結論

Linuxディストリビューションとは、Linuxカーネルに必要なソフト一式を組み合わせて配るOSのことです。Ubuntu・RHEL・Debian などが代表です。

この記事でわかること

  • 主要16種のサポート期間・系統・用途の比較表
  • apt・dnf・pacman・zypper・apkの操作対応表
  • os-release・uname実物とDocker13種のサイズ

2026年10月22日更新|Ubuntu 24.04.4・apt 2.8.3で実行確認

「Linux」という名前は、本来はカーネル(OS の中心部分)だけを指します。カーネルだけでは使えないので、道具やパッケージ管理、インストーラーを足して「すぐ使える形」にしたものがディストリビューションです。

flowchart LR
    K[Linux カーネル] --> D[ディストリ<br>ビューション]
    G[GNU ツール<br>libc・シェル] --> D
    P[パッケージ管理<br>apt・dnf など] --> D
    S[インストーラー<br>サポート期間] --> D

急いでいる人向けに、よく調べられることの答えを先にまとめます。

知りたいこと 答え 詳しい節
ディストリビューションとは カーネル+ソフト一式+更新の仕組み とは
系統(種類) Debian系・Red Hat系・Arch系・SUSE系・Alpine 系統
初めて使うなら Ubuntu・Linux Mint(情報が多い) 選び方
業務サーバーなら RHEL・Ubuntu LTS・AlmaLinux・Rocky 選び方
CentOS の移行先 AlmaLinux・Rocky Linux・RHEL・CentOS Stream CentOS
自分のを確かめる cat /etc/os-release と uname -r 確認方法
apt と dnf の違い Debian系が apt、Red Hat系が dnf パッケージ管理
小さい Docker イメージ alpine 3.8MB・debian slim 29.8MB Docker

確認環境:Ubuntu 24.04.4 LTS(カーネル 6.18.44・apt 2.8.3・dpkg 1.22.6・glibc 2.39・Python 3.11.15)で、/etc/os-release・uname・lsb_release・apt と dpkg の出力を実行して載せています。Alpine Linux 3.24.3・Fedora Linux 44・Rocky Linux 9.6・Debian 13.7 は、Docker の公式イメージなどの元になっている公開ファイル(GitHub の alpinelinux/docker-alpine・fedora-cloud/docker-brew-fedora・rocky-linux/sig-cloud-instance-images・debuerreotype/docker-debian-artifacts)から /etc/os-release とパッケージの一覧を取り出して確かめました。サポート期間・最新版は Ubuntu・Debian・Red Hat・AlmaLinux・Rocky Linux・SUSE・openSUSE・Alpine・Linux Mint・CentOS・AWS の各公式サイトと endoflife.date、カーネルの版は kernel.org、Docker イメージのサイズは Docker Hub の公開値(amd64・圧縮後)で確かめました(確認日 2026年10月22日)。

本記事の内容は、ご自由にお使いください。
ご利用の際は、出典として本ページへのリンクを記載いただけますようお願いします。

(記載例)出典:株式会社RJC「Linuxディストリビューションとは|種類・違い・選び方を比較表で解説」

ディストリビューションとは(意味と読み方)

この節では、「ディストリビューション」という言葉の意味と、IT 以外の意味との見分け方が分かります。

ディストリビューション(distribution)は英語で「配ること・配布物」という意味で、IT では多くの場合「Linux ディストリビューション」、つまり Linux カーネルと周辺のソフトをまとめて配布する OS の製品・プロジェクトを指します。 略して「ディストリ」「ディストロ(distro)」とも呼ばれます。

Wikipedia(日本語版)は、Linux ディストリビューションを「Linux カーネルとその他のソフトウェア群を一つにまとめ、インストールと利用を容易にしたもの」と説明しています。Red Hat は「Linux カーネルをベースに構築された、インストール可能なオペレーティングシステム」と説明しています。

同じ言葉が別の分野でも使われるので、検索結果が混ざることがあります。

分野 「ディストリビューション」の意味 例
Linux・OS カーネルとソフト一式をまとめた OS Ubuntu・Debian・RHEL
ソフトウェア全般 配布用にまとめたもの(配布版) Python の配布パッケージ、Anaconda Distribution
音楽・動画 作品を配信ストアに届けるサービス(配信代行) 音楽のデジタル配信
映画 配給 映画の配給会社
統計 分布(データの散らばり方) 正規分布(normal distribution)

この記事は、1行目の Linux ディストリビューションについて説明します。

「Linux」と「ディストリビューション」の言葉の関係

  • 狭い意味の Linux:Linus Torvalds が始め、kernel.org で開発されているカーネル(Linux kernel)だけを指します。
  • 広い意味の Linux:カーネルに道具一式を足した、OS 全体(=ディストリビューション)を指します。「Linux をインストールする」と言うときは、こちらの意味です。

Debian の正式名称が「Debian GNU/Linux」なのは、カーネルの Linux と、GNU プロジェクトの道具(シェル・コマンド・C ライブラリなど)を組み合わせた OS だからです。

カーネルとディストリビューションの関係(図と実物)

この節では、カーネルとディストリビューションが別物であることを、実際のコマンドの出力で確かめられます。

uname -r はカーネルの版、/etc/os-release はディストリビューションの版を表示します。 2つは別々に作られ、別々に更新されます。確認に使ったマシンの出力です。

$ uname -r
6.18.44-fc-v140

$ cat /etc/os-release
PRETTY_NAME="Ubuntu 24.04.4 LTS"
NAME="Ubuntu"
VERSION_ID="24.04"
VERSION="24.04.4 LTS (Noble Numbat)"
VERSION_CODENAME=noble
ID=ubuntu
ID_LIKE=debian
HOME_URL="https://www.ubuntu.com/"
SUPPORT_URL="https://help.ubuntu.com/"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.launchpad.net/ubuntu/"
PRIVACY_POLICY_URL="https://www.ubuntu.com/legal/terms-and-policies/privacy-policy"
UBUNTU_CODENAME=noble
LOGO=ubuntu-logo

$ cat /proc/version
Linux version 6.18.44-fc-v140 (builder@sandboxing) (gcc (GCC) 15.3.0, GNU ld (GNU Binutils) 2.46) #1 SMP PREEMPT_DYNAMIC @0

$ dpkg -l 'linux-image*' | grep '^ii'
(何も表示されない)

OS は Ubuntu 24.04.4 なのに、カーネルは 6.18.44 でした。 Ubuntu 24.04 の公式リリースノートによると、24.04 が標準で積むカーネルは 6.8(24.04.4 の HWE カーネルは 6.17)です。このマシンは仮想マシンで、Ubuntu のカーネルのパッケージ(linux-image-*)は1つも入っておらず、仮想マシンの提供側が用意した別のカーネルで Ubuntu が動いていました。カーネルを差し替えても、ディストリビューションの部分(コマンド・ライブラリ・apt)はそのまま動くことが分かります。

カーネルとディストリビューションの違い

カーネル(uname -r)CPU・メモリ・ファイル・ネットワーク・デバイスを管理する中心部分。kernel.org で開発。版は 6.8・6.12・7.0 など
→
ディストリビューション(os-release)カーネル+シェル・コマンド・ライブラリ・パッケージ管理・インストーラー・設定・サポート期間。版は 24.04・13・10.2 など

