- マネジメント
PMP試験の範囲と受験資格|2026年7月改定後の配点と学習計画表
PMP試験の範囲は「人」「プロセス」「ビジネス環境」の3領域で、2026年7月の改定後の配点は人33%・プロセス41%・ビジネス環境26%です。受験資格は、学歴に応じた2〜5年のプロジェクトマネジメント経験(直近10年以内)と、35時間の研修です。
この記事では、PMI公式ページを2026年10月7日に開いて確認した内容をもとに、配点の改定前後の比較、学歴別の受験資格、申請から更新までの手順をまとめました。あわせて、そのまま貼れる経験記述のテンプレート、100・150・200時間の週次学習計画表、残り日数から計画を作るPythonスクリプトと出力も載せています。
確認環境:Ubuntu 24.04/Python 3.11.15(スクリプトは標準ライブラリのみで動作)。
PMP試験の早見表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験の範囲と配点 | 人33%/プロセス41%/ビジネス環境26% |
| 改定の時期 | 2026年7月 |
| 問題数と時間 | 180問・240分(10分の休憩が2回) |
| 受験できる言語 | 日本語を含む15言語 |
| 必要な経験 | 学歴に応じて2〜5年(直近10年以内) |
| 必要な研修 | 35時間(またはCAPM資格の保有) |
| 資格の更新 | 3年ごとに60PDU |
本記事の内容は、ご自由にお使いください。
ご利用の際は、出典として本ページへのリンクを記載いただけますようお願いします。
(記載例)出典:株式会社RJC「PMP試験の範囲と受験資格|2026年7月改定後の配点と学習計画表」
出典はすべて記事末尾にまとめています。受験料は、今回開いたPMI公式ページには金額の記載がなかったため、この記事には載せていません。申し込み時にPMIの支払い画面で最新の金額を確認してください。
改定前後の配点を比べる
2026年7月の改定で、3領域の配点が次のように変わりました。ビジネス環境が8%から26%へと3倍以上になった点が最も大きな変化です。
| 領域 | 改定前 | 改定後 | 差 | 180問での目安 |
|---|---|---|---|---|
| 人(People) | 42% | 33% | −9ポイント | 約59問 |
| プロセス(Process) | 50% | 41% | −9ポイント | 約74問 |
| ビジネス環境(Business Environment) | 8% | 26% | +18ポイント | 約47問 |
「180問での目安」は、180問に配点を掛けた計算値です(59.4問・73.8問・46.8問)。
配点の変化から読み取れること
- ビジネス環境の学習時間を増やす:改定前の教材だけで学ぶと、この領域の練習量が配点に対して少なくなります。改定後の配点に合わせた教材かどうかを、購入前に確認しましょう。
- 人とプロセスで全体の74%:割合は下がっても、出題の中心であることは変わりません。
- 3領域を混ぜて解く練習が有効:1つの場面設定の中で、チームへの関わり方と計画の見直しと組織への説明が同時に問われる形に慣れておくと、本番で迷いにくくなります。
試験の範囲を領域ごとに整理する
出題のもとになるのは、PMIが公開している「試験内容の概要(Exam Content Outline)」です。タスク単位の一覧はその文書に載っているので、学習を始める前にPMI公式ページから最新版を入手してください。ここでは、3領域で何が問われるかを、学習の入口として整理します(本記事による整理)。
| 領域 | 配点 | 問われる力 | 学習の入口 |
|---|---|---|---|
| 人 | 33% | チームを導き、関係者と協力する力 | リーダーシップ、対立への対応、チームづくり、関係者との対話 |
| プロセス | 41% | プロジェクトを計画し、進め、届ける力 | スコープ、スケジュール、予算、品質、リスク、調達、変更の扱い |
| ビジネス環境 | 26% | 組織の戦略や決まりとプロジェクトを結び付ける力 | ガバナンス、法令や規程への対応、価値と効果、組織の変化への対応 |
2025年11月発行のPMBOKガイド第8版は、パフォーマンス領域を「ガバナンス・スコープ・スケジュール・ファイナンス・ステークホルダー・資源・リスク」の7つに整理しています。ガバナンスとファイナンスが独立した領域になっていることは、ビジネス環境の学習の手がかりになります。
