Claude Code は、ターミナルや IDE から日本語で頼むと、コードを読み、ファイルを編集し、コマンドを実行して確かめるところまで進める Anthropic のコーディングエージェントです。 2026年10月16日時点の最新版は 2.1.301(npm の latest、10月15日公開)で、安定版チャネル(stable)は 2.1.292 です。使い方のコツを1行で言うと「Claude に自分で確かめる手段(テスト・ビルド)を渡し、関係のない作業の間は /clear で文脈を空ける」 で、これは公式の Best practices の最初の2項目と同じです。

やりたいこと コマンド・操作 この記事の節
入れる(macOS・Linux・WSL) curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash インストール(OS別)
入れる(Windows PowerShell) irm https://claude.ai/install.ps1 | iex インストール(OS別)
版を確かめる claude --version → 2.1.301 (Claude Code) --version・--help の実際の出力
始める プロジェクトで claude → ブラウザでログイン 最初の30分
指示書を作る /init(CLAUDE.md を生成) CLAUDE.md の書き方
設計だけさせる /plan 〜したい または Shift+Tab 権限モード
文脈を空ける /clear(別の作業)・/compact(同じ作業) Claude Code のコツ
MCP サーバーを足す claude mcp add --transport http <名前> <URL> MCP
モデルを変える /model opus・claude --model sonnet モデル指定
困ったとき claude doctor(ターミナル)・/doctor(セッション内) よくあるエラーと対処

最終更新:2026年10月16日(変更点)

日付 変更点
2026年10月16日 対応版を 2.1.287 → 2.1.301 に更新。スラッシュコマンドを「よく使う20個」から全件の一覧に、CLI フラグを --help 全66個+ヘルプに出ないフラグに拡大。「Claude Code のコツ」の節、設定ファイルの優先順位、権限モードの既定(2.1.283 以降は auto)、MCP・サブエージェント・hooks・Skills・プラグインの要点、claude mcp add の実行結果、エラー対処表を追加・更新。モデルを Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5・Fable 5.1 の現行世代に
2026年10月2日 初版(2.1.287)

確認環境:Claude Code 2.1.301 を npm(@anthropic-ai/claude-code、Node.js 22.22.2、Linux x64)で入れ、claude --version・claude --help・各サブコマンドの --help・claude doctor・claude mcp add/get/remove・引数の誤りのエラー表示を実行して出力を確かめました。コマンド・設定・権限・料金・対応 OS は、code.claude.com の公式ドキュメント(英語版)と claude.com/pricing で確かめました(確認日 2026年10月16日)。

本記事の内容は、ご自由にお使いください。
ご利用の際は、出典として本ページへのリンクを記載いただけますようお願いします。

(記載例)出典:株式会社RJC「Claude Code 使い方とコツ完全ガイド|全コマンド一覧・エラー対処」

Claude Code とは:できることと使える場所

公式の概要ページは Claude Code を「コードベースを読み、ファイルを編集し、コマンドを実行し、開発ツールとつながるエージェント型のコーディングツール」と説明しています。チャットで答えを返すだけでなく、自分でファイルを探して読み、編集し、テストを実行して結果を見て直すまで続けて進めるのが特徴です。

同じエンジンに複数の入口があり、リポジトリの CLAUDE.md・.claude/settings.json・.mcp.json はどの入口でも共通に使われます。

入口 どう使うか 補足(公式ドキュメント)
ターミナル(CLI) claude で対話。この記事の中心 すべてのコマンドとスキルが使える
VS Code 拡張機能 エディタ内のパネルで対話・差分確認 Cursor にも入る。拡張機能は claude を PATH に足さない
JetBrains プラグイン IntelliJ IDEA・PyCharm などで差分表示 CLI を先に入れておく
デスクトップアプリ ターミナルなしで使う。複数セッションを並べる macOS・Windows。Linux は apt で入れる
Web(claude.ai/code) クラウドで動くセッション 手元にないリポジトリや長い作業向け
CI・チャット連携 GitHub Actions・GitLab CI/CD・Slack PR レビューや修正の自動化

インストール(Windows・Mac・Linux)

システム要件

項目 要件(公式 Advanced setup)
OS macOS 13.0 以上/Windows 10 1809 以上・Windows Server 2019 以上/Ubuntu 20.04 以上/Debian 10 以上/Alpine Linux 3.19 以上
ハードウェア RAM 4GB 以上、x64 または ARM64
ネットワーク インターネット接続が要る
シェル Bash・Zsh・PowerShell・CMD
地域 Anthropic の対応国・地域
Node.js ネイティブインストールでは不要。npm で入れるときだけ Node.js 22 以上

OS別のインストールコマンド

方法 対象 コマンド 自動更新
ネイティブ(推奨) macOS・Linux・WSL curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash される
ネイティブ(推奨) Windows PowerShell irm https://claude.ai/install.ps1 | iex される
ネイティブ(推奨) Windows CMD curl -fsSL https://claude.ai/install.cmd -o install.cmd && install.cmd && del install.cmd される
Homebrew macOS brew install --cask claude-code(claude-code@latest は最新チャネル) されない(brew upgrade claude-code)
WinGet Windows winget install Anthropic.ClaudeCode されない(winget upgrade Anthropic.ClaudeCode)
apt・dnf・apk Debian・Ubuntu/Fedora・RHEL/Alpine 署名キーを登録してから apt install claude-code など されない(OS の更新で上げる)
npm Node.js 22 以上 npm install -g @anthropic-ai/claude-code npm のグローバル領域に書ければ自動更新
  • Homebrew と WinGet は、CLAUDE_CODE_PACKAGE_MANAGER_AUTO_UPDATE=1 を設定すると Claude Code が更新コマンドを代わりに実行します。
  • 安定版チャネルは「おおむね1週間遅れで、大きな不具合を含むリリースを飛ばす」版です。curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash -s stable のように入れるか、設定の autoUpdatesChannel を "stable" にします。

Windows は、ネイティブで動かすか WSL の中で動かすかを選びます。

選択肢 必要なもの サンドボックス 向いている用途
ネイティブ Windows なし(Git for Windows は任意) 使えない Windows のプロジェクトとツール
WSL 2 WSL 2 使える Linux のツールチェーン、隔離したコマンド実行
WSL 1 WSL 1 使えない WSL 2 が使えないとき

Git for Windows がないときは PowerShell ツールでコマンドを実行し、あるときは Git Bash を Bash ツールとして使います。管理者権限は要りません。PowerShell で CMD 用のコマンドを打つと The token '&&' is not a valid statement separator、CMD で PowerShell 用を打つと 'irm' is not recognized as an internal or external command になります。プロンプトが PS C:\ なら PowerShell、C:\ なら CMD です。

npm で入れたときの中身(実測)

npm パッケージは、ネイティブインストーラーと同じネイティブバイナリを入れます。OS ごとの optional dependency(例:@anthropic-ai/claude-code-linux-x64)から取り出し、インストール後の処理で配置する仕組みで、入った claude 自体は Node.js を呼びません。手元で 2.1.301 を入れた結果です。

npm install @anthropic-ai/claude-code@2.1.301
du -sh node_modules
ls -l node_modules/@anthropic-ai/claude-code/bin/
added 2 packages, and audited 3 packages in 6s
256M    node_modules
-rwxr-xr-x 2 root root 267955384 Oct 16 16:07 claude.exe
  • バイナリ1個で 約 256MB あります。ディスクの空きが少ない環境では、先に空きを確かめておきます。
  • npm で入れられるのは darwin-arm64・darwin-x64・linux-x64・linux-arm64・linux-x64-musl・linux-arm64-musl・win32-x64・win32-arm64 の8種類です。optional dependency を入れない設定だとバイナリが入らず、Error: claude native binary not installed になります。
  • 公式ドキュメントは sudo npm install -g を使わないよう警告しています。更新は npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest で、npm update -g は元の版の範囲に縛られるため勧められていません。