同じカーネルの上で別のディストリビューションが動き、同じディストリビューションでもカーネルの版は変わる

コンテナ(Docker など)が軽いのも同じ仕組みです。コンテナはカーネルを持たず、ホストのカーネルを共有して、ディストリビューションの「カーネル以外の部分」だけを中に入れています。Ubuntu のホストの上で Alpine や Fedora のコンテナが動くのはこのためです。

カーネルの版とディストリビューションの版の対応

各ディストリビューションは、kernel.org のカーネルを選んで、自分たちの修正を加えて配ります。2026年10月22日時点の kernel.org の最新は、mainline 7.3(2026年10月18日)、stable 7.2.12、longterm(長期保守)は 6.18・6.12・6.6・6.1・5.15・5.10 です。

ディストリビューション 標準のカーネル 出典
Ubuntu 26.04 LTS 7.0 Ubuntu 26.04 リリースノート
Ubuntu 24.04 LTS 6.8(24.04.4 の HWE は 6.17) Ubuntu 24.04 リリースノート
Debian 13(trixie) 6.12 系 Debian 13 リリースノート
Debian 12(bookworm) 6.1 系 Debian 13 リリースノート
RHEL 10.2 6.12.0-211.7.1.el10_2 Red Hat「RHEL Release Dates」
RHEL 9.8 5.14.0-687.5.1.el9_8 Red Hat「RHEL Release Dates」
RHEL 8.10 4.18.0-553.el8_10 Red Hat「RHEL Release Dates」

RHEL 9 は 2022年の 9.0 から 2026年の 9.8 まで、カーネルの版は 5.14.0 のままです。 新しいカーネルの修正や機能を、版の数字を変えずに取り込む(バックポートする)ためで、-687.5.1.el9_8 の部分が増えていきます。「カーネルの版が小さい = 修正が入っていない」とは限りません。

ディストリビューションで何が違うのか(6つの違い)

この節では、同じ Linux なのに何百もの種類がある理由と、実際に何が違うのかが分かります。

カーネルはどれも Linux ですが、その上に何を、どう載せて、どれだけの期間面倒を見るかが、ディストリビューションごとに違います。 Linux は GPL のもとでソースが公開されているので、誰でも組み合わせて配ることができ、目的ごとに多くのディストリビューションが生まれました。

1パッケージ管理

ソフトの入れ方。Debian系は deb と apt、Red Hat系は rpm と dnf、Arch系は pacman、SUSE系は zypper、Alpine は apk。コマンドが違う。

2リリースの仕方

版を区切って出す「固定リリース」(Ubuntu・Debian・RHEL)と、少しずつ更新し続ける「ローリングリリース」(Arch・openSUSE Tumbleweed)。

3サポート期間

セキュリティ修正が届く期間。Fedora は約13か月、Ubuntu LTS は5年(有償で最大15年)、RHEL は10年。

4提供元と費用

コミュニティが無償で作るもの(Debian・Fedora・Arch)と、企業がサブスクリプションでサポートするもの(RHEL・SLES)。

5中の部品

C ライブラリ(多くは glibc、Alpine は musl)、/bin/sh の実体(Ubuntu は dash、Alpine は BusyBox)、起動の仕組み(多くは systemd)。

6初期状態と目的

デスクトップ環境(GNOME・KDE Plasma・Cinnamon など)、入っているソフトの量、サーバー用・コンテナ用・学習用といった目的。

中の部品の違いを実物で見る

同じ「/bin/sh」「ls」「C ライブラリ」でも、ディストリビューションによって中身が違います。Ubuntu は実行して、Alpine・Fedora・Rocky はイメージのファイルの中身を読んで確かめました。

項目 Ubuntu 24.04.4 Alpine 3.24.3 Rocky Linux 9.6
/bin/sh の実体 dash BusyBox bash
ls コマンド coreutils 9.4 BusyBox 1.37.0 coreutils-single 8.32
C ライブラリ glibc 2.39 musl 1.2.6 glibc 2.34
パッケージ管理 apt 2.8.3・dpkg 1.22.6 apk-tools 3.0.8 microdnf 3.9.1・rpm 4.16.1.3
入っているパッケージ数 1,440(このマシン) 16(最小構成) 119(Minimal イメージ)
$ ls -l /bin/sh                       ← Ubuntu 24.04.4 で実行
lrwxrwxrwx 1 root root 4 Mar 31  2024 /bin/sh -> dash

$ ldd --version | head -1
ldd (Ubuntu GLIBC 2.39-0ubuntu8.7) 2.39

(Alpine 3.24.3 の minirootfs の中身)
./bin/ls -> /bin/busybox
./bin/sh -> /bin/busybox

Alpine は C ライブラリに glibc ではなく musl を使い、ls や sh などの基本コマンドを BusyBox 1つにまとめています。 そのため、展開後の大きさは 8.1MB(tar.gz で 3.7MB)と小さくなっていました。一方で、glibc 向けにビルドされたバイナリはそのままでは動かないことがあります(後の「よくある間違い」の節)。

固定リリースとローリングリリース

固定リリース(Ubuntu・Debian・RHEL・Alma・Rocky など)

24.04・13・10 のように版を区切って出す

同じ版のあいだはソフトの版をなるべく変えず、修正だけ入れる

サーバーや業務システムで、動作が変わらないことを重視する場面向き

サポートが切れる前に、次の版へ上げる作業が要る

ローリングリリース(Arch・openSUSE Tumbleweed など)

版の区切りが無く、常に新しいソフトに更新し続ける

最新のカーネル・ドライバー・言語処理系をすぐ使える

更新で動作が変わることがあり、こまめな更新と確認が前提

openSUSE は Tumbleweed の寿命を、最新に更新している限り「forever」と説明している

Ubuntu の LTS(Long Term Support、長期サポート版)は2年ごと(偶数年の4月)に出て、5年間の標準サポートがあります。LTS のあいだの6か月ごとの版(interim、例:26.10)は、サポートが9か月です。Fedora は約6か月ごとに出て、「版 X は版 X+2 の公開から4週間後までサポート」という決まりで、およそ13か月です。

Linuxディストリビューションの系統(Debian系・Red Hat系・Arch系・SUSE系)

この節では、たくさんあるディストリビューションを「系統」でまとめて覚える方法が分かります。

ディストリビューションの多くは、親になるディストリビューションをもとに作られています(派生)。 親が同じものはパッケージ管理と設定ファイルの場所がほぼ同じなので、1つを覚えると同じ系統のほかのものも使えます。

flowchart TD
    DEB[Debian] --> UBU[Ubuntu] --> MINT[Mint]
    FED[Fedora] --> CS[CentOS<br>Stream] --> RHEL[RHEL] --> ALMA[Alma<br>Rocky]
    ARCH[Arch] --> MAN[Manjaro]

図の矢印は「もとにして作られている」向きです。Red Hat系は、Fedora で新しい機能を試し、CentOS Stream(RHEL の次のマイナー版の開発版)を経て RHEL になり、AlmaLinux・Rocky Linux は RHEL と互換になるように作られています。

