VS Code(Visual Studio Code)のショートカットは、まず「コマンドパレット(Ctrl+Shift+P / Mac は Shift+Cmd+P)」と「ファイル名で開く(Ctrl+P / Cmd+P)」の2つを覚えるのが近道です。 この2つから、ほぼすべての機能とファイルにキーボードだけでたどり着けます。

この記事では、約130項目のショートカットをカテゴリ別に、Windows と Mac を並べ、★の数で重要度を付けてまとめました。2026年時点で使う機会が増えた AI関連の操作(Chatビュー、インラインチャット、エージェント、AIの提案の確定や次の編集提案) も、既定のキー割り当てが確認できたものだけを載せています。表のキーは、VS Code 1.138.0 の既定キーバインドの一覧(JSON)から機械的に抽出し、主要なものは最新安定版 1.139.1 のソースコードとも突き合わせました。 後半では、keybindings.json でキーを変更する方法と、競合の見つけ方をコピペできる例で紹介します。

よく使うVSCodeショートカット早見表(まず覚える20個)

操作 Windows Mac 重要度
コマンドパレットを開く Ctrl+Shift+P Shift+Cmd+P ★★★
ファイル名で開く(クイックオープン) Ctrl+P Cmd+P ★★★
保存 Ctrl+S Cmd+S ★★★
行コメントの切り替え Ctrl+/ Cmd+/ ★★★
行を上下に移動 Alt+↑ / Alt+↓ Option+↑ / Option+↓ ★★★
行を上下にコピー Shift+Alt+↑ / Shift+Alt+↓ Option+Shift+↑ / Option+Shift+↓ ★★★
行を削除 Ctrl+Shift+K Shift+Cmd+K ★★★
次の同じ単語も選択(複数カーソル) Ctrl+D Cmd+D ★★★
ファイル内を検索 / 置換 Ctrl+F / Ctrl+H Cmd+F / Option+Cmd+F ★★★
全ファイルから検索 Ctrl+Shift+F Shift+Cmd+F ★★★
定義へ移動 F12 F12 ★★★
名前の一括変更 F2 F2 ★★★
クイックフィックス(電球) Ctrl+. Cmd+. ★★★
ドキュメントのフォーマット Shift+Alt+F Option+Shift+F ★★★
サイドバーの表示切り替え Ctrl+B Cmd+B ★★★
ターミナルの表示切り替え Ctrl+` Ctrl+` ★★★
Chatビューを開く Ctrl+Alt+I Ctrl+Cmd+I ★★★
インラインチャット Ctrl+I Cmd+I ★★★
AIの提案(ゴーストテキスト)を確定 Tab Tab ★★★
デバッグ開始 / 続行 F5 F5 ★★★

本記事の内容は、ご自由にお使いください。
ご利用の際は、出典として本ページへのリンクを記載いただけますようお願いします。

(記載例)出典:株式会社RJC「VSCodeショートカット一覧|Win/Mac対応130項目とAI操作・変更方法」

この一覧の確認方法と表の見方

この記事の表は、VS Code が内部に持つ「既定のキーボードショートカット」の定義から作成しています。 手作業で書き写すと起きやすい取り違えを避けるため、次の順で確認しました。

確認元 内容 使い方
既定キーバインドのJSON(VS Code 1.138.0、Windows / macOS / Linux) VS Code の「Preferences: Open Default Keyboard Shortcuts (JSON)」の内容を OS ごとに出力して公開しているリポジトリ(codebling/vs-code-default-keybindings、2026年9月16日更新分) 表のキーはここからコマンドID単位で抽出
VS Code 1.139.1 のソースコード(microsoft/vscode のタグ 1.139.1) 各機能の keybinding 定義 行操作・複数カーソル・Chat・インラインチャット・AIの提案などを突き合わせ、一致を確認
公式ドキュメント(code.visualstudio.com、2026年9月16日更新) 「Keyboard shortcuts」「AI features cheat sheet」 keybindings.json の書き方、AI操作のキーを確認

表の見方は次のとおりです。

表記 意味
Ctrl+K → Ctrl+S Ctrl+K を押して離し、続けて Ctrl+S を押す(コード操作の「2段階キー」)
Option / Cmd Mac の ⌥ キー / ⌘ キー
A / B 2つの操作を1行にまとめたもの(上下、次 / 前 など)
★★★ 毎日使う。最初に覚える
★★ 覚えると作業が速くなる
★ 場面によって便利