更新・アンインストール

操作 コマンド
今すぐ更新 claude update(成功すると Successfully updated from <旧> to version <新>)
自動更新を止める 設定の env に "DISABLE_AUTOUPDATER": "1"(claude update は使える)
更新をすべて止める DISABLE_UPDATES(手動更新も止まる)
最低バージョンを決める 設定の minimumVersion(例 "2.1.100")
アンインストール(ネイティブ) rm -f ~/.local/bin/claude と rm -rf ~/.local/share/claude
アンインストール(npm) npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code
設定も消す rm -rf ~/.claude と rm ~/.claude.json(許可済みツール・MCP 設定・履歴も消える)

--version・--help の実際の出力(2.1.301)

claude --version
2.1.301 (Claude Code)

claude --help の出力は 311 行あり、オプションが 66個、サブコマンドが 18個 並びます。先頭とサブコマンド部分をそのまま載せます。

Usage: claude [options] [command] [prompt]

Claude Code - starts an interactive session by default, use -p/--print for
non-interactive output

Arguments:
  prompt                                Your prompt

Options:
  --add-dir <directories...>            Additional directories to allow tool
                                        access to
  --agent <agent>                       Agent for the current session. Overrides
                                        the 'agent' setting.
  …(中略)…

Commands:
  agents [options]                      Manage background agents
  attach <id|name>                      Open a background session in this
                                        terminal. …
  auth                                  Manage authentication
  auto-mode                             Inspect or reset auto mode classifier
                                        configuration
  doctor                                Check the health of your Claude Code
                                        installation. …
  gateway [options]                     Run the enterprise auth/telemetry
                                        gateway
  import [options] [source]             Import config from another AI coding
                                        agent into Claude Code
  install [options] [target]            Install Claude Code native build. Use
                                        [target] to specify version (stable,
                                        latest, or specific version)
  logs <id|name>                        Print a background session's recent
                                        terminal output
  mcp                                   Configure and manage MCP servers
  plugin|plugins                        Manage Claude Code plugins
  purge [options] [path]                Delete all Claude Code state for a
                                        project (transcripts, tasks, file
                                        history, config entry)
  respawn [options] [id]                Restart a background session, or all of
                                        them with --all, so it runs the current
                                        Claude Code version
  rm <id>                               Delete a background session, and its
                                        worktree when that is safe. …
  setup-token                           Set up a long-lived authentication token
                                        (requires Claude subscription)
  stop|kill <id>                        Stop a background session. …
  ultrareview [options] [target]        Run a cloud-hosted multi-agent code
                                        review of the current branch (or a PR
                                        number / base branch) and print the
                                        findings
  update|upgrade                        Check for updates and install if
                                        available

claude doctor の出力(npm で入れた 2.1.301)

claude doctor は、セッションを始めずにインストールの状態を読み取り専用で診断します。手元の出力の前半です(Path: 行のパスは省きました)。

Claude Code doctor

Running: npm-global (2.1.301)
Commit: 12a1baed117f
Platform: linux-x64
Config install method: unknown
Search: OK (bundled)
Auto-updates: enabled
Auto-update channel: latest
Last update attempt: none recorded
…
No installation issues found.

For a full setup checkup that can also fix issues, run /doctor in a Claude Code session.
行 読み方
Running: npm-global (2.1.301) npm で入れた 2.1.301 が動いている(ネイティブなら native)
Search: OK (bundled) 検索に使う ripgrep が同梱のもので動いている。@ の補完や検索が失敗したら最初に見る行
Auto-updates: enabled 自動更新が有効。DISABLE_AUTOUPDATER を設定すると disabled (set by env: DISABLE_AUTOUPDATER) になる
No installation issues found. 問題なし。問題があると警告と Fix: の対処が並ぶ

料金プランと使える範囲(2026年10月)

Claude Code は Pro・Max・Team・Enterprise のいずれか、または Claude Console(API の従量課金)で使えます。無料の Free プランには含まれません(公式 Advanced setup)。Amazon Bedrock・Google Cloud の Agent Platform・Microsoft Foundry 経由でも使えます。

プラン 料金(claude.com/pricing) Claude Code 利用量・Fable の扱い
Free $0 含まれない —
Pro 月 $20(年払いなら月 $17、$200 を前払い) 含まれる Fable は利用クレジット(従量)
Max 月 $100〜(Pro の 5倍か 20倍の利用量) 含まれる Fable は週の利用上限の 50% まで
Team 1席 月 $25(年払い $20)、Premium 席 月 $125(年払い $100) 含まれる Premium 席は Standard 席の5倍の利用量
Enterprise 1席 月 $20(年払い、20席から)+ API 単価の従量 含まれる 管理者が利用上限を決める
Console(API) トークン従量課金 使える モデルごとの API 単価
  • サブスクリプションの利用枠は「5時間ごと」と「週ごと」に区切られ、全モデルで共有です。You've hit your session limit が出たとき、/model で切り替えても戻りません(Opus・Sonnet 個別の上限のときは別系統のモデルに切り替えられます)。
  • API で使ったときの目安として、公式のコストページには「企業での平均は開発者1人あたり稼働日1日約 $13、月 $150〜250。90% の利用者は1日 $30 未満」とあります。
  • /usage のセッション費用の金額は、サブスクリプションでは請求に関係しない推定値です。プランの利用量バーと内訳を見ます。
  • Claude Code で Fable 5.1 を使うには 2.1.255 以降が要ります(Claude ヘルプセンター)。モデルごとの API 単価は関連記事「Claudeモデル比較2026年10月版|Haiku 5.5〜Fable 5.1料金」で扱っています。

最初の30分の使い方

0〜5分:入れて、ログインする

curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash   # Windows は irm https://claude.ai/install.ps1 | iex
claude --version                                  # 2.1.301 (Claude Code) のように出れば成功
cd your-project
claude

初回はブラウザが開いてログインします。ANTHROPIC_API_KEY が設定されていると、ブラウザの代わりに「このキーを使うか」を1回だけ聞かれます。初めて開くフォルダでは「このフォルダを信頼するか」を聞かれます。

5〜10分:理解させてから CLAUDE.md を作る

最初はコードを変えさせず、質問から入ります。公式クイックスタートの例です。

what does this project do?
explain the folder structure
where is the main entry point?

続けて /init を打つと、Claude がコードを読んでビルド・テストのコマンドや規約を書いた CLAUDE.md を作ります(すでにあれば改善案を出します)。

10〜20分:プランモードで設計を出させる

Shift+Tab でモードを切り替えて ⏸ plan mode on にするか、/plan に続けて頼みます。プランモードでは Claude はファイルを読むだけで、編集はしません。

/plan タスクに期限(due)を持たせ、期限切れだけを返す overdue() を足したい。
変更するファイル、追加するテスト、既存コードへの影響を整理して。実装はまだしない。

Ctrl+G でプランをエディタで開いて直接直せます。承認すると、どのモードで実装に進むかを選べます。

20〜30分:実装・テスト・コミット

プランどおりに実装して。tests/ にテストを2つ足し、テストを実行して失敗があれば直して。
変更内容を確かめて、説明的なメッセージでコミットして。
  • 差分は /diff で見られます。
  • 途中で方向がずれたら Esc で止め、Esc 2回か /rewind で前の時点に戻せます(チェックポイント)。
  • 終わるときは /exit か Ctrl+D 2回です。同じディレクトリで claude -c を打つと続きから再開します。

初版を作った10月2日に、2.1.287 で小さなサンプルリポジトリに claude -p を1回実行したときは、CLAUDE.md に構成とテストコマンドを書いておいたことで num_turns が 1(ファイルを開かずに回答)、total_cost_usd は約 0.045 ドルでした。CLAUDE.md に「毎回聞かれること」を書くと、読むファイルが減る例です。

スラッシュコマンド一覧(全件・2.1.301)

入力欄で / を打つと、使えるコマンドが一覧で出ます。表示されるコマンドはプラン・OS・接続先で変わります(例:/desktop は macOS と x64 Windows でサブスクリプションにログインしているときだけ)。下の表は公式 Commands ページ(2026年10月16日)の全件を、用途別に並べ直したものです。「スキル」は同梱スキル、「ワークフロー」は同梱の動的ワークフローです。