学歴別の受験資格
PMI公式ページ(2026年10月7日確認)に載っている受験資格です。
| 学歴 | 必要な経験 | 経験の期間 | 研修 |
|---|---|---|---|
| 高校卒業 | 5年 | 直近10年以内 | 35時間 |
| 準学士・専門学校 | 4年 | 直近10年以内 | 35時間 |
| 学士以上 | 3年 | 直近10年以内 | 35時間 |
| GAC認定課程の修了 | 2年 | 直近10年以内 | 35時間 |
- 経験は、プロジェクトマネジメントの経験です。改定の案内ページは、経験の対象が見習い期間や研修を含む形に広がり、期間の枠が10年になったと説明しています。
- 研修35時間は、オンライン講座、講師による講座、またはCAPM資格の保有のいずれか1つで満たします。
- GACは、PMIが認定した教育課程(Global Accreditation Center)のことです。
2026年12月1日からの研修の扱い
PMI公式ページによると、2026年12月1日以降、講師によるライブ形式の研修は、PMI認定トレーニング・パートナー(ATP)または対象となる認定高等教育課程のものが条件になります。これから研修を選ぶ場合は、提供元がATPかどうかと、受講の時期を先に確認しておくと確実です。
| 研修を受ける時期 | 確認すること |
|---|---|
| 2026年11月30日まで | 35時間を満たすか、修了証が出るか |
| 2026年12月1日以降 | 上に加えて、ライブ形式ならATPまたは対象の認定高等教育課程か |
申請から受験・更新までの手順一覧
| 手順 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | PMIのアカウントを作る | 氏名は本人確認書類と同じ表記にする |
| 2 | 学歴・研修・経験を整理する | 下のテンプレートで下書きを作る |
| 3 | オンラインで申請を出す | 提出直後に監査の対象が選ばれる(PMI日本支部の案内) |
| 4 | 監査の対象になったら書類を出す | 卒業証明、研修の修了証、経験の確認者の署名を用意しておく |
| 5 | 受験料を支払う | 金額は支払い画面で確認する |
| 6 | 試験を予約する | 予約時に日本語を選ぶと日本語で受験できる(PMI日本支部の案内) |
| 7 | 受験する | 180問・240分、10分の休憩が2回 |
| 8 | 資格を更新する | 3年ごとに60PDUを取得して申請する |
更新に必要なPDUの内訳
PDU(Professional Development Unit)は、学習や貢献の活動を時間で数える単位です。PMI日本支部の案内では、1PDUは1時間に相当し、0.25単位で申請できます。
| 区分 | 条件 |
|---|---|
| 合計 | 3年間で60PDU |
| Education(学習) | 35PDU以上 |
| Giving Back(貢献) | 25PDUまで |
| タレント・トライアングルの3分野 | 各8PDU以上 |
| 更新期限 | 資格取得日から3年後(期限後に1年間の猶予期間あり) |
タレント・トライアングルの3分野は、Ways of Working(仕事の進め方)、Power Skills(対人の力)、Business Acumen(事業の理解)です。
経験記述を整理するMarkdownテンプレート
申請の前に、経験を1プロジェクトごとにこの形で下書きしておくと、入力と監査への備えが同時に進みます。期間・役割・行ったこと・成果を、数字と動詞で書くのがコツです。
# PMP申請 経験記述の下書き
## 基本情報
- 氏名(本人確認書類と同じ表記):
- 最終学歴/卒業年月:
- 必要な経験年数(学歴から): 年
- 研修35時間:講座名/提供元/修了日/時間数
## 経験の一覧(直近10年以内)
| No | プロジェクト名 | 開始年月 | 終了年月 | 月数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | | | | |
| 2 | | | | |
| 3 | | | | |
- 月数の合計: か月(重なる期間は二重に数えない)
