TEXT関数とは、数値や日付を、指定した表示形式コードどおりの「文字列」に変換する関数です。 書き方は =TEXT(値,"表示形式コード") で、日付を「2026年10月5日(月)」にしたり、数値を「1,234,568円」や「00042」にしたりできます。

この記事では、表示形式コードを日付・曜日・和暦・時刻・数値・4区分(正;負;ゼロ;文字列)に分け、「入力値→コード→結果」の形で一覧にしました。結果の列は実際に計算した値です。

確認環境:計算結果は LibreOffice Calc 24.2.7(日本語ロケール、ヘッドレス実行)で検算した値です。Calc と Excel で表示が異なるコードは、Microsoft サポートの記載を根拠に注記しています。

TEXT関数の表示形式コード早見表

入力値は、日時が 2026/10/5 9:05:03(月曜日)、数値が 1234567.891・42・0.256 です。

やりたいこと コード 数式 結果
日付をスラッシュ区切り(ゼロ埋め) yyyy/mm/dd =TEXT(A1,"yyyy/mm/dd") 2026/10/05
日付を年月日の文字つき yyyy年m月d日 =TEXT(A1,"yyyy年m月d日") 2026年10月5日
8桁の数字 yyyymmdd =TEXT(A1,"yyyymmdd") 20261005
曜日(1文字) aaa =TEXT(A1,"aaa") 月
曜日(3文字) aaaa =TEXT(A1,"aaaa") 月曜日
日付+曜日 m/d(aaa) =TEXT(A1,"m/d(aaa)") 10/5(月)
和暦 ggge年m月d日 =TEXT(A1,"ggge年m月d日") 令和8年10月5日
時刻 hh:mm =TEXT(A1,"hh:mm") 09:05
24時間を超える時間 [h]:mm =TEXT(27.5/24,"[h]:mm") 27:30
桁区切り #,##0 =TEXT(A2,"#,##0") 1,234,568
小数2桁 0.00 =TEXT(A2,"0.00") 1234567.89
ゼロ埋め5桁 00000 =TEXT(A7,"00000") 00042
パーセント 0.0% =TEXT(A6,"0.0%") 25.6%
千単位 #,##0, =TEXT(A2,"#,##0,") 1,235
単位の文字を付ける #,##0円 =TEXT(A2,"#,##0円") 1,234,568円
負数に▲を付ける #,##0;▲#,##0 =TEXT(-1234.5,"#,##0;▲#,##0") ▲1,235

本記事の内容は、ご自由にお使いください。
ご利用の際は、出典として本ページへのリンクを記載いただけますようお願いします。

(記載例)出典:株式会社RJC「Excel TEXT関数の表示形式一覧|日付・曜日・桁区切り・ゼロ埋め」

TEXT関数の書き方と決まり

=TEXT(値, "表示形式コード")
引数 内容
値 数値、日付、時刻、またはそれらが入ったセル
表示形式コード ダブルクォーテーションで囲んだコード。セルの書式設定の「ユーザー定義」と同じ記号を使う
  • 結果は文字列になります。数値として計算に使う予定があるなら、元の値は別のセルに残しておきます(後半の「TEXTの結果は文字列」で検算結果を示します)。
  • コードの中に " で囲んだ文字を入れるときは、数式の中では "" と2つ重ねます(例:=TEXT(A7,"""No.""000") → No.042)。
  • 値が文字列のときは、数値用のコードは使われず、文字列がそのまま返ります(=TEXT("abc","0") → abc)。

日付の表示形式コード一覧

入力値:A1 = 2026/10/5 9:05:03

年・月・日

コード 意味 数式 結果
yyyy 西暦4桁 =TEXT(A1,"yyyy") 2026
yy 西暦下2桁 =TEXT(A1,"yy") 26
m 月(1〜12) =TEXT(A1,"m") 10
mm 月(2桁) =TEXT(DATE(2026,1,5),"mm") 01
d 日(1〜31) =TEXT(A1,"d") 5
dd 日(2桁) =TEXT(A1,"dd") 05