基本・アカウント・ヘルプ

コマンド 何をするか 別名
/help ヘルプと使えるコマンドを表示 —
/login・/logout Anthropic アカウントにログイン・ログアウト —
/status 設定画面の Status タブ(版・モデル・アカウント・接続)。応答中でも開ける —
/exit 終了。バックグラウンドセッションに接続中なら切り離すだけ /quit
/upgrade 上位プランのページを開く(Enterprise では出ない) —
/privacy-settings プライバシー設定(Pro・Max のみ) —
/release-notes 版ごとの変更履歴を選んで表示 —
/powerup 機能を短いレッスンで紹介 —
/feedback [report] 製品へのフィードバック —
/bug [report] 不具合の報告・会話の共有(送る前に同意画面) /share
/passes Claude Code の無料1週間を友人に共有(対象アカウントのみ) —
/mobile Claude モバイルアプリの QR コード /ios・/android
/stickers・/radio ステッカーの注文・Claude FM を開く —

会話とコンテキスト

コマンド 何をするか 別名
/clear [name] 空の文脈で新しい会話を始める。前の会話は /resume で戻れる /reset・/new
/compact [instructions] ここまでを要約して文脈を空ける。要約の焦点を指示できる —
/context [all] 文脈の使用量を色付きのマスで表示し、改善案を出す —
/autocompact [auto|<tokens>] 自動要約が始まる大きさを設定(例 500k) —
/btw [question] 会話の履歴に残さずに脇の質問をする —
/rewind 会話・コードを前の時点に戻す、または途中から要約する /checkpoint・/undo
/resume [session] ID か名前で会話を再開、または一覧を開く /continue
/rename [name] セッションに名前を付ける —
/branch [name] 今の会話を枝分かれさせて別の方向を試す —
/export [filename] 会話をテキストで書き出す —
/copy [N] 直前(N 個前)の応答をクリップボードにコピー —
/recap セッションの1行要約を作る —
/focus 最後の指示・ツールの要約・最終応答だけを表示(全画面表示のみ) —
/goal [condition|clear] 条件を満たすまでターンをまたいで作業を続けさせる —

モデル・表示・設定

コマンド 何をするか 別名
/model [model] モデルを切り替えて既定として保存。一覧で s を押すとそのセッションだけ —
/effort [level|auto|status] effort(考える量)を low〜xhigh・max・auto に —
/fast [on|off] fast mode の切り替え —
/advisor [model|off] 要所で別のモデルに相談する advisor ツールの切り替え —
/config [key=value ...] 設定画面。/config theme=dark のように直接設定も /settings
/update-config [request] 「このコマンドを許可して」などの依頼で settings.json を編集(スキル) —
/theme・/color 配色テーマ・入力欄の色 —
/output-style [style] 出力スタイルの一覧・切り替え —
/tui [default|fullscreen] 画面の描き方を切り替えて開き直す —
/statusline ステータスラインの設定 —
/terminal-setup Shift+Enter で改行できるようにする(VS Code・Cursor など) —
/keybindings キー割り当てのファイルを開く —
/scroll-speed マウスホイールの速さ(全画面表示のみ) —
/voice [hold|tap|off] 音声入力の切り替え(Claude.ai アカウントが要る) —

権限と安全

コマンド 何をするか 別名
/permissions 許可・確認・拒否のルールと作業ディレクトリを管理 /allowed-tools
/plan [description] プランモードに入る。説明を付けるとすぐその作業を始める —
/sandbox サンドボックスモードの切り替え(対応 OS のみ) —
/auto-mode-setup auto モード用の環境の説明を下書きして保存(Pro・Max・Team) —
/fewer-permission-prompts 履歴から読み取り専用のコマンドを拾い、許可リストを提案(スキル) —
/security-review 今のブランチの変更をセキュリティの観点で見る —

プロジェクト設定と拡張(CLAUDE.md・MCP・スキル・プラグイン)

コマンド 何をするか 別名
/init コードを読んで CLAUDE.md を作る。CLAUDE_CODE_NEW_INIT=1 で対話形式 —
/memory CLAUDE.md を編集、自動メモリの切り替えと中身の確認 —
/mcp MCP サーバーの接続と OAuth を管理。/mcp reconnect all など —
/agents サブエージェントは Claude に頼むか .claude/agents/ を直接編集するよう案内 —
/hooks フックの設定をイベント別に表示 —
/skills スキルの一覧。t でトークン数順、Space で表示の切り替え —
/skill-doctor スキルごとの文脈の消費と使われた回数 —
/reload-skills ディスク上のスキルを読み直す —
/plugin [subcommand] プラグインの一覧・インストール・有効化 —
/reload-plugins [--force] プラグインを再起動なしで読み直す —
/plugin-authoring mod(拡張)を書くための資料を読み込む —
/import [codex|gemini|cursor] Codex・Gemini CLI・Cursor の設定を取り込む —
/add-dir <path> 作業ディレクトリを追加 —
/cd <path> 会話を保ったまま作業ディレクトリを移す —

並列作業・バックグラウンド・定期実行

コマンド 何をするか 別名
/tasks このセッションのバックグラウンド作業(終わったサブエージェントも)を表示 /bashes
/background [prompt] セッションをバックグラウンドに回して端末を空ける /bg
/fork [prompt] 会話をコピーして新しいバックグラウンドセッションで動かす —
/subtask <task> 会話を引き継いだサブエージェントに脇の作業を任せ、結果を戻す —
/batch <instruction> 大きな変更を 5〜30 単位に分け、worktree ごとに並列で進める(スキル) —
/stop 接続中のバックグラウンドセッションを止める —
/list-agents メッセージを送れるサブエージェントや他セッションの一覧 /peers
/loop [interval] [prompt] セッションが開いている間、指示を繰り返す(スキル) /proactive
/schedule [description] クラウドで動く定期実行(routines)を作る・見る /routines
/workflows ワークフローの進み具合を見る・止める —
/workflow-authoring ワークフローのスクリプトを書く資料を読み込む(スキル) —
/deep-research <question> Web を検索して出典つきのレポートを作る(ワークフロー) —

レビュー・Git・GitHub

コマンド 何をするか 別名
/diff 作業ツリーの変更(Claude の編集を含む)を見る —
/code-review [effort] [--fix] [pr#|branch|path] 差分や PR を不具合の観点でレビュー。--fix で修正、ultra でクラウドの深いレビュー(スキル) /review
/ultrareview [PR or branch] クラウドで複数エージェントの深いレビュー(Pro・Max は3回無料) —
/simplify [target] 変更を整理の観点で見直して直す(4つのエージェントが並列。スキル) —
/autofix-pr [prompt] PR を見張り、CI の失敗やレビューコメントに修正を push(gh が要る) —
/install-github-app Claude GitHub App と GitHub Actions を設定(github.com のみ) —
/install-slack-app Claude Slack アプリを入れる —

利用量と診断

コマンド 何をするか 別名
/usage セッションの費用、プランの利用量、内訳。d・w で24時間・7日 /cost・/stats
/usage-credits 上限に達したときの利用クレジットの設定・申請 —
/rate-limit-options 上限に達したときの選択肢(待って自動で続ける等) —
/insights 最近のセッションを分析した HTML レポート —
/doctor [prompt-audit] インストール・設定を診断し、確認のうえ直す。prompt-audit で指示ファイルの点検(スキル) /checkup
/debug [description] デバッグログを取り始めて原因を探す(スキル) —
/heapdump メモリのスナップショットを書き出す(一覧には出ない。全部打つ) —
/team-onboarding 30日分の使い方からチーム向けの導入ガイドを作る —