キーはUS配列(英語キーボード)が基準です。 日本語キーボードでは記号キーの位置が違うため、表示が変わることがあります(後半の「日本語キーボードでの注意」を参照)。拡張機能を入れていると、同じキーが別の機能に割り当てられている場合もあります。手元の実際の割り当ては、Ctrl+K → Ctrl+S(Mac は Cmd+K → Cmd+S)で開くキーボードショートカット画面で確認できます。

基本編集のショートカット

操作 Windows Mac 重要度
切り取り(選択なしなら行ごと) Ctrl+X Cmd+X ★★★
コピー(選択なしなら行ごと) Ctrl+C Cmd+C ★★★
元に戻す Ctrl+Z Cmd+Z ★★★
やり直し Ctrl+Y Shift+Cmd+Z ★★
行を上に移動 Alt+↑ Option+↑ ★★★
行を下に移動 Alt+↓ Option+↓ ★★★
行を上にコピー Shift+Alt+↑ Option+Shift+↑ ★★
行を下にコピー Shift+Alt+↓ Option+Shift+↓ ★★★
行を削除 Ctrl+Shift+K Shift+Cmd+K ★★★
下に空行を挿入 Ctrl+Enter Cmd+Enter ★★
上に空行を挿入 Ctrl+Shift+Enter Shift+Cmd+Enter ★★
行コメントの切り替え Ctrl+/ Cmd+/ ★★★
ブロックコメントの切り替え Shift+Alt+A Option+Shift+A ★★
インデントを増やす / 減らす Ctrl+] / Ctrl+[ Cmd+] / Cmd+[ ★★
ドキュメントのフォーマット Shift+Alt+F Option+Shift+F ★★★
選択範囲のフォーマット Ctrl+K → Ctrl+F Cmd+K → Cmd+F ★★
対応するかっこへ移動 Ctrl+Shift+\ Shift+Cmd+\ ★★
選択範囲を広げる Shift+Alt+→ Ctrl+Shift+Cmd+→ ★★
選択範囲を縮める Shift+Alt+← Ctrl+Shift+Cmd+← ★
現在の行を選択 Ctrl+L Cmd+L ★★
コードを折りたたむ / 展開 Ctrl+Shift+[ / Ctrl+Shift+] Option+Cmd+[ / Option+Cmd+] ★★
すべて折りたたむ Ctrl+K → Ctrl+0 Cmd+K → Cmd+0 ★
すべて展開 Ctrl+K → Ctrl+J Cmd+K → Cmd+J ★
候補(IntelliSense)を表示 Ctrl+Space Ctrl+Space ★★★
引数のヒントを表示 Ctrl+Shift+Space Shift+Cmd+Space ★★
行末の空白を削除 Ctrl+K → Ctrl+X Cmd+K → Cmd+X ★
折り返しの切り替え Alt+Z Option+Z ★★
カーソル位置を1つ前に戻す Ctrl+U Cmd+U ★

行の移動(Alt+↑↓)とコピー(Shift+Alt+↑↓)は、選択していなくてもカーソルのある行ごと動きます。 複数行を選択してから押すと、まとめて移動・複製できます。Ctrl+X / Ctrl+C も、何も選択していなければ行全体が対象になるので、行の入れ替えがすばやくできます。

「選択範囲を広げる」(Shift+Alt+→)は、押すたびに単語 → 文字列 → かっこの中 → 関数全体、と選択が広がります。 範囲をマウスで選ぶより正確です。

複数カーソルのショートカット

操作 Windows Mac 重要度
上にカーソルを追加 Ctrl+Alt+↑ Option+Cmd+↑ ★★★
下にカーソルを追加 Ctrl+Alt+↓ Option+Cmd+↓ ★★★
次の同じ単語も選択 Ctrl+D Cmd+D ★★★
最後の選択をスキップして次へ Ctrl+K → Ctrl+D Cmd+K → Cmd+D ★★
同じ単語をすべて選択 Ctrl+Shift+L Shift+Cmd+L ★★★
同じ単語をすべて変更 Ctrl+F2 Cmd+F2 ★★
選択した各行の末尾にカーソル Shift+Alt+I Option+Shift+I ★★
矩形(列)選択を下へ広げる Ctrl+Shift+Alt+↓ Option+Shift+Cmd+↓ ★
複数カーソルを解除 Esc Esc ★★

複数カーソルの基本は Ctrl+D(Mac は Cmd+D)です。 変数名などにカーソルを置いて押すたびに、同じ文字列が1つずつ選択に加わり、まとめて書き換えられます。選びたくないものに当たったら Ctrl+K → Ctrl+D でスキップ、ファイル内の同じ文字列を一度に選ぶなら Ctrl+Shift+L です。