系統 パッケージ形式・管理 主なディストリビューション 特徴
Debian系 deb・apt Debian・Ubuntu・Linux Mint・Raspberry Pi OS・Kali Linux・Pop!_OS 利用者と日本語の情報が多い。クラウドの標準イメージにも多い
Red Hat系 rpm・dnf RHEL・Fedora・CentOS Stream・AlmaLinux・Rocky Linux・Oracle Linux・Amazon Linux 企業のサーバーで多い。SELinux が標準で有効
Arch系 pacman Arch Linux・Manjaro・EndeavourOS ローリングリリース。自分で組み立てる
SUSE系 rpm・zypper SUSE Linux Enterprise(SLES)・openSUSE Leap・openSUSE Tumbleweed 企業向けの SLES と、コミュニティの openSUSE
独立系 apk など Alpine Linux・Gentoo・Slackware・NixOS 目的に特化。Alpine はコンテナで多い

Debian 系の中でも、Ubuntu は Debian の開発版をもとに作られています。手元の Ubuntu 24.04.4 で /etc/debian_version を見ると、Ubuntu の版ではなく Debian の開発中の版の名前が入っていました。

$ cat /etc/debian_version
trixie/sid

trixie は Debian 13、sid は Debian の開発版(unstable)の名前です。Ubuntu の /etc/os-release にも ID_LIKE=debian とあり、Debian 系であることが分かります。

主要なLinuxディストリビューションの比較表(2026年10月22日時点)

この節では、よく使われる16のディストリビューションの最新版・サポート期間・向いている用途を1つの表で比べられます。

サポート期間はディストリビューションと版ごとに大きく違い、9か月から10年以上まであります。 表の日付は各公式サイト(一部は endoflife.date)で2026年10月22日時点に確かめた値です。

ディストリビューション 系統・パッケージ 最新版(2026年10月22日時点) サポート期間 向いている用途
Ubuntu Debian系・apt 26.04 LTS(2026年4月)、26.10 LTS は5年(26.04 は2031年5月まで)、Ubuntu Pro で10年、Legacy で15年 デスクトップ・サーバー・クラウド・WSL
Debian Debian系・apt 13.7(trixie、13 は2025年8月9日) 5年(3年+LTS 2年。13 は LTS が2030年6月30日まで) 安定したサーバー・コンテナ
Linux Mint Debian系(Ubuntu ベース)・apt 22.3(Zena、Ubuntu 24.04 ベース) 22.x は2029年4月まで Windows から移る人のデスクトップ
RHEL Red Hat系・dnf 10.2・9.8(2026年5月19日) 10年(10 は2035年5月31日まで)+延長あり 有償サポートつきの業務サーバー
AlmaLinux Red Hat系・dnf 10.2・9.8(2026年5月26日) 10 は2035年5月31日まで、9 は2032年5月31日まで RHEL 互換を無償で使うサーバー
Rocky Linux Red Hat系・dnf 10.2(2026年5月28日)・9.8 9 は2032年5月31日まで(公式 wiki の表は 8・9 のみ) RHEL 互換を無償で使うサーバー
CentOS Stream Red Hat系・dnf 10・9 10 は2030年5月31日、9 は2027年5月31日まで 次の RHEL を先に試す開発・検証
Fedora Red Hat系・dnf 44(2026年4月28日。45 は準備中) 約13か月(44 は os-release の SUPPORT_END が2027年5月19日) 新しい技術を使う開発用 PC
Amazon Linux 2023 Red Hat系(Fedora ベース)・dnf 2023(四半期ごとに更新) 2029年6月30日まで AWS の EC2・コンテナ
Arch Linux Arch系・pacman ローリングリリース 版の区切りなし 最新を追う PC・仕組みの学習
Manjaro Arch系・pacman ローリングリリース 版の区切りなし Arch を手軽に使うデスクトップ
openSUSE SUSE系・zypper Leap 16.0、Tumbleweed Leap 16.0 は少なくとも2027年10月まで デスクトップ・サーバー
SLES SUSE系・zypper 16.0(2025年11月4日) 最長13年(16 は一般サポート2035年11月30日まで) SAP などの業務サーバー
Alpine Linux 独立系・apk 3.24(3.24.3) main リポジトリは約2年(3.24 は2028年6月1日まで) コンテナのベースイメージ
Kali Linux Debian系・apt ローリング(Kali Linux Rolling) 版の区切りなし セキュリティ監査・診断の学習
Raspberry Pi OS Debian系・apt Debian 13(Trixie)ベース(2026年10月6日) Debian に準じる Raspberry Pi

Ubuntu の26.10 は interim 版なので、サポートは9か月です。Fedora 45 は当初の2026年10月20日の公開が延期され、10月27日が目標とされています(10月17日の報道)。

サポート期間の長さを比べる

標準のサポート期間(年)棒の長さは15年を全幅。有償の延長は含めない

SLES 1613年
RHEL 1010年
AlmaLinux 1010年
Amazon Linux 2023約6年
Ubuntu LTS5年
Debian5年
Alpine2年
Fedora約13か月
Ubuntu interim9か月

Ubuntu LTS は Ubuntu Pro(ESM)で10年、Legacy add-on で15年、Debian は有償の ELTS(13 は2035年6月30日まで)、RHEL は延長サポート(最後のマイナー版に4年)で、さらに延ばせます。

サポートが切れた版にはセキュリティ修正が届きません。 たとえば Amazon Linux 2 は2026年6月30日にサポートが終わり、AWS は Amazon Linux 2023 への移行を案内しています。新しくサーバーを作るときは、使う予定の年数より長くサポートがある版を選びます。

無償で使えるか(コミュニティ版と商用版)

種類 例 費用 サポート
コミュニティ版 Debian・Fedora・Arch・AlmaLinux・Rocky・openSUSE・Alpine 無償 コミュニティ(フォーラム・バグ報告)
無償+有償サポート Ubuntu(Ubuntu Pro)・Linux Mint 無償。延長・サポートは有償 提供企業(Canonical など)
商用版 RHEL・SLES サブスクリプション 提供企業の技術サポート

RHEL の価格は、Red Hat のストアで RHEL Server の1年サブスクリプションが Self-support US$383.90、Standard US$878.90、Premium US$1,428.90 です(2026年10月22日時点)。個人向けの「Red Hat Developer Subscription for Individuals」は無償で、物理・仮想合わせて16台まで、開発・テスト・小規模な本番に使えます(組織やチームは対象外)。