IDE・ブラウザ・クラウド連携

コマンド 何をするか 別名
/ide IDE 連携の管理と状態 —
/desktop 今のセッションをデスクトップアプリで続ける /app
/chrome Claude in Chrome の設定 —
/claude-in-chrome [task] ブラウザでの作業を任せる(スキル) —
/remote-control claude.ai やスマホからこのセッションを操作できるようにする /rc
/remote-env CLI から始めるクラウドセッションの既定環境 —
/teleport クラウドセッションを手元の端末に取り込む /tp
/web-setup クラウドセッション用に GitHub アカウントをつなぐ —
/setup-bedrock・/setup-vertex Bedrock・Google Cloud の認証とモデルを設定(環境変数を設定したときだけ一覧に出る) —

作る・動かして確かめる(同梱スキル)

コマンド 何をするか 別名
/run アプリを起動して変更が動くのを見る —
/verify ビルド・起動・観察で変更を確かめる —
/run-skill-generator /run・/verify 用にプロジェクト専用のスキルを書く —
/claude-api [subcommand] Claude API・Managed Agents の資料を読み込む —
/dataviz [request] グラフ・ダッシュボードの設計ガイド —
/design [brief]・/design-login・/design-sync [hint] UI のモックを作る、デザインシステムを同期する —
/slides [brief] スライドを作る —
/artifacts・/artifact-capabilities・/artifact-diagramming アーティファクトの一覧・機能・図の描き方 —

削除されたコマンド:/pr-comments(v2.1.91 で削除。Claude に直接頼む)、/vim(v2.1.92 で削除。/config → Editor mode)、/ultraplan(削除。プランモードを使う)。打つと Unknown command になります。自作のコマンドは「スキル」として作ります(.claude/commands/deploy.md と .claude/skills/deploy/SKILL.md はどちらも /deploy になります)。

キーボードショートカットまで含めた早見表は、関連記事「Claude Code コマンド 一覧|CLI・スラッシュ・ショートカット早見表」で扱っています。

CLI フラグ一覧(--help の66個+ヘルプに出ないもの)

起動とセッション

フラグ 意味(--help の記載)
-p, --print 応答を出力して終了(非対話)。信頼ダイアログが省かれるので信頼できるディレクトリでだけ使う
-c, --continue このディレクトリの直近の会話を続ける
-r, --resume [value] セッション ID か名前で再開。値なしで一覧
--fork-session 再開時に新しいセッション ID を使う
--from-pr [value] PR に紐づくセッションを再開
--session-id <uuid> セッション ID を指定
-n, --name <name> セッションの表示名
--no-session-persistence セッションを保存しない(-p のみ)
-w, --worktree [name] 新しい git worktree で始める
--tmux worktree 用に tmux セッションを作る(--worktree と一緒に)
--bg, --background バックグラウンドで始めてすぐ戻る
--cloud [description|session_id|url] クラウドセッションを作る・つなぐ
--environment <environment_id> 自前の環境(ccpool_…)でクラウドセッションを作る
--teleport [session] クラウドセッションを手元で再開
--remote-control [name] Remote Control を有効にして始める
--remote-control-session-name-prefix <prefix> Remote Control のセッション名の接頭辞
--desktop デスクトップアプリで開く
--ide IDE が1つだけなら自動で接続
--chrome・--no-chrome Claude in Chrome の有効・無効
-v, --version・-h, --help 版・ヘルプを表示

モデル・プロンプト

フラグ 意味
--model <model> このセッションのモデル。fable・opus・sonnet などの別名か完全な名前
--fallback-model <model> 過負荷・使えないときの代わりのモデル(カンマ区切りで順に試す)
--effort <level> effort(low・medium・high・xhigh・max)
--system-prompt <prompt> システムプロンプトを置き換える
--append-system-prompt <prompt> 既定のシステムプロンプトに追記
--system-prompt-snapshot <on|off> 最初に作ったシステムプロンプトを使い続けるか
--exclude-dynamic-system-prompt-sections マシンごとの情報を最初のユーザーメッセージに移す(キャッシュの再利用向け)
--agent <agent> このセッションで使うエージェント
--agents <json-or-file> サブエージェントを JSON で定義
--betas <betas...> API リクエストに付けるベータヘッダー(API キーのみ)
--autocompact <auto|tokens> 自動要約の窓の大きさ(auto か 100k〜1M)

権限・ツール・設定

フラグ 意味
--permission-mode <mode> acceptEdits・auto・bypassPermissions・manual・dontAsk・plan
--permission-prompts <target> -p で確認を誰が答えるか。none で全部自動拒否
--allowedTools <tools...> 確認なしで使えるツール(例 "Bash(git *) Edit")
--disallowedTools <tools...> 拒否するツール
--tools <tools...> 使える組み込みツールを絞る("" で全部なし)
--dangerously-skip-permissions すべての権限確認を飛ばす(ネットにつながらないサンドボックス向け)
--allow-dangerously-skip-permissions 飛ばすモードを選べるようにするだけ(既定にはしない)
--add-dir <directories...> ツールが触れるディレクトリを追加
--settings <file-or-json> 設定を JSON かファイルで渡す(このセッションだけ)
--setting-sources <sources> 読む設定の種類(user・project・local)
--mcp-config <configs...> MCP サーバーを JSON から読む
--strict-mcp-config --mcp-config の MCP サーバーだけ使う
--plugin-dir <path>・--plugin-url <url> このセッションだけプラグインを読む
--disable-slash-commands スキルをすべて無効にする
--bare フック・プラグイン・自動メモリ・CLAUDE.md の自動検出を省く最小モード。認証は ANTHROPIC_API_KEY か apiKeyHelper のみ
--safe-mode CLAUDE.md・スキル・プラグイン・フック・MCP などの独自設定をすべて切って起動(原因の切り分け用)
--restricted コマンドを実行するツールと WebFetch を外し、ユーザー・プロジェクトの設定を読まない

非対話(-p)の入出力・デバッグ

フラグ 意味
--output-format <format> text(既定)・json・stream-json
--input-format <format> text(既定)・stream-json
--json-schema <schema> JSON Schema に合う構造化出力を返す
--max-budget-usd <amount> API の使用額の上限(-p のみ)
--include-partial-messages 途中の出力も流す(stream-json)
--include-hook-events フックのイベントも流す(stream-json)
--forward-subagent-text サブエージェントの本文も流す(stream-json)
--replay-user-messages 標準入力のユーザーメッセージを出力に返す
--prompt-suggestions [value] 次の指示の予測を出す
--file <specs...> 起動時にファイルをダウンロード(file_id:相対パス)
--brief エージェントから利用者へのメッセージツールを有効にする
-d, --debug [filter]・--debug-file <path> デバッグモード・ログの書き出し先
--verbose 詳しい出力
--ax-screen-reader スクリーンリーダー向けの平らな表示

--help に出ないがドキュメントにあるフラグ

公式 CLI リファレンスには「claude --help はすべてのフラグを載せていない。載っていないことは使えないことを意味しない」と書かれています。

フラグ 意味(CLI リファレンス)
--max-turns <n> エージェントのターン数の上限(-p のみ。上限でエラー終了。既定は上限なし)
--system-prompt-file・--append-system-prompt-file システムプロンプトをファイルから置き換え・追記
--permission-prompt-tool 非対話で権限確認に答える MCP ツール
--advisor <model> advisor ツールを有効にする
--init・--init-only・--maintenance Setup フックを実行してから始める・実行して終わる
--teammate-mode エージェントチームの表示方法
--exec --bg と一緒にシェルコマンドをバックグラウンドジョブにする
--rc --remote-control の別名

サブコマンド

コマンド 何をするか
claude update・claude install [stable|latest|版] 更新・ネイティブ版の入れ直し
claude doctor 読み取り専用の診断
claude auth login・logout・status ログイン・ログアウト・状態(status はログイン済みなら終了コード 0)
claude setup-token CI 用の長期トークンを作る(サブスクリプションが要る)
claude mcp … MCP サーバーの追加・一覧・削除(下の節)
claude plugin … プラグインの install・list・enable・validate など
claude agents・attach・logs・stop・rm・respawn バックグラウンドセッションの管理
claude import [codex|gemini|cursor] 他のエージェントの設定を取り込む(--dry-run あり)
claude purge [path] プロジェクトの履歴などを消す(--dry-run あり)
claude auto-mode defaults・config・reset auto モードの判定ルールを見る・戻す
claude ultrareview [target] クラウドの深いレビューを非対話で
claude gateway 企業向けゲートウェイを動かす

