、自社で引き受けて開発する SI事業も行う会社で、未経験採用は他業種からの転職者が中心です。これまでに500名以上の未経験者を育ててきました。

応募エントリーフォームの「プログラマ(未経験者)」から。資格・作品は条件にしていない
入社時研修 4か月・12段階「書く・動かす」を基礎から。採用した担当者が修了まで伴走
10年育成プログラム技術研修・設計研修・昇進研修。SE→リーダー→PM、またはテックリード→アーキテクト
応募の条件
学歴不問、業界未経験者大歓迎。元フリーター・他業種からの転職者も活躍中。資格・作品は条件にしていない
入社時研修
4か月・12段階。Java の基礎から、オブジェクト指向、データベースと SQL、Web の基礎、Spring Boot、JavaScript・React・Next.js と進み、最終段階で設計・実装・単体テストのサイクルを AI と一緒に回す(AI駆動開発)
研修の形
採用した担当者が研修の修了まで伴走する
研修のあと
10年育成プログラム(技術研修・設計研修・昇進研修)。600本以上の動画講座、書籍購入費用の会社負担
役割の道
SE→リーダー→プロジェクトマネージャー、またはテックリード→アーキテクト
給与
未経験・1年目は年収308万〜322万円。昇給年1回、賞与年2回
働き方
年間休日127日、完全週休2日(土日)、9:00〜18:00。11期連続黒字
応募
エントリーフォームの希望職種「プログラマ(未経験者)」から。向いているかを先に確かめたい方は「インターン・研修体験を希望の方」から

不動産で身につけた「要望を聞く・契約を正確に進める・用語を知っている」は、そのまま持ち込める力です。「書く・動かす」は入社後の研修で、採用した担当者が修了まで一緒に伴走します。

参考・出典

  • 国土交通省「令和7年度宅地建物取引業法の施行状況調査結果について」(令和8年10月2日) https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo16_hh_000001_00128.html (2026-10-10 確認)
  • 厚生労働省 職業情報提供サイト(jobtag)「住宅・不動産営業」 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/59 (2026-10-10 確認)
  • doda 求人検索 業種IT・通信×職種未経験歓迎 https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchList/j_ind__01L/-op__70/-preBtn__3/ 、同×キーワード「不動産」 https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchList/j_k__/%E4%B8%8D%E5%8B%95%E7%94%A3/-ind__01L/-op__70/-preBtn__3/ 、同×キーワード「不動産業界」 https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchList/j_k__/%E4%B8%8D%E5%8B%95%E7%94%A3%E6%A5%AD%E7%95%8C/-ind__01L/-op__70/-preBtn__3/ (2026-10-10 確認、表示件数)
  • 情報サービス産業協会(JISA)「2025年版 情報サービス産業 基本統計調査」図表2-20 取引先別売上高構成(2024年度、300社) https://www.jisa.or.jp/Portals/0/report/basic2025report.pdf (2026-10-10 確認)
  • 厚生労働省「令和7年雇用動向調査」結果の概要 2 産業別の入職と離職 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/26-2/dl/kekka_gaiyo-02.pdf 、3 転職入職者の状況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/26-2/dl/kekka_gaiyo-03.pdf (2026-10-10 確認)
  • 総務省統計局「労働力調査(基本集計)2025年(令和7年)平均結果の概要」表Ⅰ-8 主な産業別就業者数 https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/ft/pdf/gaiyou.pdf (2026-10-10 確認)
  • 厚生労働省 職業情報提供サイト(jobtag)「システムエンジニア(受託開発)」 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/312 、「プログラマー」 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/313 (2026-10-07 確認)
  • 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_76397.html 、参考統計表 https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/001753011.pdf (2026-10-10 確認)
  • レバテック「IT人材白書2026」 https://levtech.jp/files/doc/levtech_research_2026.pdf (2026-10-06 確認)
  • Stack Overflow「2025 Developer Survey」AI https://survey.stackoverflow.co/2025/ai (2026-10-07 確認)
  • 株式会社RJC「採用情報」 https://www.r-jc.jp/recruitment/ (2026-10-10 確認)

本記事の内容は、ご自由にお使いください。
ご利用の際は、出典として本ページへのリンクを記載いただけますようお願いします。

(記載例)出典:株式会社RJC「不動産からエンジニアへ転職|物件・契約・管理の知識が生きる工程と、採用側の答え」

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RJCは、Web・モバイル・AIを活用した開発プロジェクトで、テックリードやPM・PMOも活躍するシステム開発会社です。会社を知る、待遇を確かめる、話を聞いてみる。気になるところ見てみてください!

  • 127日年間休日
  • 12時間平均残業時間
  • 毎日ガチャ遊びココロも大切にする福利厚生。アマギフなどの賞品ラインナップ!

ほかにも、チケットレストラン、書籍読み放題、2年ごとの慰労報奨(休暇 or 金一封)、11期連続の黒字決算。

ABOUT RJC RJCがどんな会社か知る 考え方、研修、働き方、福利厚生、社員の前職まで。RJCのことが丸わかり! RJC丸わかりページへ JOB DESCRIPTION 仕事内容・待遇を見てみる 仕事内容、給与・待遇、選考の流れ。経験者も未経験も!応募前に知りたいこと、まとめました! 募集要項を見る ENTRY エントリーする エントリーは1〜2分・履歴書不要です。まずは話を聞いてみたい、という方でも歓迎です! エントリーフォームへ

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