よく使う組み合わせ

コード 数式 結果
yyyy/mm/dd =TEXT(A1,"yyyy/mm/dd") 2026/10/05
yyyy/m/d =TEXT(A1,"yyyy/m/d") 2026/10/5
yyyy-mm-dd =TEXT(A1,"yyyy-mm-dd") 2026-10-05
yy/mm/dd =TEXT(A1,"yy/mm/dd") 26/10/05
yyyymmdd =TEXT(A1,"yyyymmdd") 20261005
yyyy年m月d日 =TEXT(A1,"yyyy年m月d日") 2026年10月5日
m月d日 =TEXT(A1,"m月d日") 10月5日
yyyy/m =TEXT(A1,"yyyy/m") 2026/10
yyyy/mm/dd hh:mm =TEXT(A1,"yyyy/mm/dd hh:mm") 2026/10/05 09:05

年 月 日 のような日本語の文字や / - ( ) は、そのままコードに書けました。

曜日の表示形式コード一覧(aaa・aaaa・ddd・dddd)

コード 数式 Calc(日本語ロケール)の結果 Microsoft サポートの記載
aaa =TEXT(A1,"aaa") 月 -
aaaa =TEXT(A1,"aaaa") 月曜日 -
ddd =TEXT(A1,"ddd") 月 曜日の省略形(Sun〜Sat)
dddd =TEXT(A1,"dddd") 月曜日 曜日の名前(Sunday〜Saturday)

日本語の曜日には aaa(月)と aaaa(月曜日)を使います。 ddd と dddd は、Microsoft サポートの書式コードの説明では Sun〜Sat、Sunday〜Saturday と英語の曜日名で示されています。Calc の日本語ロケールでは ddd も日本語になりましたが、Excel と共有する数式では aaa と ddd を使い分けておくと表示がそろいます。

曜日を組み込んだコードの例:

コード 数式 結果
m/d(aaa) =TEXT(A1,"m/d(aaa)") 10/5(月)
yyyy/mm/dd(aaa) =TEXT(A1,"yyyy/mm/dd(aaa)") 2026/10/05(月)
yyyy年m月d日(aaa) =TEXT(A1,"yyyy年m月d日(aaa)") 2026年10月5日(月)
aaa =TEXT(DATE(2026,10,10),"aaa") 土
aaaa =TEXT(DATE(2026,10,11),"aaaa") 日曜日
aaa =TEXT("2026/10/5","aaa") 月

最後の行のように、日付として読める文字列を渡した場合も曜日が返りました。

英語の曜日名を出したいとき(ロケールの指定)

コードの先頭に [$-409](英語・米国)のような指定を付けると、その言語の名前で表示されます。

数式 結果
=TEXT(A1,"[$-409]ddd") Mon
=TEXT(A1,"[$-411]ggge年") 令和8年

[$-411] は日本語の指定です。

月の名前(mmm・mmmm)

コード Calc(日本語ロケール)の結果 Microsoft サポートの記載
mmm 10月 月の省略形(Jan〜Dec)
mmmm 十月 月の名前(January〜December)

月の名前のコードは環境で表示が変わるので、日本語で「10月」と出したいときは m月 と書くのが確実です(=TEXT(A1,"m月d日") → 10月5日)。

和暦の表示形式コード一覧(ggge)

コード 意味 数式 結果
ggg 元号 =TEXT(A1,"ggg") 令和
gg 元号の1文字 =TEXT(A1,"gg") 令
g 元号のアルファベット =TEXT(A1,"g") R
e 和暦の年 =TEXT(A1,"e") 8
ee 和暦の年(2桁) =TEXT(A1,"ee") 08

組み合わせの例:

コード 数式 結果
ggge年m月d日 =TEXT(A1,"ggge年m月d日") 令和8年10月5日
gggee年mm月dd日 =TEXT(A1,"gggee年mm月dd日") 令和08年10月05日
ge.m.d =TEXT(A1,"ge.m.d") R8.10.5
gge年 =TEXT(A1,"gge年") 令8年