## プロジェクト1:{プロジェクト名}
- 期間:YYYY年MM月〜YYYY年MM月( か月)
- 所属・役割:{例:開発チームのリーダー}
- 規模:メンバー 名/予算 円/期間 か月
- 進め方:{計画型・アジャイル・ハイブリッド}
- 確認者(上司や顧客の担当者):氏名/連絡先/当時の関係
### 目的(1〜2文)
{何のためのプロジェクトか}
### 自分が行ったこと
- 立ち上げ:{例:目的と成功基準をスポンサーと合意し、憲章にまとめた}
- 計画:{例:WBSを作成し、12週間のスケジュールと予算を作った}
- 進行:{例:週次で進み具合を確認し、変更要求5件を判断の場に上げた}
- 関係者との調整:{例:利用部門3部署と隔週で確認会を開いた}
- チームへの関わり:{例:担当の偏りを見直し、レビューの手順を決めた}
- 終結:{例:受入テストの承認を得て、振り返りを文書にした}
### 成果(数字で)
{例:予定どおり4月に稼働。作業時間を月40時間から15時間に短縮}
### 要約(申請フォームに貼る文章)
{上の内容を、目的→役割→行ったこと→成果の順に1段落でまとめる}
記入例(1プロジェクト分)
## プロジェクト1:備品管理システム刷新
- 期間:2024年10月〜2025年9月(12か月)
- 所属・役割:情報システム部 プロジェクトマネージャー
- 規模:メンバー6名/予算1,800万円/期間12か月
- 進め方:ハイブリッド(画面は2週間ごとの反復、データ移行は計画型)
- 確認者(上司や顧客の担当者):田中 一郎/社内連絡先/当時のスポンサー
### 目的(1〜2文)
5拠点で別々に管理していた備品台帳を1つのWebシステムにまとめ、棚卸しの時間と台帳の食い違いを減らす。
### 自分が行ったこと
- 立ち上げ:スポンサーと目的・成功基準3項目を合意し、プロジェクト憲章を作成した
- 計画:WBSを120項目に分け、12か月のスケジュールと1,800万円の予算を作った
- 進行:週次で進み具合とコストを確認し、変更要求8件を判定会議に上げた
- 関係者との調整:総務部と5拠点の担当者を集めた確認会を隔週で開いた
- チームへの関わり:レビューの担当を回す決まりを作り、作業の偏りを減らした
- 終結:受入テストの承認を得て、振り返りの結果を次のプロジェクト向けに文書化した
### 成果(数字で)
予定どおり稼働。棚卸しの作業時間を1回120時間から38時間に、台帳の食い違いを3.0%から0.4%に減らした。
### 要約(申請フォームに貼る文章)
5拠点の備品台帳を統合するシステム刷新で、プロジェクトマネージャーを務めた。スポンサーと成功基準を合意して憲章を作成し、WBS・スケジュール・予算を計画した。週次で進み具合とコストを確認し、変更要求8件を判定の場に上げ、利用部門との確認会を隔週で運営した。予定どおり稼働し、棚卸しの時間を120時間から38時間に短縮した。
100・150・200時間の週次学習計画表
PMI公式ページには学習時間の目安は載っていないため、ここでは合計100時間・150時間・200時間の3つの想定で週次の計画を用意しました。時間の配分は、全体像15%、領域別45%(人15・プロセス18・ビジネス環境12)、問題演習25%、模試と総復習15%です。
下の表はタブ区切りです。コピーして表計算ソフトのA1セルに貼ると、そのまま進み具合の管理表になります。
計画表を作るスクリプト
"""合計時間と週数から、週次の学習計画表(タブ区切り)を作る。
使い方: python3 pmp_weekly.py 合計時間 週数
"""
import sys
PHASES = [
("全体像", "PMBOKガイドの原則と領域を通読し、用語を自分の言葉で説明する", 15),
("人", "チーム・リーダーシップ・対立への対応の問題を解く", 15),
("プロセス", "スコープ・スケジュール・ファイナンス・リスクの問題を解く", 18),
("ビジネス環境", "ガバナンス・価値・組織の変化への対応の問題を解く", 12),
("問題演習", "領域を混ぜた60問セットを解き、誤答の理由を書く", 25),
("模試・総復習", "180問を240分で通し、領域別の正答率を記録する", 15),
]
def main(total, weeks):
per_week = total / weeks