用途別のLinuxディストリビューションの選び方

この節では、「結局どれを選べばよいか」を用途と条件から決める方法が分かります。

迷ったら「何に使うか」→「サポートが何年要るか」→「どの系統の手順に合わせるか」の順に決めます。 性能の差より、情報の多さ・サポート期間・社内やクラウドでの採用状況のほうが、使い続けやすさに効きます。

flowchart TD
    Q1{何に使う?} -->|PC| U[Ubuntu<br>Mint]
    Q1 -->|サーバー| Q3{有償の<br>サポート}
    Q1 -->|コンテナ| C[slim<br>Alpine]
    Q3 -->|要る| R[RHEL<br>SLES]
    Q3 -->|不要| A[Alma<br>Debian]
用途・状況 選ぶもの 理由
初めて Linux をデスクトップで使う Ubuntu・Linux Mint 日本語の情報が多い。Mint は Windows に近い画面
Windows の中で開発に使う WSL の Ubuntu wsl --install の既定が Ubuntu
業務サーバーで有償サポートが要る RHEL・SLES・Ubuntu Pro 障害時に提供企業へ問い合わせできる
RHEL 系の手順・資格に合わせて無償で AlmaLinux・Rocky Linux RHEL と互換を目指して作られている
自前のサーバーを長く安定して動かす Debian・Ubuntu LTS 5年の無償サポート。パッケージが多い
AWS の EC2 で動かす Amazon Linux 2023・Ubuntu AWS が保守。AL2023 は2029年6月まで
コンテナのベースイメージを小さく Alpine・debian:slim・ubuntu 圧縮後 3.8MB〜約30MB
新しい技術をいち早く使う Fedora・Arch Linux・openSUSE Tumbleweed 新しい版のソフトが早く入る
Linux の仕組みを学ぶ Arch Linux インストールから自分で組み立てる
Raspberry Pi で使う Raspberry Pi OS 公式の OS。Debian 13 ベース
性能の低い PC・メモリが少ない PC Linux Mint の Xfce 版、Ubuntu の Xfce・LXQt 版(Xubuntu・Lubuntu) 軽いデスクトップ環境
セキュリティ診断を学ぶ Kali Linux 監査用の道具が最初から入っている

業務サーバーで決めるときの観点

  • 1サポート期間は、システムを使う年数より長いかRHEL・Alma は10年、Ubuntu LTS は5年(Pro で10年)、Debian は5年
  • 2使うミドルウェア・製品が対応 OS に挙げているかデータベースや業務パッケージは、対応 OS を RHEL 系か Ubuntu に限ることがある
  • 3障害時に問い合わせ先が要るか要るなら RHEL・SLES・Ubuntu Pro など有償サポートのある版
  • 4運用する人が慣れている系統か手順書・監視・自動化(Ansible など)を系統ごとに作り直す手間がかかる
  • 5クラウドの標準イメージがあるかAWS の Amazon Linux 2023 のように、クラウドが保守するイメージもある
  • 6次の版へ上げる手順と時期を決めたか固定リリースは、サポートが切れる前に入れ替えか更新が要る

使っているディストリビューションを確認する方法

この節では、いま使っている Linux のディストリビューション名・版・系統を確かめるコマンドと、その出力の読み方が分かります。

ディストリビューションは cat /etc/os-release、カーネルは uname -r で確かめます。 /etc/os-release は systemd が決めた共通の形式で、Ubuntu・Debian・RHEL 系・Fedora・Arch・Alpine など、主なディストリビューションに入っています。

確かめたいこと コマンド 主な対象
ディストリビューション名と版 cat /etc/os-release ほぼすべて
カーネルの版 uname -r すべて
CPU の種類(x86_64・aarch64) uname -m すべて
版と開発名(コードネーム) lsb_release -a lsb-release が入っているもの(Ubuntu など)
Red Hat 系の版 cat /etc/redhat-release RHEL・Alma・Rocky・Fedora
Debian の細かい版 cat /etc/debian_version Debian・Ubuntu
Alpine の細かい版 cat /etc/alpine-release Alpine
まとめて表示 hostnamectl systemd で起動したもの

Ubuntu 24.04.4 で実行した結果です。

$ uname -a
Linux vm 6.18.44-fc-v140 #1 SMP PREEMPT_DYNAMIC @0 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

$ lsb_release -a
Distributor ID: Ubuntu
Description:    Ubuntu 24.04.4 LTS
Release:    24.04
Codename:   noble

$ ls -l /etc/os-release
lrwxrwxrwx 1 root root 21 Feb  6  2026 /etc/os-release -> ../usr/lib/os-release

$ dpkg -S /usr/lib/os-release
base-files: /usr/lib/os-release

$ hostnamectl
System has not been booted with systemd as init system (PID 1). Can't operate.
Failed to connect to bus: Host is down

/etc/os-release は /usr/lib/os-release へのリンクで、Ubuntu では base-files というパッケージが入れています。hostnamectl は systemd で起動していない環境(コンテナの中など)では、このエラーになります。そのときは /etc/os-release を見ます。

ほかのディストリビューションの os-release

公開されているイメージのファイルから取り出した、ほかのディストリビューションの /etc/os-release です。

# Debian 13.7(debuerreotype の rootfs.os-release)
PRETTY_NAME="Debian GNU/Linux 13 (trixie)"
NAME="Debian GNU/Linux"
VERSION_ID="13"
VERSION="13 (trixie)"
VERSION_CODENAME=trixie
DEBIAN_VERSION_FULL=13.7
ID=debian

# Fedora Linux 44(コンテナイメージ)
NAME="Fedora Linux"
VERSION="44 (Container Image)"
RELEASE_TYPE=stable
ID=fedora
VERSION_ID=44
PRETTY_NAME="Fedora Linux 44 (Container Image)"
SUPPORT_END=2027-05-19
VARIANT_ID=container

# Rocky Linux 9.6(Minimal イメージ)
NAME="Rocky Linux"
VERSION="9.6 (Blue Onyx)"
ID="rocky"
ID_LIKE="rhel centos fedora"
VERSION_ID="9.6"
PLATFORM_ID="platform:el9"
SUPPORT_END="2032-05-31"

# Alpine Linux 3.24.3(minirootfs)
NAME="Alpine Linux"
ID=alpine
VERSION_ID=3.24.3
PRETTY_NAME="Alpine Linux v3.24"

Rocky Linux の /etc/rocky-release-upstream には、元になった RHEL の版が書かれていました。

$ cat /etc/rocky-release
Rocky Linux release 9.6 (Blue Onyx)
$ cat /etc/rocky-release-upstream
Derived from Red Hat Enterprise Linux 9.6
項目 意味 使い方
ID ディストリビューションの短い名前(小文字) スクリプトで分岐する
ID_LIKE 似ている(親の)ディストリビューション 系統の判定に使う
VERSION_ID 版の番号 版ごとに処理を変える
VERSION_CODENAME 開発名(noble・trixie など) apt のリポジトリ指定に使う
PRETTY_NAME 表示用の名前 画面やログに出す
SUPPORT_END サポートの終了日(入っているものだけ) 更新の計画に使う

os-release から系統を判定するスクリプト

ID と ID_LIKE を見ると、派生ディストリビューションでも系統とパッケージ管理のコマンドを判定できます。POSIX の sh で動く形です。

#!/bin/sh
# /etc/os-release の ID と ID_LIKE から、系統とパッケージ管理コマンドを判定する
# 使い方: sh distro-family.sh [os-release のパス]
f="${1:-/etc/os-release}"
[ -r "$f" ] || f=/usr/lib/os-release
. "$f"
family=unknown; pm=unknown
for id in $ID $ID_LIKE; do
  case "$id" in
    debian|ubuntu)                 family=debian; pm=apt ;;
    rhel|fedora|centos)            family=redhat; pm=dnf ;;
    arch)                          family=arch;   pm=pacman ;;
    suse|opensuse*|sles)           family=suse;   pm=zypper ;;
    alpine)                        family=alpine; pm=apk ;;
  esac
  [ "$family" != unknown ] && break
done
printf '%-34s ID=%-8s ID_LIKE=%-20s -> %s系 (%s)\n' "$PRETTY_NAME" "$ID" "${ID_LIKE:--}" "$family" "$pm"