元号の切り替わり日も計算しました。

数式 結果
=TEXT(DATE(2019,5,1),"ggge年m月d日") 令和1年5月1日
=TEXT(DATE(2019,4,30),"ggge年m月d日") 平成31年4月30日
=TEXT(DATE(1989,1,8),"ggge年m月d日") 平成1年1月8日
=TEXT(DATE(1989,1,7),"ggge年m月d日") 昭和64年1月7日

最初の年は「1年」と表示されました。

時刻の表示形式コード一覧(hh:mm:ss・[h]:mm)

入力値:A1 = 2026/10/5 9:05:03

コード 意味 数式 結果
h 時(0〜23) =TEXT(A1,"h") 9
hh 時(2桁) =TEXT(A1,"hh") 09
s 秒 =TEXT(A1,"s") 3
ss 秒(2桁) =TEXT(A1,"ss") 03
h:mm 時:分 =TEXT(A1,"h:mm") 9:05
hh:mm 時:分(2桁) =TEXT(A1,"hh:mm") 09:05
hh:mm:ss 時:分:秒 =TEXT(A1,"hh:mm:ss") 09:05:03
h時m分 文字つき =TEXT(A1,"h時m分") 9時5分
hh時mm分ss秒 文字つき(2桁) =TEXT(DATE(2026,1,5)+TIME(14,7,9),"hh時mm分ss秒") 14時07分09秒

午前・午後を付ける AM/PM は、Microsoft サポートの TEXT 関数のページに "H:MM AM/PM" の例があり、「1:29 PM」の形で示されています。

24時間を超える時間は角かっこで囲む

時刻のコード h は 0〜23 の範囲で繰り返します。合計時間のように24時間を超える値は、[h] と角かっこで囲みます。

入力値:27時間30分(数式では 27.5/24)

コード 数式 結果
h:mm =TEXT(27.5/24,"h:mm") 3:30
[h]:mm =TEXT(27.5/24,"[h]:mm") 27:30
[h]時間mm分 =TEXT(27.5/24,"[h]時間mm分") 27時間30分
[m] =TEXT(27.5/24,"[m]") 1650
[mm]:ss =TEXT(27.5/24,"[mm]:ss") 1650:00
[h]:mm =TEXT(1.5,"[h]:mm") 36:00
[s] =TEXT(TIME(3,30,0),"[s]") 12600

[h] は経過時間の合計、[m] は分に直した合計、[s] は秒に直した合計です。1.5(1日半)が 36:00 になるとおり、日付・時刻の値は「1日=1」の数値です。

なお TIME(27,30,0) は 3:30 と同じ値を返すため、=TEXT(TIME(27,30,0),"[h]:mm") は 3:30 になりました。24時間を超える値は、時刻どうしの足し算や 時間数/24 で作ります。

mが「月」になるか「分」になるかの決まり

m と mm は、月と分の両方に使われます。Microsoft サポートの書式コードの説明では、m は h(時)の直後か ss(秒)の直前にあるときに「分」になり、それ以外は「月」になるとされています。

入力値:2026/1/5 14:07:09(DATE(2026,1,5)+TIME(14,7,9))

コード 結果 mの解釈
mm 01 月(単独)
mm分 01分 月(hもssもそばにない)
h:mm 14:07 分(hの直後)
hmm 1407 分(hの直後)
h"時"mm 14時07 分(hの後)
mm:ss 07:09 分(ssの直前)
mmss 0709 分(ssの直前)
mm/dd hh:mm 01/05 14:07 1つ目は月、2つ目は分
yyyy/mm/dd hh:mm:ss 2026/01/05 14:07:09 1つ目は月、2つ目は分

分だけを取り出したいときは、mm 単独ではなく MINUTE 関数を使うか、[m] や h:mm のように時・秒と組み合わせます。 =TEXT(TIME(14,7,9),"[m]") は 847(14時間7分を分に直した値)でした。

数値の表示形式コード一覧(#と0・桁区切り・ゼロ埋め)