マウスでは、Alt(Mac は Option)を押しながらクリックするとカーソルを追加できます。 Shift+Alt(Mac は Shift+Option)を押しながらドラッグすると、矩形(列)で選択できます。

検索・置換のショートカット

操作 Windows Mac 重要度
検索 Ctrl+F Cmd+F ★★★
置換 Ctrl+H Option+Cmd+F ★★★
次を検索 / 前を検索 F3 / Shift+F3 Cmd+G / Shift+Cmd+G ★★
一致をすべて選択(検索中) Alt+Enter Option+Enter ★★
大文字小文字を区別 Alt+C Option+Cmd+C ★
単語単位で検索 Alt+W Option+Cmd+W ★
正規表現を使う Alt+R Option+Cmd+R ★★
全ファイルから検索 Ctrl+Shift+F Shift+Cmd+F ★★★
全ファイルで置換 Ctrl+Shift+H Shift+Cmd+H ★★

検索ボックスを開いた状態で Alt+Enter(Mac は Option+Enter)を押すと、一致した箇所すべてにカーソルが置かれます。 検索と複数カーソルを組み合わせた一括編集に便利です。Alt+C / Alt+W / Alt+R(Mac は Option+Cmd+C など)は、検索ボックスが開いているときのオプション切り替えです。

移動(ファイル・行・シンボル・定義)のショートカット

操作 Windows Mac 重要度
ファイル名で開く Ctrl+P Cmd+P ★★★
コマンドパレット F1 / Ctrl+Shift+P F1 / Shift+Cmd+P ★★★
指定行へ移動 Ctrl+G Ctrl+G ★★★
ファイル内のシンボルへ移動 Ctrl+Shift+O Shift+Cmd+O ★★
ワークスペースのシンボルへ移動 Ctrl+T Cmd+T ★★
定義へ移動 F12 F12 ★★★
定義をその場で表示(ピーク) Alt+F12 Option+F12 ★★
参照へ移動 Shift+F12 Shift+F12 ★★
実装へ移動 Ctrl+F12 Cmd+F12 ★
前の位置に戻る Alt+← Ctrl+- ★★★
次の位置に進む Alt+→ Ctrl+Shift+- ★★
最後に編集した位置へ Ctrl+K → Ctrl+Q Cmd+K → Cmd+Q ★
次のエラー・警告へ F8 F8 ★★
最近使ったエディタを切り替え Ctrl+Tab Ctrl+Tab ★★
次 / 前のエディタ(タブ) Ctrl+PageDown / Ctrl+PageUp Option+Cmd+→ / Option+Cmd+← ★★
ファイルの先頭 / 末尾へ Ctrl+Home / Ctrl+End Cmd+↑ / Cmd+↓ ★★
最近開いたフォルダ Ctrl+R Ctrl+R ★★

Ctrl+P(Mac は Cmd+P)の入力欄は、先頭の記号で動きが変わります。

入力 動き 同じ機能のショートカット
ファイル名の一部 ファイルを開く Ctrl+P
> から始める コマンドパレット Ctrl+Shift+P
: から始める 指定行へ移動 Ctrl+G
@ から始める ファイル内のシンボルへ移動 Ctrl+Shift+O
# から始める ワークスペースのシンボルへ移動 Ctrl+T
? 使える記号の一覧 ―

定義へ飛んだ(F12)あとに元の場所へ戻るには Alt+←(Mac は Ctrl+-) を使います。コードを読み進めるときは、この2つの往復がいちばんよく使う組み合わせです。