limits, acc = [], 0.0
for name, todo, pct in PHASES:
acc += total * pct / 100
limits.append((name, todo, acc))
print("週\t時間\t累計\t段階\tやること")
idx = 0
for n in range(1, weeks + 1):
done = per_week * n
while idx < len(limits) - 1 and done - per_week / 2 > limits[idx][2]:
idx += 1
print(f"{n}\t{per_week:.1f}\t{done:.1f}\t{limits[idx][0]}\t{limits[idx][1]}")
if __name__ == "__main__":
main(int(sys.argv[1]), int(sys.argv[2]))
100時間(10週間・週10時間)
プロジェクトマネジメントの用語に慣れていて、短期間で集中したい人向けです。
$ python3 pmp_weekly.py 100 10
週 時間 累計 段階 やること
1 10.0 10.0 全体像 PMBOKガイドの原則と領域を通読し、用語を自分の言葉で説明する
2 10.0 20.0 全体像 PMBOKガイドの原則と領域を通読し、用語を自分の言葉で説明する
3 10.0 30.0 人 チーム・リーダーシップ・対立への対応の問題を解く
4 10.0 40.0 プロセス スコープ・スケジュール・ファイナンス・リスクの問題を解く
5 10.0 50.0 プロセス スコープ・スケジュール・ファイナンス・リスクの問題を解く
6 10.0 60.0 ビジネス環境 ガバナンス・価値・組織の変化への対応の問題を解く
7 10.0 70.0 問題演習 領域を混ぜた60問セットを解き、誤答の理由を書く
8 10.0 80.0 問題演習 領域を混ぜた60問セットを解き、誤答の理由を書く
9 10.0 90.0 問題演習 領域を混ぜた60問セットを解き、誤答の理由を書く
10 10.0 100.0 模試・総復習 180問を240分で通し、領域別の正答率を記録する
150時間(12週間・週12.5時間)
平日1時間強と週末にまとまった時間を取れる人向けの、標準的な想定です。
$ python3 pmp_weekly.py 150 12
週 時間 累計 段階 やること
1 12.5 12.5 全体像 PMBOKガイドの原則と領域を通読し、用語を自分の言葉で説明する
2 12.5 25.0 全体像 PMBOKガイドの原則と領域を通読し、用語を自分の言葉で説明する
3 12.5 37.5 人 チーム・リーダーシップ・対立への対応の問題を解く
4 12.5 50.0 人 チーム・リーダーシップ・対立への対応の問題を解く
5 12.5 62.5 プロセス スコープ・スケジュール・ファイナンス・リスクの問題を解く
6 12.5 75.0 プロセス スコープ・スケジュール・ファイナンス・リスクの問題を解く
7 12.5 87.5 ビジネス環境 ガバナンス・価値・組織の変化への対応の問題を解く
8 12.5 100.0 問題演習 領域を混ぜた60問セットを解き、誤答の理由を書く
9 12.5 112.5 問題演習 領域を混ぜた60問セットを解き、誤答の理由を書く
10 12.5 125.0 問題演習 領域を混ぜた60問セットを解き、誤答の理由を書く
11 12.5 137.5 模試・総復習 180問を240分で通し、領域別の正答率を記録する
12 12.5 150.0 模試・総復習 180問を240分で通し、領域別の正答率を記録する
200時間(16週間・週12.5時間)
用語から丁寧に学びたい人、アジャイルまたは計画型のどちらかにまだなじみが薄い人向けです。
$ python3 pmp_weekly.py 200 16
週 時間 累計 段階 やること
1 12.5 12.5 全体像 PMBOKガイドの原則と領域を通読し、用語を自分の言葉で説明する
2 12.5 25.0 全体像 PMBOKガイドの原則と領域を通読し、用語を自分の言葉で説明する
3 12.5 37.5 人 チーム・リーダーシップ・対立への対応の問題を解く
4 12.5 50.0 人 チーム・リーダーシップ・対立への対応の問題を解く