#と0の違い

記号 働き
0 その桁に数字がなくても 0 を表示する
# その桁に数字があるときだけ表示する
? 数字がない桁をスペースで埋める(桁をそろえる用途)
入力値 コード 数式 結果
0 0 =TEXT(0,"0") 0
0 # =TEXT(0,"#") (空文字)
0 #,##0 =TEXT(0,"#,##0") 0
0 #,### =TEXT(0,"#,###") (空文字)
0.5 0.## =TEXT(0.5,"0.##") 0.5
0.5 #.## =TEXT(0.5,"#.##") .5
42 0.0# =TEXT(42,"0.0#") 42.0
42 ??? =TEXT(42,"???") (先頭にスペース1つ)42

桁区切りは #,##0 と書くと、0 のときも「0」が表示されます。 #,### は 0 のときに空文字になります。

桁区切りと小数

入力値:A2 = 1234567.891

コード 数式 結果
#,##0 =TEXT(A2,"#,##0") 1,234,568
#,##0.00 =TEXT(A2,"#,##0.00") 1,234,567.89
0.0 =TEXT(A2,"0.0") 1234567.9
0.00 =TEXT(A2,"0.00") 1234567.89
0.00 =TEXT(42,"0.00") 42.00
0.00 =TEXT(3.145,"0.00") 3.15
0 =TEXT(2.5,"0") 3
#,##0 =TEXT(12,"#,##0") 12
0.00E+00 =TEXT(A2,"0.00E+00") 1.23E+06

コードの桁数より下の桁は四捨五入されました。

ゼロ埋め

コード 数式 結果
000 =TEXT(5,"000") 005
0000 =TEXT(42,"0000") 0042
00000 =TEXT(42,"00000") 00042
0000000 =TEXT(1234,"0000000") 0001234
000 =TEXT(12345,"000") 12345
"No."000 =TEXT(42,"""No.""000") No.042
000-000-000 =TEXT(901234567,"000-000-000") 901-234-567

コードの桁数より大きい数値は、切り捨てられずにそのまま表示されます(5行目)。枝番を付ける =TEXT(42,"000")&"-"&TEXT(7,"00") は 042-07 になりました。

パーセント

コード 数式 結果
0% =TEXT(0.256,"0%") 26%
0.0% =TEXT(0.256,"0.0%") 25.6%
0.00% =TEXT(0.256,"0.00%") 25.60%
0% =TEXT(1,"0%") 100%

% を付けると、値は100倍して表示されます。

千単位・百万単位

数字の桁を表す記号の後ろにカンマを置くと、カンマ1つにつき千で割った値を表示します。

コード 数式 結果
#,##0, =TEXT(1234567,"#,##0,") 1,235
#,##0,"千円" =TEXT(1234567.891,"#,##0,""千円""") 1,235千円
0.0,, =TEXT(1234567.891,"0.0,,") 1.2
#,##0,,"百万" =TEXT(1234567,"#,##0,,""百万""") 1百万
#,##0, =TEXT(1499,"#,##0,") 1
#,##0, =TEXT(1500,"#,##0,") 2

千単位にしたときも、表示されない桁は四捨五入されます(1499 → 1、1500 → 2)。

単位や記号を付ける

コード 数式 結果
¥#,##0 =TEXT(1234567.891,"¥#,##0") ¥1,234,568
#,##0円 =TEXT(1234567.891,"#,##0円") 1,234,568円
0個 =TEXT(5,"0個") 5個
0"kg" =TEXT(5,"0""kg""") 5kg
+0;-0;0 =TEXT(42,"+0;-0;0") +42