5つのディストリビューションの os-release を渡して実行した結果です(Ubuntu の dash で実行)。

Alpine Linux v3.24                 ID=alpine   ID_LIKE=-                    -> alpine系 (apk)
Debian GNU/Linux 13 (trixie)       ID=debian   ID_LIKE=-                    -> debian系 (apt)
Fedora Linux 44 (Container Image)  ID=fedora   ID_LIKE=-                    -> redhat系 (dnf)
Rocky Linux 9.6 (Blue Onyx)        ID=rocky    ID_LIKE=rhel centos fedora   -> redhat系 (dnf)
Ubuntu 24.04.4 LTS                 ID=ubuntu   ID_LIKE=debian               -> debian系 (apt)

Rocky Linux は ID=rocky ですが、ID_LIKE に rhel があるので Red Hat 系と判定できました。 ID だけで分岐すると、AlmaLinux・Rocky・Linux Mint のような派生ディストリビューションを取りこぼします。なお、Rocky の Minimal イメージは dnf ではなく軽量版の microdnf が入っていました。

Python 3.10 以降なら、標準ライブラリの platform.freedesktop_os_release() で同じ情報を辞書として読めます。

import platform
d = platform.freedesktop_os_release()
print(d["ID"], d.get("ID_LIKE"), d["VERSION_ID"])   # → ubuntu debian 24.04
print(platform.release())                          # → 6.18.44-fc-v140(カーネル)

バージョン確認のコマンドを OS ごとにさらに詳しく見るなら、関連記事「Linuxバージョン確認コマンド|OS別出力とuname・os-release早見表」で扱っています。

パッケージ管理(apt・dnf・pacman・zypper・apk)の対応表

この節では、系統ごとに違うパッケージ管理のコマンドを、同じ操作どうしで対応づけて覚えられます。

操作の考え方(リポジトリの情報を更新 → 入れる → 全体を更新 → 消す)はどれも同じで、コマンドの名前だけが違います。 各コマンドの公式マニュアル(apt は手元の apt 2.8.3、dnf は dnf5 のドキュメント、pacman はマニュアル、zypper と apk は openSUSE・Alpine の公式 wiki)で確かめました。

操作 apt(Debian系) dnf(Red Hat系) pacman(Arch系) zypper・apk
リポジトリ情報の更新 apt update dnf makecache pacman -Sy zypper refresh・apk update
インストール apt install 名前 dnf install 名前 pacman -S 名前 zypper install・apk add
削除 apt remove 名前 dnf remove 名前 pacman -R 名前 zypper remove・apk del
全体の更新 apt upgrade dnf upgrade pacman -Syu zypper update・apk upgrade
検索 apt search 語 dnf search 語 pacman -Ss 語 zypper search・apk search
情報の表示 apt show 名前 dnf info 名前 pacman -Si(入れたものは -Qi) zypper info・apk info -a
入っているものの一覧 apt list --installed dnf list --installed pacman -Q zypper search -i・apk info
ファイルの持ち主 dpkg -S パス dnf provides パス pacman -Qo パス zypper search --provides・apk info --who-owns
不要な依存の削除 apt autoremove dnf autoremove pacman -Rs(孤立は -Qdt で一覧) zypper remove -u・apk del
キャッシュの削除 apt clean dnf clean all pacman -Sc(全部は -Scc) zypper clean・apk cache clean
系統 パッケージのファイル 低いレベルの道具 設定・リポジトリの場所
Debian系 .deb dpkg /etc/apt/sources.list.d/
Red Hat系 .rpm rpm /etc/yum.repos.d/
Arch系 .pkg.tar.zst (pacman が兼ねる) /etc/pacman.conf
SUSE系 .rpm rpm /etc/zypp/repos.d/
Alpine .apk (apk が兼ねる) /etc/apk/repositories

Fedora 44 のイメージには /etc/yum.repos.d/ に fedora.repo・fedora-updates.repo などが、/usr/bin/dnf は dnf5 へのリンクとして入っていました。Alpine 3.24.3 の /etc/apk/repositories には、v3.24/main と v3.24/community の2つのリポジトリが書かれていました。Alpine の公式 wiki によると、apk-tools 3 は Alpine 3.23 から使われています。

apt の出力を実物で見る

Ubuntu 24.04.4 で、apt と dpkg を実行した結果です。

$ apt --version
apt 2.8.3 (amd64)

$ dpkg -l | grep -c '^ii'
1440

$ apt-cache policy bash
bash:
  Installed: 5.2.21-2ubuntu4
  Candidate: 5.2.21-2ubuntu4
  Version table:
 *** 5.2.21-2ubuntu4 500
        500 http://archive.ubuntu.com/ubuntu noble/main amd64 Packages
        100 /var/lib/dpkg/status

$ dpkg -S /usr/bin/ls
coreutils: /usr/bin/ls

$ apt-get -s install sl            ← -s は「試すだけ」(実際には入れない)
Reading package lists...
Building dependency tree...
Reading state information...
The following NEW packages will be installed:
  sl
0 upgraded, 1 newly installed, 0 to remove and 166 not upgraded.
Inst sl (5.02-1 Ubuntu:24.04/noble [amd64])
Conf sl (5.02-1 Ubuntu:24.04/noble [amd64])

$ apt-cache stats | head -3
Total package names: 167185 (4681 k)
Total package structures: 152456 (6708 k)
  Normal packages: 87392

リポジトリの設定は、Ubuntu 24.04 では /etc/apt/sources.list.d/ubuntu.sources(deb822 形式)にあります。

Types: deb
URIs: http://archive.ubuntu.com/ubuntu/
Suites: noble noble-updates noble-backports
Components: main universe restricted multiverse
Signed-By: /usr/share/keyrings/ubuntu-archive-keyring.gpg

Suites の noble が os-release の VERSION_CODENAME です。apt はこの開発名でリポジトリを選ぶので、別の版のリポジトリを混ぜると依存関係が壊れやすくなります。 Debian 13 のリリースノートによると、Debian 13 のパッケージ数は 69,830 を超えます。

apt の update と upgrade の違いやエラーの直し方は、関連記事「apt updateとupgradeの違い|aptコマンド一覧と実行結果・エラー対処」で扱っています。よく使うコマンドは、関連記事「Linuxコマンド一覧|100個をカテゴリ別に実行結果つきで解説」で扱っています。

ディストリビューションに左右されない入れ方

方法 内容 主な用途
Flatpak・Snap・AppImage どのディストリビューションでも同じパッケージを使う形式。Snap は Ubuntu が標準で使う デスクトップアプリ
コンテナ(Docker・Podman) アプリとディストリビューションの部分を一緒に固める サーバーアプリ
言語のパッケージ管理(pip・npm など) 言語のライブラリを入れる 開発
ソースからビルド ./configure && make などで自分でビルドする パッケージが無いとき

DockerイメージのサイズとAlpine・slimの選び方

この節では、Docker のベースイメージにディストリビューションを選ぶときに、大きさがどれくらい違うかが公式の数値で分かります。

Docker Hub の公開値(amd64・圧縮後)では、alpine が 3.8MB、debian:trixie-slim と ubuntu:24.04 が約30MB、archlinux が約133MB でした。 どれもカーネルは含まず、ホストのカーネルで動きます。