5 12.5 62.5 人 チーム・リーダーシップ・対立への対応の問題を解く
6 12.5 75.0 プロセス スコープ・スケジュール・ファイナンス・リスクの問題を解く
7 12.5 87.5 プロセス スコープ・スケジュール・ファイナンス・リスクの問題を解く
8 12.5 100.0 プロセス スコープ・スケジュール・ファイナンス・リスクの問題を解く
9 12.5 112.5 ビジネス環境 ガバナンス・価値・組織の変化への対応の問題を解く
10 12.5 125.0 ビジネス環境 ガバナンス・価値・組織の変化への対応の問題を解く
11 12.5 137.5 問題演習 領域を混ぜた60問セットを解き、誤答の理由を書く
12 12.5 150.0 問題演習 領域を混ぜた60問セットを解き、誤答の理由を書く
13 12.5 162.5 問題演習 領域を混ぜた60問セットを解き、誤答の理由を書く
14 12.5 175.0 問題演習 領域を混ぜた60問セットを解き、誤答の理由を書く
15 12.5 187.5 模試・総復習 180問を240分で通し、領域別の正答率を記録する
16 12.5 200.0 模試・総復習 180問を240分で通し、領域別の正答率を記録する
どの計画を選ぶかの判断表
| 自分の状況 | 選ぶ計画 | 調整のしかた |
|---|---|---|
| 計画型もアジャイルも経験があり、用語も分かる | 100時間 | 全体像を1週に縮め、問題演習を増やす |
| 片方の進め方の経験が中心 | 150時間 | なじみの薄い進め方の問題を先に解く |
| 用語から学び直したい | 200時間 | 全体像の2週間で用語カードを作る |
| 1回目の模試が目標に届かない | 1つ上の計画へ | 届かなかった領域の週を追加する |
残り日数と1日の学習時間から計画を作るPythonスクリプト
受験日が決まっている場合は、開始日・受験日・平日と休日の学習時間(分)から、確保できる時間と週ごとの学習内容を出せます。
"""PMP試験の学習計画を、残り日数と1日の学習時間から作る。
使い方: python3 pmp_plan.py 開始日 受験日 平日の分 休日の分 [目標時間]
例: python3 pmp_plan.py 2026-10-12 2027-01-17 60 180 150
"""
import sys
from datetime import date, timedelta
# 学習の段階と時間の割合(合計100)
PHASES = [
("全体像(PMBOKガイドの原則と領域)", 15),
("領域別:人(配点33%)", 15),
("領域別:プロセス(配点41%)", 18),
("領域別:ビジネス環境(配点26%)", 12),
("問題演習(領域を混ぜて解く)", 25),
("模試と総復習", 15),
]
def main(start, exam, weekday_min, holiday_min, target=150):
days = (exam - start).days
if days <= 0:
sys.exit("受験日は開始日より後にしてください")
weeks, cur = [], start
while cur < exam: # 7日ごとに区切り、学習できる時間を数える
end = min(cur + timedelta(days=7), exam)
minutes = sum(
holiday_min if (cur + timedelta(days=i)).weekday() >= 5 else weekday_min
for i in range((end - cur).days)
)
weeks.append((cur, end - timedelta(days=1), minutes / 60))
cur = end
total = sum(w[2] for w in weeks)
print(f"開始 {start} / 受験 {exam} / 残り {days}日({len(weeks)}週)")
print(f"確保できる時間 {total:.1f}時間 / 目標 {target}時間 / 差 {total - target:+.1f}時間")
if total < target:
per_day = (target - total) * 60 / days
print(f"→ 1日あたり約{per_day:.0f}分の追加、または受験日の後ろ倒しを検討")