アルファベットの単位は、コードの記号と区別するために " で囲みます(数式の中では "")。

正;負;ゼロ;文字列の4区分

表示形式コードは、セミコロンで区切って最大4つの区分を書けます。順番は 正の数;負の数;ゼロ;文字列 です。

#,##0;▲#,##0;"-";@
区分の数 適用のされ方
1つ すべての数値に同じコード
2つ 1つ目=正の数とゼロ、2つ目=負の数
3つ 1つ目=正の数、2つ目=負の数、3つ目=ゼロ
4つ 4つ目=文字列(@ が入力された文字を表す)
入力値 コード 数式 結果
-1234.5 #,##0 =TEXT(-1234.5,"#,##0") -1,235
-1234.5 #,##0;▲#,##0 =TEXT(-1234.5,"#,##0;▲#,##0") ▲1,235
-1234.5 #,##0;(#,##0) =TEXT(-1234.5,"#,##0;(#,##0)") (1,235)
-1234.5 +0;-0;0 =TEXT(-1234.5,"+0;-0;0") -1235
-5 0;0 =TEXT(-5,"0;0") 5
0 #,##0;▲#,##0;- =TEXT(0,"#,##0;▲#,##0;-") -
0 #,##0;-#,##0;"ゼロ";@ =TEXT(0,"#,##0;-#,##0;""ゼロ"";@") ゼロ
0 0;-0; =TEXT(0,"0;-0;") (空文字)
-5 0;; =TEXT(-5,"0;;") (空文字)
abc #,##0;-#,##0;0;@様 =TEXT("abc","#,##0;-#,##0;0;@様") abc様
abc 0;-0;0;"入力:"@ =TEXT("abc","0;-0;0;""入力:""@") 入力:abc

負の数の区分を自分で書くと、マイナス記号は自動では付きません。 0;0 で -5 が「5」になっているのはそのためです。マイナスを残したいときは、2つ目の区分に - を書きます。区分を空にすると、その種類の値は空文字になります(0;-0; のゼロ、0;; の負数)。

条件を付けた区分

区分の先頭に [>=50] のような条件を書くと、「正・負・ゼロ」の代わりに自分で決めた境目で切り替えられます。

入力値 数式 結果
42 =TEXT(42,"[>=50]""合格"";""再確認""") 再確認
42 =TEXT(42,"[>=80]""A"";[>=40]""B"";""C""") B

条件に当てはまらない値には、後ろの区分が使われます。段階が多いときは IF や IFS で分けたほうが読みやすくなります。

TEXTの結果は文字列(SUMできない)

B1 に =TEXT(42,"0")、B2 に =TEXT(7,"0") を入れて計算した結果です。

数式 結果 説明
=ISTEXT(B1) TRUE 文字列として扱われている
=ISNUMBER(B1) FALSE 数値ではない
=SUM(B1:B2) 0 SUM は範囲の中の文字列を数えない
=B1+B2 49 + は数字の文字列を数値に直して計算する
=VALUE(B1)+VALUE(B2) 49 VALUE で数値に戻す
=SUMPRODUCT(B1:B2*1) 49 1 を掛けて数値に戻してから合計

合計や並べ替えに使う値は元の数値のまま残し、TEXT は表示用の別の列で使います。 Microsoft サポートの TEXT 関数のページも、TEXT は数値を文字列に変換するため後の計算で参照しにくくなると説明し、元の値を別のセルに残すことを勧めています。

文字列になった日付は、比較や並べ替えも文字の順になります。

数式 結果
=TEXT(DATE(2026,10,5),"yyyy/mm/dd")>TEXT(DATE(2026,9,30),"yyyy/mm/dd") TRUE
=TEXT(DATE(2026,10,5),"m/d")>TEXT(DATE(2026,9,30),"m/d") FALSE

m/d の形では "10/5" と "9/30" を先頭の文字から比べるため、10月5日のほうが小さいと判定されます。文字列のまま比べる必要があるときは、yyyy/mm/dd や yyyymmdd のように桁をそろえます。

数値に戻す例:

数式 結果
=VALUE(TEXT(DATE(2026,10,5),"yyyymmdd"))+1 20261006
=DATEVALUE(TEXT(DATE(2026,10,5),"yyyy/mm/dd")) 46300(2026/10/5 のシリアル値)

&で文章に埋め込む定型式

日付や数値のセルを & でそのままつなぐと、表示形式が外れた値がつながります。TEXT を挟むと、見た目を指定できます。

入力値:A1 = 2026/10/5 9:05:03、A2 = 1234567.891、A6 = 0.256、A9 = 2019/5/1

数式 結果
="更新日:"&A9 更新日:43586
="更新日:"&TEXT(A1,"yyyy年m月d日(aaa)") 更新日:2026年10月5日(月)
="合計は"&A2&"円です" 合計は1234567.891円です
="合計は"&TEXT(A2,"#,##0")&"円です" 合計は1,234,568円です
="達成率"&TEXT(A6,"0.0%") 達成率25.6%
=TEXT(A1,"yyyy年")&TEXT(A1,"m")&"月度" 2026年10月度
=TEXT(42,"000")&"-"&TEXT(7,"00") 042-07