Docker イメージのサイズ(MB、amd64・圧縮後)Docker Hub の公開値。2026年10月22日に確認

busybox2.2
alpine3.8
ubuntu:24.0429.8
debian slim29.8
alma minimal31.2
ubi10-minimal34.9
ubuntu:26.0441.8
debian:trixie49.4
amazonlinux54.6
almalinux:1068.9
fedora69.4
rockylinux:1087.7
archlinux133.0
イメージ(タグ) サイズ(圧縮後) Docker Hub の更新日
busybox:latest 2,226,163 バイト 2026年9月23日
alpine:latest 3,849,738 バイト 2026年9月18日
ubuntu:24.04 29,765,758 バイト 2026年10月17日
debian:trixie-slim 29,843,579 バイト 2026年10月21日
almalinux:10-minimal 31,237,971 バイト 2026年10月2日
redhat/ubi10-minimal:latest 34,915,243 バイト 2026年8月26日
ubuntu:26.04 41,837,909 バイト 2026年10月4日
debian:trixie 49,393,622 バイト 2026年10月21日
amazonlinux:2023 54,586,282 バイト 2026年9月18日
almalinux:10 68,879,554 バイト 2026年10月2日
fedora:latest 69,396,734 バイト 2026年8月26日
rockylinux/rockylinux:10 87,693,174 バイト 2026年6月12日
archlinux:latest 132,975,536 バイト 2026年7月28日

redhat/ubi10-minimal と rockylinux/rockylinux は提供元のリポジトリ、それ以外は Docker Official Images です。表の値は圧縮した転送時の大きさで、展開すると大きくなります。 公開ファイルで確かめると、Alpine 3.24.3 は tar.gz 3.7MB が展開後 8.1MB、Fedora 44 のイメージは 72MB の圧縮 tar が展開後 185MB でした。

16個Alpine 3.24.3 のパッケージ数展開後 8.1MB
78個Debian 13.7 のパッケージ数rootfs.manifest の行数
147個Fedora 44 のパッケージ数rpm データベースの Name 索引
ベースイメージ 向いている場面 気をつけること
alpine とにかく小さくしたい。静的にリンクしたバイナリ(Go など) C ライブラリが musl。glibc 向けのバイナリや Python のホイールが合わないことがある
debian:trixie-slim 小さめで、glibc 向けのものをそのまま動かしたい 説明書(man など)は削られている
ubuntu:24.04 手元やサーバーと同じ Ubuntu にそろえたい 最小構成なので、使うコマンドは自分で足す
almalinux・ubi・rocky 本番の RHEL 系サーバーとそろえたい minimal は dnf ではなく microdnf のことがある
fedora・archlinux 新しい版のツールを使う開発・ビルド用 更新が速いので、タグを固定する

イメージを小さく・安全に作る書き方は、関連記事「Dockerfileの書き方|軽く・速く・安全なイメージを作るベストプラクティス」で扱っています。

CentOSの終了と移行先(AlmaLinux・Rocky Linux・RHEL・CentOS Stream)

この節では、CentOS に何が起きたのかと、CentOS から移るときの候補が分かります。

CentOS Linux は、8 が2021年12月31日、7 が2024年6月30日にサポートを終えました。 後継の CentOS Stream は「RHEL の再構築版」ではなく、「次の RHEL のマイナー版に入る予定の内容を含む、RHEL の上流の開発版」です。そのため、「CentOS Linux と同じ使い方」を求める人の移行先として、AlmaLinux と Rocky Linux が作られました。

2021年5月

出来事
CentOS Linux の後継を目指す Rocky Linux 8 が公開(2021年5月1日)

2021年12月

出来事
CentOS Linux 8 がサポート終了(12月31日)。当初の予定より大幅に早い終了だった

2023年7月

出来事
AlmaLinux が RHEL との「1:1」の再現をやめ、バイナリ互換(ABI 互換)を目指す方針に変更(7月13日)

2024年6月

出来事
CentOS Linux 7 がサポート終了(6月30日)。CentOS Stream 8 も5月31日にビルドを終了
移行先 費用 RHEL との関係 サポート(10 系)
AlmaLinux 無償 RHEL とバイナリ互換を目指す 2035年5月31日まで
Rocky Linux 無償 RHEL と互換を目指す。リリースファイルに「Derived from Red Hat Enterprise Linux」 9 は2032年5月31日まで
RHEL 有償(個人は16台まで無償) 本家 2035年5月31日まで(10)
CentOS Stream 無償 RHEL の上流(次のマイナー版の開発版) 10 は2030年5月31日まで
Oracle Linux・ほかの系統 製品ごと 製品ごとに確認 製品ごとに確認

CentOS プロジェクトの案内では、CentOS Linux 7 の利用者に、RHEL 8 か RHEL 9 をもとにしたディストリビューションへ移るか、RHEL 7 へ変換して延長サポートを買うかを選ぶように書いています。

1

いまの版と使い方を洗い出す

os-release で版を確かめ、入っているパッケージ、使っているリポジトリ(EPEL など)、動いているサービスを一覧にする。

一覧化

2

移行先と版を決める

有償サポートの要否で RHEL か AlmaLinux・Rocky を選び、サポートの長い 9 か 10 を選ぶ。7 から 9・10 へは版の差が大きい。

比較

3

新しいサーバーで動かして確かめる

同じ版の新しいサーバーを作り、アプリ・設定・SELinux・ファイアウォールを移して動作を確かめる。

検証

4

切り替えて元の環境を止める

データを移して切り替える。同じメジャー版どうし(例:Rocky 9 から AlmaLinux 9)なら、各プロジェクトの移行スクリプトで置き換える方法もある。

切替

RHEL 系では SELinux が標準で有効なので、移行後に「Permission denied」が出ることがあります。原因の確かめ方は、関連記事「SELinuxでPermission deniedになる原因|確かめ方と直し方」で扱っています。

Linuxディストリビューションの始め方(WSL・仮想マシン・クラウド・PCに入れる)

この節では、ディストリビューションを選んだ後に、どこで動かすかの選択肢と手順が分かります。

まず試すなら、いまの PC を変えずに使える WSL(Windows)か仮想マシンが手軽です。 PC にそのまま入れる(デュアルブートを含む)のは、使い方が固まってからでも遅くありません。

方法 向いている人 手順の要点
WSL(Windows Subsystem for Linux) Windows で開発する人 wsl --install で Ubuntu。ほかは wsl --list --online で一覧
仮想マシン(VirtualBox・Hyper-V・UTM など) 画面つきで試したい人 ISO を仮想マシンに読み込ませてインストール
クラウド(AWS・Google Cloud・Azure など) サーバーとして使う人 用意されたイメージを選んで起動
PC に入れる・デュアルブート 毎日のデスクトップにする人 USB メモリに ISO を書き込んで起動
コンテナ(Docker) コマンドだけ試したい人 docker run -it ubuntu:24.04 bash など