scale = min(total, target) / 100 # 割合を時間に直す
limits, acc = [], 0.0
for name, pct in PHASES:
acc += pct * scale
limits.append((name, acc))
print("週\t期間\t時間\t累計\t主な学習内容")
done, idx = 0.0, 0
for n, (s, e, h) in enumerate(weeks, 1):
done += h
while idx < len(limits) - 1 and done - h / 2 > limits[idx][1]:
idx += 1 # 週の中間時点がどの段階にあるかで決める
print(f"{n}\t{s:%m/%d}〜{e:%m/%d}\t{h:.1f}\t{done:.1f}\t{limits[idx][0]}")
if __name__ == "__main__":
if len(sys.argv) not in (5, 6):
sys.exit(__doc__)
a = sys.argv
main(date.fromisoformat(a[1]), date.fromisoformat(a[2]),
int(a[3]), int(a[4]), *(int(x) for x in a[5:]))
実行例1:平日60分・休日180分で約14週間
$ python3 pmp_plan.py 2026-10-12 2027-01-17 60 180 150
開始 2026-10-12 / 受験 2027-01-17 / 残り 97日(14週)
確保できる時間 151.0時間 / 目標 150時間 / 差 +1.0時間
週 期間 時間 累計 主な学習内容
1 10/12〜10/18 11.0 11.0 全体像(PMBOKガイドの原則と領域)
2 10/19〜10/25 11.0 22.0 全体像(PMBOKガイドの原則と領域)
3 10/26〜11/01 11.0 33.0 領域別:人(配点33%)
4 11/02〜11/08 11.0 44.0 領域別:人(配点33%)
5 11/09〜11/15 11.0 55.0 領域別:プロセス(配点41%)
6 11/16〜11/22 11.0 66.0 領域別:プロセス(配点41%)
7 11/23〜11/29 11.0 77.0 領域別:プロセス(配点41%)
8 11/30〜12/06 11.0 88.0 領域別:ビジネス環境(配点26%)
9 12/07〜12/13 11.0 99.0 問題演習(領域を混ぜて解く)
10 12/14〜12/20 11.0 110.0 問題演習(領域を混ぜて解く)
11 12/21〜12/27 11.0 121.0 問題演習(領域を混ぜて解く)
12 12/28〜01/03 11.0 132.0 問題演習(領域を混ぜて解く)
13 01/04〜01/10 11.0 143.0 模試と総復習
14 01/11〜01/16 8.0 151.0 模試と総復習
実行例2:時間が足りない場合の出力
平日45分・休日120分で8週間後に受験する設定では、目標との差と、1日あたりに足す時間が表示されます。
$ python3 pmp_plan.py 2026-10-12 2026-12-06 45 120 150
開始 2026-10-12 / 受験 2026-12-06 / 残り 55日(8週)
確保できる時間 60.0時間 / 目標 150時間 / 差 -90.0時間
→ 1日あたり約98分の追加、または受験日の後ろ倒しを検討
週 期間 時間 累計 主な学習内容
1 10/12〜10/18 7.8 7.8 全体像(PMBOKガイドの原則と領域)
2 10/19〜10/25 7.8 15.5 領域別:人(配点33%)
…(省略)…
8 11/30〜12/05 5.8 60.0 模試と総復習
受験日を開始日より前にすると、次のメッセージで終了します。
$ python3 pmp_plan.py 2026-10-12 2026-10-01 45 120
受験日は開始日より後にしてください
祝日は平日として数えています。祝日にも学習できる場合は、その分が上乗せの余裕になります。
模試の目標正答数の換算表