引数を間違えたときの表示(実測)

値の誤りは起動前に止まり、選べる値が表示されます。

claude --permission-mode yolo -p hi
claude -p hi --output-format xml
claude --effort ultra --version
error: option '--permission-mode <mode>' argument 'yolo' is invalid. Allowed choices are acceptEdits, auto, bypassPermissions, manual, dontAsk, plan.
error: option '--output-format <format>' argument 'xml' is invalid. Allowed choices are text, json, stream-json.
Warning: Unknown --effort value 'ultra' — ignoring it and using the default effort. Valid values: low, medium, high, xhigh, max.
2.1.301 (Claude Code)

--permission-mode と --output-format は終了コード 1 で止まり、--effort は警告だけ出して既定の effort で続きます。

設定ファイルの場所と優先順位

同じキーが複数の場所にあるときは、上の段の値が使われます。

優先度 種類 ファイル 誰に効くか
1(最優先) 管理設定 managed-settings.json・MDM・claude.ai の管理画面 組織全体。下の段では上書きできない
2 コマンドライン claude --settings '<json>' このセッションだけ
3 プロジェクトのローカル .claude/settings.local.json このプロジェクトの自分だけ(git に入らない)
4 プロジェクト共有 .claude/settings.json git にコミットしてチーム全員
5 ユーザー ~/.claude/settings.json 自分の全プロジェクト

押さえておきたい点です(公式 Settings ページ)。

  • permissions.allow などのリストは上書きではなく合算されます。 各ファイルの許可ルールが足し合わされます。
  • 環境変数はこの段に入りません。 例えば ANTHROPIC_MODEL はどのファイルの model より優先され、--model はさらに優先されます。
  • permissions.defaultMode の auto と bypassPermissions は、プロジェクトの2ファイルからは効きません。 ~/.claude/settings.json か管理設定に書くか、--permission-mode で渡します。
  • 共有ファイルの allow ルールと多くの env は、各メンバーがフォルダを信頼するまで効きません。 deny・ask はすぐ効きます。
  • 設定ファイルは厳密な JSON です。// のコメントや末尾のカンマがあると、次の起動時に Settings Error になります。
  • 読み込まれたファイルは /status の Setting sources 行で確かめられます。
  • ~/.claude.json は Claude Code が自分で書くファイルで、ログイン情報・MCP サーバーの設定(local・user スコープ)・プロジェクトごとの信頼の記録などが入ります。

設定の場所の全体像です。

置くもの ユーザー(全プロジェクト) プロジェクト(共有) ローカル(自分だけ)
設定 ~/.claude/settings.json .claude/settings.json .claude/settings.local.json
指示(メモリ) ~/.claude/CLAUDE.md ./CLAUDE.md か ./.claude/CLAUDE.md ./CLAUDE.local.md
サブエージェント ~/.claude/agents/ .claude/agents/ —
スキル ~/.claude/skills/<名前>/SKILL.md .claude/skills/<名前>/SKILL.md —
MCP サーバー ~/.claude.json(user) .mcp.json ~/.claude.json(local)

権限ルールの書き方を含む settings.json の全キーは、関連記事「Claude Code settings.json設定一覧|権限の雛形と優先順位」で扱っています。

settings.json の最小例

{
  "$schema": "https://json.schemastore.org/claude-code-settings.json",
  "permissions": {
    "allow": [
      "Bash(npm run lint)",
      "Bash(npm run test *)"
    ],
    "deny": [
      "Read(./.env)",
      "Read(./.env.*)"
    ]
  }
}

$schema の行を入れると、VS Code などで補完と検証が効きます。編集は保存した時点で実行中のセッションに反映されます(model と effort は次のセッションから)。

CLAUDE.md(claudemd)の書き方と読み込み順

CLAUDE.md は、毎セッションの開始時に読み込まれる「プロジェクトの指示書」です。 公式は「1ファイル 200 行未満」を目安にしています。

種類 場所 用途 共有
管理ポリシー macOS /Library/Application Support/ClaudeCode/CLAUDE.md、Linux・WSL /etc/claude-code/CLAUDE.md、Windows C:\Program Files\ClaudeCode\CLAUDE.md 組織全体の指示 組織の全員
ユーザー ~/.claude/CLAUDE.md 全プロジェクトでの自分の好み 自分だけ
プロジェクト ./CLAUDE.md か ./.claude/CLAUDE.md チームの規約・コマンド git で共有
ローカル ./CLAUDE.local.md 自分だけのメモ(.gitignore に入れる) 自分だけ
  • 読み込み順:作業ディレクトリとその上のディレクトリにある CLAUDE.md を、ルートに近いものから順につなげて読みます。同じ階層では CLAUDE.md の後に CLAUDE.local.md です。サブディレクトリの CLAUDE.md は、Claude がそのディレクトリのファイルを読んだときに読み込まれます。
  • @path で他のファイルを取り込めます。 相対パスは CLAUDE.md からの相対で、最大4段までです。取り込んだファイルも起動時に読まれるので、文脈の節約にはなりません。
  • AGENTS.md:CLAUDE.md がなく AGENTS.md だけあるリポジトリでは、2.1.277 以降は AGENTS.md をそのまま読みます。両方あるときは既定では CLAUDE.md だけです(/config の Project instructions で両方読むようにもできます)。
  • 大きくなったら .claude/rules/*.md に分け、先頭に paths: を書くと、特定のファイルを触るときだけ読まれるルールになります。手順が長いものはスキルに移します。
  • 自動メモリ:Claude が自分で書くメモは ~/.claude/projects/<project>/memory/ に入り、MEMORY.md の先頭 200 行か 25KB までが毎回読まれます。/memory で切り替えと中身の確認ができます。
  • HTML コメント(<!-- … -->)は Claude に渡る前に取り除かれるので、人向けのメモに使えます。
  • /doctor prompt-audit(2.1.283 以降)で、指示ファイルの矛盾や存在しないコマンドへの言及を点検できます。

最小テンプレート

# プロジェクト名

1〜2行でプロジェクトの説明(何を作っているか、主な技術)。

## コマンド
- ビルド: `npm run build`
- テスト: `npm test`(コミット前に実行する)
- Lint: `npm run lint`

## 規約
- 2スペースのインデント
- API ハンドラは `src/api/handlers/` に置く
- 公開関数を足したら `tests/` にテストを足す

## 構成
- `src/`: アプリ本体
- `tests/`: テスト

## 参照
概要は @README.md、npm スクリプトは @package.json を参照。

公式 Best practices の「入れるもの・入れないもの」です。

入れる 入れない
Claude が推測できない Bash コマンド コードを読めば分かること
既定と違うコードスタイル 言語の標準的な慣習
テストの手順と使うテストランナー 詳しい API ドキュメント(リンクにする)
ブランチ名・PR の決まり よく変わる情報
プロジェクト固有の設計判断 長い説明やチュートリアル
必要な環境変数などの癖 ファイルごとの説明

何を書くか・どう育てるかは、関連記事「CLAUDE.mdの書き方|何を書くか・置き場所・育て方【テンプレートつき】」で扱っています。スキルとの使い分けは、関連記事「CLAUDE.mdとSkillsの違い|使い分け判断表と移し替え手順」で扱っています。

権限モード(Shift+Tab)

2.1.283 以降、ターミナルと VS Code の対話セッションは auto モードで始まるのが組み込みの既定です(それより前は Pro・Max・Team だけ)。auto モードでは、別の判定用モデル(classifier)が操作を見て、危ないものだけ止めます。