Microsoft の公式ドキュメントによると、wsl --install で入るディストリビューションの既定は Ubuntu で、wsl.exe --list --online で入れられる一覧を出し、wsl.exe --install -d <名前> で別のものを入れます。WSL の配布一覧(Microsoft の DistributionInfo.json)には、2026年10月22日時点で Ubuntu 26.04・24.04・22.04、Debian、Fedora Linux 44・43、AlmaLinux 10・9・8、Arch Linux、openSUSE Tumbleweed・Leap 16.0、SUSE Linux Enterprise 16.0・15 SP7、Kali Linux などが載っています。

PC に入れる流れ(Ubuntu の例)

1

要件を確かめる

Ubuntu Desktop 26.04.1 LTS の推奨は、2GHz のデュアルコア CPU、メモリ 6GB、空き容量 25GB。ISO は Intel/AMD 64ビット版で 5.9GB。

要件

2

ISO を公式サイトから入れる

公式のダウンロードページから入れ、配布元が出しているチェックサム(SHA256)と sha256sum の結果が同じか確かめる。

入手

3

USB メモリに書き込む

Raspberry Pi Imager・balenaEtcher・Rufus などで、ISO を起動用の USB メモリに書き込む。中身は消える。

書き込み

4

USB から起動してインストール

起動の順番を USB にして起動し、試用(ライブ)で動作を見てからインストールする。デュアルブートでは先に大事なデータをバックアップする。

導入

5

最初に更新する

Ubuntu なら sudo apt update と sudo apt upgrade で、配布後に出た修正を入れる。

更新

デスクトップ環境の違い

ディストリビューションとは別に、画面の見た目と操作は「デスクトップ環境」で決まります。同じディストリビューションでも、デスクトップ環境を選べることがあります。

デスクトップ環境 採用している主なもの 特徴
GNOME Ubuntu・Fedora Workstation・Debian(選択肢の1つ) 標準的。Debian 13 は GNOME 48
KDE Plasma Kubuntu・Fedora の KDE 版・openSUSE 設定項目が多い。Debian 13 は Plasma 6.3
Cinnamon Linux Mint Windows に近い配置
Xfce・LXQt・MATE Xubuntu・Lubuntu・Linux Mint の Xfce 版・MATE 版 軽い。性能の低い PC 向き

Linuxディストリビューションのよくある間違いとトラブル

この節では、ディストリビューションの違いで起きやすいつまずきと、その直し方が分かります。

症状・エラー 原因 直し方
apt: command not found/dnf: command not found 系統の違う手順をそのまま実行した cat /etc/os-release で ID・ID_LIKE を見て、対応表のコマンドに置きかえる
System has not been booted with systemd as init system (PID 1). Can't operate. コンテナなど、systemd で起動していない環境で systemctl・hostnamectl を使った 版は /etc/os-release で確かめる。サービスは直接起動するか、systemd で起動する環境で動かす
Alpine でバイナリを実行すると、ファイルがあるのに not found と出ることがある glibc 向けのバイナリを musl の Alpine で動かした glibc 系(debian:slim など)のイメージを使うか、Alpine 向けにビルドする
サポートが切れた版で apt update が 404 になる 終了した版のリポジトリは場所が移る・消える サポート中の版へ上げる。Ubuntu は do-release-upgrade、RHEL 系は移行手順に従う
別の版のリポジトリを足したら依存関係が壊れた 開発名(noble・trixie)や el9・el10 の違うパッケージを混ぜた 同じ版のリポジトリだけにする。元の設定に戻して入れ直す
カーネルを更新したのに uname -r が変わらない 新しいカーネルは再起動して初めて使われる 再起動する。コンテナでは uname -r はホストのカーネル
uname -r の版の数字が小さいので修正が無いと思った RHEL などは版の数字を変えずに修正を取り込む -687.5.1.el9_8 のような後ろの番号と、配布元のセキュリティ情報を見る
  • 1「Linux の手順」を見たら、どの系統向けかを確かめたかapt なら Debian系、dnf・yum なら Red Hat系、pacman なら Arch系
  • 2カーネルの版とディストリビューションの版を混同していないかuname -r が 6.18 でも、OS は Ubuntu 24.04 だった
  • 3使っている版のサポート終了日を把握しているかos-release の SUPPORT_END や公式のライフサイクルの表で確かめる
  • 4CentOS Stream を CentOS Linux と同じものと思っていないかStream は RHEL の上流の開発版で、サポート期間も RHEL より短い
  • 5コンテナのベースイメージのタグを固定したかlatest は中身が変わる。ubuntu:24.04・debian:trixie-slim のように版を書く

よくある質問

Q. ディストリビューションとは簡単に言うと何ですか? A. Linux カーネルに、コマンド・ライブラリ・パッケージ管理・インストーラーなどを組み合わせて、すぐ使える形で配っている OS のことです。Ubuntu・Debian・RHEL・Fedora などがあります。

Q. Linux ディストリビューションでいちばん人気があるのはどれですか? A. 使う場所で違います。デスクトップと WSL では Ubuntu が既定として多く使われ、企業のサーバーでは RHEL 系(RHEL・AlmaLinux・Rocky)と Ubuntu・Debian、コンテナでは Alpine・Debian・Ubuntu のイメージがよく使われます。

Q. Ubuntu と Debian の違いは? A. Ubuntu は Debian をもとに Canonical が作るディストリビューションで、2年ごとの LTS(5年サポート、有償で最大15年)と6か月ごとの版があります。Debian はコミュニティが作り、約2年ごとの安定版に5年(3年+LTS 2年)のサポートがあります。どちらも apt を使います。

Q. AlmaLinux と Rocky Linux の違いは? A. どちらも CentOS Linux の後継として作られた、RHEL と互換を目指す無償のディストリビューションです。AlmaLinux は2023年7月に「1:1」の再現からバイナリ互換を目指す方針に変えました。サポート期間(9 は2032年5月31日まで)や使うコマンド(dnf)は同じです。

Q. RHEL は無料で使えますか? A. 個人向けの Red Hat Developer Subscription for Individuals なら、物理・仮想合わせて16台まで無償で、開発・テスト・小規模な本番に使えます。組織で使う場合は有償のサブスクリプション(RHEL Server は年 US$383.90 から。2026年10月22日時点)です。

Q. CentOS の後継(移行先)は? A. 無償なら AlmaLinux か Rocky Linux、有償サポートが要るなら RHEL が候補です。CentOS Stream は RHEL の上流の開発版で、CentOS Linux とは位置づけが違います。

Q. ローリングリリースとは? A. 版の区切りを作らず、パッケージを少しずつ新しい版に更新し続ける出し方です。Arch Linux・openSUSE Tumbleweed・Kali Linux がこの形です。新しいソフトがすぐ使える一方、こまめな更新と確認が要ります。

Q. 自分の Linux のディストリビューションを確かめるには? A. cat /etc/os-release を実行します。PRETTY_NAME が名前と版、ID_LIKE が系統です。カーネルの版は uname -r で、ディストリビューションの版とは別です。

Q. WSL ではどのディストリビューションを選べばよいですか? A. wsl --install の既定は Ubuntu です。ほかに Debian・Fedora・AlmaLinux・Arch Linux・openSUSE なども wsl --list --online で一覧を出して入れられます。本番のサーバーと同じ系統にそろえると、手順をそのまま試せます。

Q. Android や macOS は Linux ディストリビューションですか? A. Android は Linux カーネルを使う OS ですが、apt や dnf のようなパッケージ管理や GNU の道具一式は含まず、一般には Linux ディストリビューションと分けて呼ばれます。macOS は Linux ではなく、Apple の Darwin をもとにした OS です。