今回開いたPMI公式ページには合格点の数値は載っていません。そこで、自分で目標の正答率を置き、配点から領域ごとの正答数に直して進み具合を測ります。
"""配点から、領域ごとの問題数と目標正答数を換算する。"""
WEIGHTS = {"人": 33, "プロセス": 41, "ビジネス環境": 26} # PMI公式ページの配点(%)
TARGETS = (65, 70, 75, 80) # 自分で置く目標正答率(%)
for total in (180, 60):
print(f"■ {total}問の模試")
print("領域\t配点\t問題数の目安\t" + "\t".join(f"{t}%" for t in TARGETS))
for name, w in WEIGHTS.items():
q = total * w / 100
print(f"{name}\t{w}%\t{q:.1f}\t" + "\t".join(f"{q * t / 100:.0f}" for t in TARGETS))
print(f"合計\t100%\t{total}\t" + "\t".join(f"{total * t / 100:.0f}" for t in TARGETS))
実行結果:
■ 180問の模試
領域 配点 問題数の目安 65% 70% 75% 80%
人 33% 59.4 39 42 45 48
プロセス 41% 73.8 48 52 55 59
ビジネス環境 26% 46.8 30 33 35 37
合計 100% 180 117 126 135 144
■ 60問の模試
領域 配点 問題数の目安 65% 70% 75% 80%
人 33% 19.8 13 14 15 16
プロセス 41% 24.6 16 17 18 20
ビジネス環境 26% 15.6 10 11 12 12
合計 100% 60 39 42 45 48
180問の模試を表にすると次のとおりです。
| 領域 | 問題数の目安 | 70%の正答数 | 75%の正答数 | 80%の正答数 |
|---|---|---|---|---|
| 人 | 約59問 | 42 | 45 | 48 |
| プロセス | 約74問 | 52 | 55 | 59 |
| ビジネス環境 | 約47問 | 33 | 35 | 37 |
| 合計 | 180問 | 126 | 135 | 144 |
合計だけでなく領域別に見ると、次の1週間でどこを学ぶかが決まります。たとえば合計は75%でも、ビジネス環境が30問(約64%)なら、その領域の週を1つ足す判断ができます。
教材をいつ使うかの判断表
| 教材 | 使う時期 | 目的 | 選ぶときの確認点 |
|---|---|---|---|
| 試験内容の概要(PMI) | 最初と模試の後 | 範囲の地図を持つ | 2026年7月改定後の版か |
| PMBOKガイド | 全体像の2週間 | 原則と領域の言葉をそろえる | どの版に沿った教材と組み合わせるか |
| 35時間の研修 | 全体像〜領域別 | 受験資格を満たし、体系を学ぶ | 12月1日以降のライブ形式はATPなどが条件 |
| 領域別の問題集 | 領域別の週 | 領域ごとに考え方を固める | 配点33・41・26%に対応しているか |
| 場面設定つきの問題 | 問題演習の週 | 領域を混ぜた判断に慣れる | 解説に「なぜその選択か」があるか |
| 180問の模試 | 最後の2〜3週 | 240分の時間配分をつかむ | 領域別の正答率が出るか |
| 誤答ノート(自作) | 問題演習以降ずっと | 同じ迷い方を減らす | 誤答の理由を1行で書いているか |
場面で判断する試験に合わせた学習の順序
PMPは、知識を覚えるだけでなく、場面ごとに「プロジェクトマネージャーとして次に何をするか」を選ぶ試験です。この性格に合わせて、学ぶ順序を7つの段階に整理します。
- 範囲の地図を先に持つ:試験内容の概要を読み、3領域と配点を紙1枚に書く。
- 言葉をそろえる:PMBOKガイドの原則と領域を通読し、分からない用語を自分の言葉で説明できるようにする。
- 自分の経験と結び付ける:経験記述のテンプレートを埋めながら、「あのときの判断はどの領域の話か」を考える。申請の準備と学習が同時に進みます。
- 配点の大きい順に領域別の問題を解く:プロセス→人→ビジネス環境の順でも、なじみの薄い領域からでも構いません。