モード 確認なしで動くもの 向いている場面
default(表示は Manual) 読み取りだけ すべての操作を自分で見たいとき
acceptEdits 読み取り、ファイル編集、mkdir・touch・mv・cp など 方針が決まり、編集を続けて進めるとき
plan 読み取り(auto が使えるときは判定を通ったコマンドも) 変更前に調べて設計を出させるとき
auto ほぼすべて(バックグラウンドの安全チェック付き) 長い作業で確認の回数を減らしたいとき
dontAsk 読み取りと事前に許可したツール。それ以外は自動で拒否 CI やスクリプト
bypassPermissions すべて 隔離したコンテナや VM の中だけ
  • Shift+Tab を押すたびに切り替わります。auto からは1回目で default に戻り、その後 default → acceptEdits → plan の順です。状態は入力欄の下に ⏸ manual mode on・⏵⏵ accept edits on・⏸ plan mode on・⏵⏵ auto mode on のように出ます。
  • 起動時に決めるなら claude --permission-mode plan、既定にするなら設定の permissions.defaultMode です。
  • auto モードが使えるのは、Anthropic API では Opus 4.6・Sonnet 4.6 以降と Fable の各モデルです。Haiku では使えません。組織は permissions.disableAutoMode: "disable" で止められます。
  • deny ルールはどのモードでも効きます(bypassPermissions を含む)。「.env を読ませない」など必ず守らせたいことは、CLAUDE.md ではなく permissions.deny かフックに書きます。
  • claude -p の既定は default です(機能フラグを取得しないセッションでは 2.1.285 以降 auto)。

プランモードの依頼文の型は関連記事「Claude Code プランモードの使い方|起動方法と依頼文の型10例」で扱っています。

モデル指定(/model・--model・サブエージェント)

別名 Anthropic API での行き先(2026年10月)
opus Opus 5.5(Pro・Max・Team・Enterprise・API の既定)
sonnet Sonnet 5.5
haiku Haiku 5.5
fable Fable 5.1
best Fable が使えれば Fable、なければ opus と同じ
opusplan プランモードでは Opus、実行では Sonnet
  • 指定の優先順位は、セッション中の /model → 起動時の --model → 環境変数 ANTHROPIC_MODEL → 設定の model → ANTHROPIC_DEFAULT_MODEL です。
  • Claude Code の effort の既定は多くのモデルで high、Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5 は medium です。
  • サブエージェントのモデル指定は、定義ファイルの model: に sonnet・opus・haiku・fable・完全なモデル ID・inherit を書きます。決まる順番は「呼び出しごとの model → 定義ファイルの model → 環境変数 CLAUDE_CODE_SUBAGENT_MODEL → 親のモデル」です。

モデルごとの料金と使い分けは関連記事「Claudeモデル比較2026年10月版|Haiku 5.5〜Fable 5.1料金」で扱っています。

MCP・サブエージェント・hooks・Skills・プラグインの要点

公式の勧めは「まず CLAUDE.md。ほかは決まったきっかけが出てから足す」です。

機能 何をするか 足すきっかけ 置き場所
MCP 外部サービスやデータにつなぐ標準 別のツールの画面からコピーし続けている .mcp.json・~/.claude.json
サブエージェント 別の文脈で調べ、要約だけ返す 脇の作業の出力で会話が埋まる .claude/agents/*.md
hooks 決まったタイミングで必ずスクリプトを実行 毎回確実に起きてほしいことがある settings.json の hooks
Skills 手順や知識を書いた SKILL.md。/名前 か自動で読む 同じ手順を何度もチャットに貼っている .claude/skills/<名前>/SKILL.md
プラグイン 上の4つをまとめて配る単位 2つ目のリポジトリにも同じ設定が要る マーケットプレイスから入れる

CLAUDE.md やスキルの指示は「お願い」で、hooks と権限設定は「仕組み」です。必ず守らせたいことは hooks と permissions に書きます。

claude mcp add の書き方(実測)

# リモート(HTTP)
claude mcp add --transport http sentry https://mcp.sentry.dev/mcp

# ローカル(stdio)。-- の後ろがサーバーの起動コマンド
claude mcp add --scope project files -- npx -y @modelcontextprotocol/server-filesystem .

# 環境変数を渡す(--env の直後に名前を置かない)
claude mcp add --env API_KEY=xxx --transport stdio my-server -- npx my-mcp-server

2.1.301 で2つ目の --scope project を実行した結果です(パスは省略)。

Added stdio MCP server files with command: npx -y @modelcontextprotocol/server-filesystem . to project config
File modified: <プロジェクト>/.mcp.json

作られた .mcp.json です。

{
  "mcpServers": {
    "files": {
      "type": "stdio",
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "@modelcontextprotocol/server-filesystem",
        "."
      ],
      "env": {}
    }
  }
}

claude mcp get files では、まだ承認していないプロジェクトのサーバーは接続されず、次のように表示されました。

files:
  Scope: Project config (shared via .mcp.json)
  Status: ⏸ Pending approval (run `claude` to approve)
  Type: stdio
  Command: npx
  Args: -y @modelcontextprotocol/server-filesystem .
  Environment:

To remove this server, run: claude mcp remove files -s project
スコープ 効く範囲 保存先 指定
local(既定) このプロジェクトの自分だけ ~/.claude.json 指定なし
project このプロジェクトの全員(git で共有) .mcp.json --scope project
user 自分の全プロジェクト ~/.claude.json --scope user
  • -- を忘れると、サーバー側のフラグ(--port など)を Claude Code が自分のオプションとして読もうとします。
  • 同じ名前が複数あるときは local → project → user → プラグイン → claude.ai コネクタの順で1つだけ使われ、項目は混ぜられません。
  • MCP ツールの出力が 10,000 トークンを超えると警告が出て、既定では 25,000 トークンで切られます(MAX_MCP_OUTPUT_TOKENS で変更)。起動の待ち時間は MCP_TIMEOUT(ミリ秒)です。
  • サブコマンドは add・add-json・add-from-claude-desktop(Mac と WSL)・get・list・remove・login・logout・reset-project-choices・serve です。

.mcp.json の雛形と設定項目の一覧は、関連記事「Claude Code MCP設定の追加方法|.mcp.json雛形と一覧」で扱っています。MCP の仕組みは、関連記事「MCPとは?サーバーとクライアントの仕組みと設定例を図解」で扱っています。サーバーの自作は、関連記事「MCPサーバーの作り方|Pythonで作ってClaude Codeにつなぐ」で扱っています。

サブエージェント(Claude Code)

組み込みのサブエージェントは Explore(読み取り専用の探索)、Plan(プランモードの下調べ)、general-purpose(調査と編集の両方)などです。自作は Markdown 1枚で、必須は name と description だけです。

---
name: code-searcher
description: コードベースから関連ファイルと呼び出し元を探す。調査だけで編集はしない
tools: Read, Glob, Grep
model: haiku
---

あなたはコード検索の担当です。見つけたファイルのパスと行番号、根拠になる行を短く返します。
置き場所 範囲 優先度
管理設定 組織全体 1(最優先)
--agents フラグ このセッション 2
.claude/agents/ このプロジェクト 3
~/.claude/agents/ 自分の全プロジェクト 4
プラグインの agents/ プラグインが有効なところ 5

ほかに disallowedTools・permissionMode・effort・memory・maxTurns・skills・mcpServers・hooks・isolation などの項目があります。委任の効果を実測した結果は関連記事「Claude Codeサブエージェントの使い方|実測で見る委任とコンテキスト節約」で扱っています。

hooks(フック)

フックは、Claude Code の決まったタイミングでシェルコマンドなどを必ず実行する仕組みです。編集のたびに Prettier をかける公式の例です(.claude/settings.json)。

{
  "hooks": {
    "PostToolUse": [
      {
        "matcher": "Edit|Write",
        "hooks": [
          {
            "type": "command",
            "command": "jq -r '.tool_input.file_path' | xargs npx prettier --write"
          }
        ]
      }
    ]
  }
}
よく使うイベント いつ動くか
SessionStart セッションの開始・再開
UserPromptSubmit 指示を送った直後、Claude が処理する前
PreToolUse ツールの実行前(止められる)
PostToolUse ツールが成功した後
Notification Claude Code が通知を出すとき(入力待ちの通知など)
Stop Claude が応答を終えたとき
PreCompact・PostCompact 要約の前後
SessionEnd セッションの終了