Q. 性能の低い PC に向くディストリビューションは? A. 軽いデスクトップ環境を使う版が向いています。Linux Mint の Xfce 版、Ubuntu の Xfce 版(Xubuntu)・LXQt 版(Lubuntu)などがあります。サポート期間はもとのディストリビューションに準じます。

Q. Linux ディストリビューションはいくつありますか? A. 決まった数はありません。派生や個人のプロジェクトも含めると数百あり、増えたり終わったりしています。仕事で使われるものは、この記事の比較表の範囲にほぼ収まります。

ライセンス(GPL)の考え方は、関連記事「OSSライセンスの種類一覧と違い|MIT・Apache・GPL比較表と表示文例」で扱っています。

まとめ

  • Linux ディストリビューションは、Linux カーネルに道具・ライブラリ・パッケージ管理・インストーラー・サポートを組み合わせた OS。カーネルの版(uname -r)とディストリビューションの版(/etc/os-release)は別物。
  • 系統は Debian系(apt)・Red Hat系(dnf)・Arch系(pacman)・SUSE系(zypper)・Alpine(apk)。同じ系統ならコマンドと設定の場所がほぼ同じ。
  • サポート期間は9か月(Ubuntu interim)から13年(SLES)まで。2026年10月22日時点で、Ubuntu 26.04 LTS は2031年5月、RHEL 10・AlmaLinux 10 は2035年5月まで。
  • 初めてなら Ubuntu・Linux Mint、有償サポートなら RHEL・SLES、RHEL 互換を無償なら AlmaLinux・Rocky、コンテナなら Alpine・debian:slim・ubuntu。
  • 系統の判定は os-release の ID と ID_LIKE。Rocky は ID_LIKE="rhel centos fedora" だった。
  • Docker イメージは alpine 3.8MB、debian:trixie-slim と ubuntu:24.04 が約30MB、archlinux が約133MB(圧縮後)。Alpine は musl なので glibc 向けのバイナリに注意。
  • CentOS Linux は 8 が2021年、7 が2024年に終了。移行先は AlmaLinux・Rocky Linux・RHEL。

参考・出典

確認日はいずれも 2026年10月22日です。

  • Wikipedia「Linuxディストリビューション」:https://ja.wikipedia.org/wiki/Linuxディストリビューション
  • Red Hat「最適な Linux ディストリビューションの選び方」:https://www.redhat.com/ja/topics/linux/whats-the-best-linux-distro-for-you
  • Ubuntu「Ubuntu release cycle」:https://ubuntu.com/about/release-cycle
  • Ubuntu「Ubuntu 26.04 LTS release notes」:https://documentation.ubuntu.com/release-notes/26.04/
  • Ubuntu「Ubuntu 24.04 LTS release notes」:https://documentation.ubuntu.com/release-notes/24.04/
  • Ubuntu「Download Ubuntu Desktop」:https://ubuntu.com/download/desktop
  • Debian「Debian Releases」:https://www.debian.org/releases/
  • Debian「What's new in Debian 13」:https://www.debian.org/releases/trixie/release-notes/whats-new.en.html
  • Red Hat「Red Hat Enterprise Linux Life Cycle」:https://access.redhat.com/support/policy/updates/errata
  • Red Hat「Red Hat Enterprise Linux Release Dates」:https://access.redhat.com/articles/3078
  • Red Hat「Red Hat Enterprise Linux Server(ストア)」:https://www.redhat.com/en/store/red-hat-enterprise-linux-server
  • Red Hat Developer「No-cost Red Hat Enterprise Linux FAQs」:https://developers.redhat.com/articles/faqs-no-cost-red-hat-enterprise-linux
  • endoflife.date「Red Hat Enterprise Linux」:https://endoflife.date/rhel
  • endoflife.date「Fedora Linux」:https://endoflife.date/fedora
  • AlmaLinux Wiki「Release Notes」:https://wiki.almalinux.org/release-notes/
  • AlmaLinux「The Future of AlmaLinux is Bright」:https://almalinux.org/blog/future-of-almalinux/
  • Rocky Linux Wiki「Version Guide」:https://wiki.rockylinux.org/rocky/version/
  • Rocky Linux「News」:https://rockylinux.org/news
  • CentOS「CentOS Linux EOL」:https://www.centos.org/centos-linux-eol/
  • CentOS「Download」:https://www.centos.org/download/
  • CentOS「How CentOS Linux compares to CentOS Stream」:https://www.centos.org/cl-vs-cs/
  • CentOS Blog「End dates are coming for CentOS Stream 8 and CentOS Linux 7」:https://blog.centos.org/2023/04/end-dates-are-coming-for-centos-stream-8-and-centos-linux-7/
  • SUSE「Product Support Lifecycle」:https://www.suse.com/lifecycle/
  • openSUSE Wiki「Lifetime」:https://en.opensuse.org/Lifetime
  • Alpine Linux「Releases」:https://alpinelinux.org/releases/
  • Alpine Linux Wiki「Alpine Package Keeper」:https://wiki.alpinelinux.org/wiki/Alpine_Package_Keeper
  • Linux Mint「All versions」:https://www.linuxmint.com/download_all.php
  • AWS「Amazon Linux 2 FAQs」:https://aws.amazon.com/amazon-linux-2/faqs/
  • AWS「Amazon Linux 2023 release cadence」:https://docs.aws.amazon.com/linux/al2023/ug/release-cadence.html
  • Kali Linux「What is Kali Linux?」:https://www.kali.org/docs/introduction/what-is-kali-linux/
  • Manjaro:https://manjaro.org/
  • Raspberry Pi「Raspberry Pi OS」:https://www.raspberrypi.com/software/operating-systems/
  • kernel.org「The Linux Kernel Archives」:https://www.kernel.org/
  • kernel.org「Active kernel releases」:https://www.kernel.org/category/releases.html
  • pacman「pacman(8) Manual Page」:https://pacman.archlinux.page/pacman.8.html
  • DNF5「Commands」:https://dnf5.readthedocs.io/en/latest/commands/index.html
  • openSUSE Wiki「SDB:Zypper usage」:https://en.opensuse.org/SDB:Zypper_usage
  • Microsoft Learn「WSL を使用して Windows に Linux をインストールする方法」:https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install
  • Microsoft「WSL DistributionInfo.json」:https://raw.githubusercontent.com/microsoft/WSL/master/distributions/DistributionInfo.json
  • Docker Hub(alpine・debian・ubuntu・fedora・almalinux・archlinux・amazonlinux・busybox・rockylinux/rockylinux・redhat/ubi10-minimal の各タグ):https://hub.docker.com/
  • Linuxiac「Fedora Linux 45 Delayed, New Release Date Set for October 27」:https://linuxiac.com/?p=221276

本記事の内容は、ご自由にお使いください。
ご利用の際は、出典として本ページへのリンクを記載いただけますようお願いします。

(記載例)出典:株式会社RJC「Linuxディストリビューションとは|種類・違い・選び方を比較表で解説」

株式会社RJC ― SI事業・SES事業・AI駆動開発。RJCは一緒に成長を楽しめる会社です。

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