- 領域を混ぜて解く:60問のセットを時間を測って解き、誤答の理由を1行で書く。
- 240分を通す:180問の模試で、休憩を入れる位置と時間配分を決める。
- 領域別の正答数で最後の週を決める:換算表の目標に届かない領域へ時間を回す。
誤答ノートの書き方(そのまま使える形)
| 日付 | 領域 | 問題の場面 | 選んだ答え | 正しい答え | 迷った理由(1行) |
|---|---|---|---|---|---|
| 10/20 | 人 | メンバー同士の意見が対立 | 上司に報告する | まず当事者と話し合う | 先に自分で動ける範囲を考えなかった |
| 10/21 | ビジネス環境 | 規程の変更が判明 | そのまま進める | 影響を調べて関係者に伝える | 計画への影響の確認を飛ばした |
よくある質問
Q. 2026年7月より前の教材は使えますか? A. 人とプロセスの考え方を学ぶ部分は役立ちます。配点が人42%・プロセス50%・ビジネス環境8%の前提で作られているため、ビジネス環境の問題量を改定後の教材で補うと、配点に合った練習になります。
Q. 受験資格の「経験」は、役職がプロジェクトマネージャーでないと認められませんか? A. PMI公式ページは「プロジェクトマネジメントの経験」を求めており、改定の案内では対象が見習い期間や研修を含む形に広がったと説明しています。自分の経験が当てはまるかは、申請画面と資格ハンドブックの最新の記載で確認してください。
Q. 日本語で受験できますか? A. できます。PMI公式ページの対応言語に日本語が含まれており、PMI日本支部の案内では、試験の予約時に日本語を選ぶと日本語で受験できます。
Q. 合格後は何をすれば資格を保てますか? A. 3年ごとに60PDUを取得して更新します。Educationが35PDU以上、Giving Backは25PDUまで、タレント・トライアングルの3分野は各8PDU以上が条件です。
まとめ
- 範囲は3領域、配点は人33%・プロセス41%・ビジネス環境26%(2026年7月改定)。ビジネス環境が8%から26%に増えました。
- 試験は180問・240分、10分の休憩が2回。日本語を含む15言語で受験できます。
- 受験資格は学歴別に2〜5年の経験(直近10年以内)と35時間の研修です。
- 2026年12月1日以降、ライブ形式の研修はATPなどが条件になるため、研修の提供元と時期を先に確認します。
- 学習計画は100・150・200時間の3つの想定から選び、スクリプトで残り日数に合わせて調整できます。
- 模試は領域別の正答数で見ると、次に学ぶ領域が決まります。
- 更新は3年ごとに60PDU。合格後の学習計画も早めに考えておくと安心です。
参考・出典(確認日:2026年10月7日)
- PMI「Project Management Professional (PMP)」:受験資格、問題数、時間、対応言語、配点、研修の条件 https://www.pmi.org/certifications/project-management-pmp
- PMI「What's new in the updated PMP exam」:2026年7月の改定、配点の変化、経験の10年枠、2026年12月1日からの研修の扱い https://www.pmi.org/certifications/project-management-pmp/new-exam
- PMI「Maintain your certification」:PDUの条件 https://www.pmi.org/certifications/certification-resources/maintain
- PMI「PMBOK Guide」:第8版の発行年月と7つのパフォーマンス領域 https://www.pmi.org/standards/pmbok
- PMI日本支部「PMP資格について」:監査、日本語での受験、PDUの単位、更新期限と猶予期間 https://www.pmi-japan.org/pmp_license/pmp/
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(記載例)出典:株式会社RJC「PMP試験の範囲と受験資格|2026年7月改定後の配点と学習計画表」
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