公式の hooks ガイド(2026年10月16日)では、ほかに PermissionRequest・SubagentStart・SubagentStop・InstructionsLoaded・ConfigChange・FileChanged・PreModelSwitch など全部で 33 のイベントがあります。種類は command・http・mcp_tool・prompt・agent の5つです。設定は /hooks で一覧でき、"disableAllHooks": true で止められます。設定例と実行結果は関連記事「Claude Code Hooksの使い方|設定例と実行結果・止め方まで」で扱っています。

Skills とプラグイン

スキルは SKILL.md(先頭に YAML、続けて手順)を置いたフォルダです。

---
name: fix-issue
description: GitHub の issue を直す
disable-model-invocation: true
---
GitHub の issue $ARGUMENTS を調べて直す。

1. `gh issue view` で内容を読む
2. 関係するファイルを探して直す
3. テストと lint を通してからコミットする

/fix-issue 1234 で呼びます。disable-model-invocation: true にすると、Claude が勝手に読み込まず、自分で呼んだときだけ動きます。作り方は関連記事「Claude Code Skillsの作り方|SKILL.md雛形と項目一覧」で扱っています。

プラグインは、スキル・サブエージェント・フック・MCP サーバーを1つにまとめたものです。/plugin の Discover タブから入れるか、claude plugin install <名前>@claude-plugins-official のように入れます。Anthropic の公式マーケットプレイス(claude-plugins-official)は、最初に対話セッションを開いたときに追加されます。入れたプラグインのスキルや説明は毎ターンの文脈に入るので、使わないものは claude plugin disable で止めます。

Claude Code のコツ(claude code コツ):公式 Best practices から10個

公式 Best practices の前提は 「文脈(コンテキスト)はすぐ埋まり、埋まるほど性能が落ちる」 の1点です。コツの多くはここから来ています。

# コツ 具体的にやること
1 自分で確かめる手段を渡す 「テストケースは〜。実装したらテストを実行して」と、合否が出るものを渡す
2 調べる→計画→実装→コミットに分ける プランモードで調べさせ、計画を承認してから実装。1文で差分を言える小さな修正は計画を飛ばす
3 具体的に頼む ファイル・場面・制約・参考にする既存コードを名指しする
4 @・画像・パイプで材料を渡す @src/auth.ts、スクリーンショットの貼り付け、cat error.log | claude -p "原因を説明して"
5 CLAUDE.md は短く 各行に「消したら Claude が間違えるか」を問う。長すぎると大事なルールが埋もれる
6 関係ない作業の間は /clear 同じ問題で2回直しても違うなら、/clear して学んだことを入れた指示で出し直す
7 調査はサブエージェントに 「サブエージェントで〜を調べて」と頼むと、読んだファイルが本体の文脈を埋めない
8 早めに止めて戻す Esc で止める、Esc 2回か /rewind で戻す。チェックポイントはファイル編集ツールの変更だけ追う(git の代わりにはならない)
9 大きな機能は Claude に質問させる 「AskUserQuestion ツールで詳しく質問して、最後に SPEC.md を書いて」→ 新しいセッションで実装
10 必ず守らせたいことは hooks と権限で 「毎回 lint」「migrations フォルダに書かせない」は CLAUDE.md ではなくフック・deny に

公式が挙げる「よくある失敗の型」です。

失敗の型 起きること 対策
何でも1つのセッション 関係ない話で文脈が埋まる 作業の切れ目で /clear
何度も直させる 失敗した方法が文脈に残る 2回で /clear して指示を書き直す
書きすぎた CLAUDE.md ルールの半分が無視される 削る。守れているものは消すかフックへ
確かめずに信じる それらしいが端のケースを扱わない テスト・スクリプト・スクリーンショットで確かめる
範囲のない調査 数百ファイルを読んで文脈が埋まる 範囲を絞るか、サブエージェントに任せる

費用を抑えるコツ(公式 Manage costs)も同じ方向です。

  • 作業を切り替えるときは /clear(/rename してから消すと /resume で戻れる)。
  • 日常の実装は Sonnet、難しい設計判断は Opus。単純なサブエージェントは model: haiku。
  • gh・aws などの CLI は MCP より文脈を使いません。使わない MCP サーバーは /mcp で止めます。
  • 長いログはフックで ERROR の行だけに絞ってから Claude に渡すと、数万トークンが数百トークンになります。

トークンを減らす方法は、関連記事「Claude Codeのトークン節約術|コンテキスト使用率を下げる7つの方法」で扱っています。任せ方の習慣は、関連記事「Claude Codeの実務での使い方|補完AIとの違い・任せ方の3つの習慣」で扱っています。

非対話実行:claude -p

claude -p "指示" は、対話画面を開かずに1回実行して結果を出し、終了します。CI やスクリプト、パイプから使う入口です。

# 1. テキストで答えだけ受け取る
claude -p "この関数の責務を1行で説明して"

# 2. JSON で受け取り、本文だけ取り出す(jq を使用)
claude -p "変更点を3行で要約して" --output-format json | jq -r '.result'

# 3. パイプで材料を渡す
git diff main --name-only | claude -p "これらの変更ファイルをレビューして"

# 4. 構造化出力
claude -p "テストの不足を列挙して" \
  --json-schema '{"type":"object","properties":{"gaps":{"type":"array","items":{"type":"string"}}},"required":["gaps"]}'

# 5. CI 向け:ターン数と金額に上限、許可するツールを絞り、それ以外は自動で拒否
claude -p "lint エラーを直して" --max-turns 10 --max-budget-usd 2.00 \
  --allowedTools "Edit" "Bash(npm run lint)" --permission-mode dontAsk

--output-format json の結果には result(本文)のほか is_error・subtype・num_turns・total_cost_usd・usage・session_id・permission_denials が入ります。CI では is_error と subtype で成否を判定し、permission_denials が空でなければ「許可されずに止まった操作がある」と分かります。GitHub Actions での組み込みは関連記事「Claude Code GitHub Actions連携|YAML雛形と入力一覧」で扱っています。

よくあるエラーと対処

症状・メッセージ 原因の見当 対処
command not found: claude・'claude' is not recognized インストール先が PATH にない ~/.local/bin(Windows は %USERPROFILE%\.local\bin)を PATH に足し、新しい端末を開く
入れたのに前の版が動く インストールが2つある which -a claude(Windows は where.exe claude)で調べ、1つにする
syntax error near unexpected token '<'・curl: (22) … 403 インストールスクリプトの代わりに HTML が返った ネットワーク・プロキシを確かめる。Homebrew・WinGet・npm で入れる
irm is not recognized・The token '&&' is not a valid statement separator シェルを取り違えた PowerShell なら irm … | iex、CMD なら curl … install.cmd
Claude Code on Windows requires either Git for Windows (for bash) or PowerShell どちらのシェルも見つからない PowerShell を PATH に入れるか Git for Windows を入れる
EACCES: permission denied npm のグローバル領域に書けない インストール先の権限を直す。sudo npm install -g は使わない。ネイティブインストールに切り替える手もある
Error: claude native binary not installed npm の optional dependency が入っていない optional dependency を許可して入れ直す
unable to get local issuer certificate 社内プロキシの TLS 検査 社内 CA を NODE_EXTRA_CA_CERTS に指定
OAuth error・403 Forbidden 認証・ロール・プロキシ /logout → claude で入り直す。SSH 越しはログイン画面で c を押して URL をコピー
Not logged in · Please run /login 有効な認証情報がない /login。CI は apiKeyHelper か claude setup-token
Credit balance is too low Console のクレジット切れ、またはサブスクリプションの代わりに API キーが使われている /status の API key 行を確認。ANTHROPIC_API_KEY を外して /login
Your ANTHROPIC_API_KEY belongs to a disabled organization 無効な組織の API キーがサブスクリプションより優先 unset ANTHROPIC_API_KEY し、シェルの設定ファイルからも消す
You've hit your session limit プランの5時間・週の枠を使い切った リセット時刻を待つ。/usage で確認、/usage-credits で追加
API Error: Repeated 529 Overloaded errors API 全体が混雑(自分の上限ではない) 数分待つ。status.claude.com を確認、/model で切り替え
Request rejected (429) API キーなどのレート制限 /status で認証情報を確認。並列数を減らすか上限を上げる
Request timed out 既定 10分の待ち時間を超えた 再送。遅いプロキシなら API_TIMEOUT_MS を上げる
自動要約の警告・文脈が足りない 会話が長い、大きなファイルを丸ごと読んだ /compact に焦点を付ける、/clear、/context で原因を見る
auto モードが使えない 対応していないモデル(Haiku など)、disableAutoMode、プロジェクト設定に auto を書いた モデルを変える。defaultMode: "auto" は ~/.claude/settings.json へ
設定が効かない 上の段で上書き、JSON の誤り、信頼前 /status の Setting sources、claude doctor で却下された項目を確認
検索や @ の補完でファイルが出ない 同梱の ripgrep が動かない OS の ripgrep を入れて USE_BUILTIN_RIPGREP=0
独自設定のどれかで壊れた フック・プラグイン・MCP のどれか claude --safe-mode で全部切って起動し、切り分ける