コピーして使える定型式:

="更新日:"&TEXT(A1,"yyyy年m月d日(aaa)")
="合計は"&TEXT(A2,"#,##0")&"円です"
="達成率"&TEXT(A6,"0.0%")
=TEXT(A1,"yyyymmdd")&"_報告書"
=TEXT(A1,"ggge年m月d日")&"現在"

下の2つの結果は、それぞれ「20261005_報告書」「令和8年10月5日現在」でした。

TEXT関数とセルの表示形式の使い分け

比べる点 TEXT関数 セルの表示形式(書式設定)
セルの中身 文字列に変わる 数値・日付のまま
SUM や並べ替え 数値としては扱われない そのまま使える
& で文章に埋め込む できる 表示形式は引き継がれない
使うコード 同じ記号(yyyy、#,##0 など) 同じ記号
向いている用途 文章・見出し・ファイル名・キーの組み立て 表の見た目を整える

表の数字の見た目を変えるだけならセルの表示形式、文字とつなげるなら TEXT 関数、と分けると迷いません。

よくある質問

Q. 曜日が「Mon」と英語で表示されます。日本語にするには? A. コードを aaa(月)または aaaa(月曜日)にします。ddd・dddd は英語の曜日名を表すコードです。

Q. 分を取り出そうとして mm と書いたら、月が表示されました。 A. mm は単独だと月になります。h:mm や mm:ss のように時・秒と組み合わせると分になります。分だけの数値がほしいときは MINUTE 関数が使えます。

Q. TEXT で整えた数値を SUM で合計すると 0 になります。 A. TEXT の結果は文字列で、SUM は範囲の中の文字列を数えません。合計は元の数値の列で求め、TEXT は表示用の列で使います。文字列しか残っていない場合は =SUMPRODUCT(範囲*1) や VALUE で数値に戻せます。

Q. 0 のときに何も表示しないようにできますか? A. 3つ目の区分(ゼロ用)を空にします。=TEXT(0,"0;-0;") は空文字になりました。#,### のように 0 を含まないコードでも、0 は空文字になります。

まとめ

  • TEXT関数は =TEXT(値,"コード"):コードはセルの表示形式(ユーザー定義)と同じ記号で、結果は文字列になる
  • 日付は yyyy m d、曜日は aaa(月)と aaaa(月曜日):ddd・dddd は英語の曜日名のコード
  • 和暦は ggge年m月d日:ggg=令和、gg=令、g=R、e=年
  • 24時間を超える時間は [h]:mm:h:mm のままだと 27:30 が 3:30 と表示される
  • m は h の直後か ss の直前で「分」、それ以外は「月」になる
  • 0 は桁を必ず表示、# は数字があるときだけ:桁区切りは #,##0、ゼロ埋めは 00000、千単位は末尾にカンマ
  • 区分は 正;負;ゼロ;文字列 の順:負の区分を書いたらマイナス記号も自分で書く
  • 計算に使う値は元のまま残す:TEXT は文章への埋め込みや表示用の列で使う

参考・出典

  • Microsoft サポート「TEXT 関数」 https://support.microsoft.com/ja-jp/excel/functions/text-function
  • Microsoft Support「TEXT function」 https://support.microsoft.com/en-us/office/text-function-20d5ac4d-7b94-49fd-bb38-93d29371225c
  • Microsoft サポート「Review guidelines for customizing a number format」 https://support.microsoft.com/en-us/office/review-guidelines-for-customizing-a-number-format-c0a1d1fa-d3f4-4018-96b7-9c9354dd99f5
  • Microsoft サポート「Excel for Mac の数値書式コード」 https://support.microsoft.com/ja-jp/office/5026bbd6-04bc-48cd-bf33-80f18b4eae68

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ご利用の際は、出典として本ページへのリンクを記載いただけますようお願いします。

(記載例)出典:株式会社RJC「Excel TEXT関数の表示形式一覧|日付・曜日・桁区切り・ゼロ埋め」

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