command not found の再現と直し方

PATH からインストール先を外して実行すると、公式に載っている Linux の例と同じ種類のエラーになります(bash -c 経由なので line 1: が付きます)。

env PATH=/usr/bin:/bin bash -c 'claude --version'
bash: line 1: claude: command not found
# Zsh(macOS の既定)
echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc && source ~/.zshrc
# Bash(多くの Linux の既定)
echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc && source ~/.bashrc
$currentPath = [Environment]::GetEnvironmentVariable('PATH', 'User')
[Environment]::SetEnvironmentVariable('PATH', "$currentPath;$env:USERPROFILE\.local\bin", 'User')

VS Code 拡張機能だけを入れた場合、claude は PATH に入りません。ターミナルで使うには CLI を別に入れます。

よくある質問

Q. claude code のコツを1つだけ挙げるなら? A. 公式 Best practices の最初の項目は「Claude に自分で確かめる手段を渡す」です。テストケースや期待する出力を指示に入れ、「実装したらテストを実行して直して」まで頼むと、Claude が合否を見て自分で直し続けます。2つ目は、関係のない作業の間に /clear で文脈を空けることです。

Q. claude mcp add の書き方は? A. リモートは claude mcp add --transport http <名前> <URL>、ローカルは claude mcp add <名前> -- <起動コマンド> です。チームで共有するなら --scope project を付けると .mcp.json に書かれます。既定の local スコープは ~/.claude.json に保存され、自分のこのプロジェクトだけで使えます。

Q. サブエージェントは Claude Code でどう作りますか。 A. .claude/agents/<名前>.md に、name・description(いつ任せるか)を書いた YAML と、役割の説明を置きます。Claude に「〜を担当するサブエージェントを作って」と頼んでも作れます。使うときは「サブエージェントで〜を調べて」と頼みます。

Q. Claude のサブエージェントでモデルを指定するには? A. 定義ファイルの model: に haiku・sonnet・opus・fable・完全なモデル ID・inherit を書きます。全部のサブエージェントの既定を変えるなら環境変数 CLAUDE_CODE_SUBAGENT_MODEL を使います。定義ファイルの model のほうが環境変数より優先されます。

Q. claudemd(CLAUDE.md)とは何ですか。 A. Claude Code が毎セッションの最初に読む Markdown の指示書です。プロジェクト直下の CLAUDE.md に、ビルド・テストのコマンド、規約、構成を書きます。/init で下書きを作れます。目安は 200 行未満です。

Q. hooks は Claude Code で何に使いますか。 A. 「必ず毎回起きてほしいこと」に使います。編集後のフォーマット、保護したいファイルへの編集の拒否、入力待ちの通知、要約後の文脈の再注入などです。settings.json の hooks に書き、/hooks で確かめます。

Q. 無料プランで使えますか。 A. 使えません。Pro(月 $20、年払いなら月 $17)以上か、Console(API の従量課金)が要ります。

Q. Node.js がなくても使えますか。 A. 使えます。ネイティブインストーラー・Homebrew・WinGet・apt などは Node.js を使いません。npm で入れる場合だけ Node.js 22 以上が要ります。

Q. Windows では WSL が要りますか。 A. 要りません。PowerShell か CMD でネイティブに動きます。サンドボックスを使いたいときは WSL 2 です。

Q. 未経験からでも Claude Code を使えるようになりますか。 A. まず「確かめる手段を渡す」「計画を先に出させる」の2つを習慣にすると、出てきたコードを読んで判断する練習になります。学ぶ順番は関連記事「AI駆動開発は未経験からできるか|バイブコーディングとの違いと研修で学ぶ順番」で扱っています。

まとめ

  • 2026年10月16日時点の最新は Claude Code 2.1.301(安定版は 2.1.292)。インストールは OS ごとのネイティブインストーラーが推奨で、npm 版もバイナリは同じ(約 256MB)
  • 使えるのは Pro・Max・Team・Enterprise・Console。Free は対象外。サブスクリプションの枠は5時間・週で全モデル共有
  • スラッシュコマンドは 100 を超え、--help のフラグは 66個。ヘルプに出ない --max-turns なども CLI リファレンスにある
  • 設定は 管理 → --settings → ローカル → プロジェクト → ユーザー の順に強い。リストは合算、deny はどのモードでも効く
  • 2.1.283 以降、対話セッションの既定は auto モード。Shift+Tab で Manual・acceptEdits・plan に切り替える
  • コツは 確かめる手段を渡す・計画してから実装・/clear で文脈を空ける・調査はサブエージェントへ・必ず守らせることは hooks と権限へ
  • 困ったら claude doctor、独自設定を疑うなら claude --safe-mode

参考・出典

確認日はいずれも 2026年10月16日です。

  • Claude Code Docs「Documentation map」:https://code.claude.com/docs/en/claude_code_docs_map.md
  • Claude Code Docs「Advanced setup」:https://code.claude.com/docs/en/setup
  • Claude Code Docs「Commands」:https://code.claude.com/docs/en/commands
  • Claude Code Docs「CLI reference」:https://code.claude.com/docs/en/cli-reference
  • Claude Code Docs「Settings files and precedence」:https://code.claude.com/docs/en/settings
  • Claude Code Docs「Choose a permission mode」:https://code.claude.com/docs/en/permission-modes
  • Claude Code Docs「How Claude remembers your project」:https://code.claude.com/docs/en/memory
  • Claude Code Docs「Model configuration」:https://code.claude.com/docs/en/model-config
  • Claude Code Docs「Connect Claude Code to tools via MCP」:https://code.claude.com/docs/en/mcp
  • Claude Code Docs「Create custom subagents」:https://code.claude.com/docs/en/sub-agents
  • Claude Code Docs「Automate actions with hooks」:https://code.claude.com/docs/en/hooks-guide
  • Claude Code Docs「Skills」:https://code.claude.com/docs/en/skills
  • Claude Code Docs「Plugins overview」:https://code.claude.com/docs/en/plugins/overview
  • Claude Code Docs「Best practices for Claude Code」:https://code.claude.com/docs/en/best-practices
  • Claude Code Docs「Manage costs effectively」:https://code.claude.com/docs/en/costs
  • Claude Code Docs「Troubleshoot installation and login」:https://code.claude.com/docs/en/troubleshoot-install
  • Claude Code Docs「Error reference」:https://code.claude.com/docs/en/errors
  • Claude「Plans & pricing」:https://claude.com/pricing
  • npm「@anthropic-ai/claude-code」:https://www.npmjs.com/package/@anthropic-ai/claude-code

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(記載例)出典:株式会社RJC「Claude Code 使い方とコツ完全ガイド|全コマンド一覧・エラー対処」

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