表示・パネル・エディタ操作のショートカット

操作 Windows Mac 重要度
サイドバーの表示切り替え Ctrl+B Cmd+B ★★★
セカンダリサイドバーの表示切り替え Ctrl+Alt+B Option+Cmd+B ★★
エクスプローラー Ctrl+Shift+E Shift+Cmd+E ★★
検索ビュー Ctrl+Shift+F Shift+Cmd+F ★★
ソース管理ビュー Ctrl+Shift+G Ctrl+Shift+G ★★
実行とデバッグビュー Ctrl+Shift+D Shift+Cmd+D ★
拡張機能ビュー Ctrl+Shift+X Shift+Cmd+X ★★
パネルの表示切り替え Ctrl+J Cmd+J ★★★
問題パネル Ctrl+Shift+M Shift+Cmd+M ★★
出力パネル Ctrl+Shift+U Shift+Cmd+U ★
エディタを左右に分割 Ctrl+\ Cmd+\ ★★★
1番目 / 2番目のエディタグループへ Ctrl+1 / Ctrl+2 Cmd+1 / Cmd+2 ★★
エディタ(タブ)を閉じる Ctrl+W Cmd+W ★★★
閉じたタブを開き直す Ctrl+Shift+T Shift+Cmd+T ★★★
すべてのタブを閉じる Ctrl+K → Ctrl+W Cmd+K → Cmd+W ★★
拡大 / 縮小 Ctrl+= / Ctrl+- Cmd+= / Cmd+- ★★
Zenモード Ctrl+K → Z Cmd+K → Z ★
Markdownプレビュー Ctrl+Shift+V Shift+Cmd+V ★★
Markdownプレビューを横に表示 Ctrl+K → V Cmd+K → V ★★
設定を開く Ctrl+, Cmd+, ★★
キーボードショートカットを開く Ctrl+K → Ctrl+S Cmd+K → Cmd+S ★★
言語モードの変更 Ctrl+K → M Cmd+K → M ★
新しいウィンドウ Ctrl+Shift+N Shift+Cmd+N ★★
全画面表示 F11 Ctrl+Cmd+F ★

Ctrl+B でサイドバー、Ctrl+J でパネル(ターミナル・問題・出力)をまとめて出し入れできます。画面を広く使いたいときは、この2つでエディタだけの表示にできます。うっかり閉じたタブは Ctrl+Shift+T で開き直せます。

ターミナルのショートカット

操作 Windows Mac 重要度
ターミナルの表示切り替え Ctrl+` Ctrl+` ★★★
新しいターミナル Ctrl+Shift+` Ctrl+Shift+` ★★★
ターミナルを分割 Ctrl+Shift+5 Cmd+\ ★★
分割したターミナル間を移動 Alt+→ Option+Cmd+→ ★
ターミナル内を検索 Ctrl+F Cmd+F ★★
ターミナルでコピー Ctrl+Shift+C Cmd+C ★★
ターミナルに貼り付け Ctrl+V Cmd+V ★★
前 / 次のコマンド位置へスクロール Ctrl+↑ / Ctrl+↓ Cmd+↑ / Cmd+↓ ★
最近のコマンドを実行 Ctrl+R Ctrl+Option+R ★★

ターミナルの表示切り替えは Ctrl+`(バッククォート)で、Mac でも Cmd ではなく Ctrl です。 ターミナルにフォーカスがあるときは、多くのキーがシェルに送られます。VS Code の操作を優先させるコマンドは、設定 terminal.integrated.commandsToSkipShell で決まっています。

デバッグのショートカット

操作 Windows Mac 重要度
デバッグ開始 / 続行 F5 F5 ★★★
デバッグなしで実行 Ctrl+F5 Ctrl+F5 ★★
デバッグ停止 Shift+F5 Shift+F5 ★★
デバッグ再起動 Ctrl+Shift+F5 Shift+Cmd+F5 ★
ブレークポイントの切り替え F9 F9 ★★★
ステップオーバー F10 F10 ★★★
ステップイン F11 F11 ★★
ステップアウト Shift+F11 Shift+F11 ★★
デバッグコンソール Ctrl+Shift+Y Shift+Cmd+Y ★
変数の値をホバー表示 Ctrl+K → Ctrl+I Cmd+K → Cmd+I ★

F5 はデバッグの開始と、一時停止中の続行を兼ねています。 ブレークポイント(F9)で止めたら、F10(ステップオーバー:関数の中に入らず次の行へ)と F11(ステップイン:関数の中へ)で1行ずつ進めます。

Git(ソース管理)のショートカット

操作 Windows Mac 重要度
ソース管理ビューを開く Ctrl+Shift+G Ctrl+Shift+G ★★★
コミット(メッセージ入力欄で) Ctrl+Enter Cmd+Enter ★★★
次 / 前の変更箇所へ(エディタ) Alt+F5 / Shift+Alt+F5 Option+F5 / Option+Shift+F5 ★★
変更箇所の差分をその場で表示(次 / 前) Alt+F3 / Shift+Alt+F3 Option+F3 / Option+Shift+F3 ★★
差分ビューで次の差分へ F7 F7 ★

Git の操作は、Ctrl+Shift+G でソース管理ビューを開き、メッセージ欄で Ctrl+Enter を押せばコミットできます。 プッシュやプル、ステージングには既定のショートカットがないため、よく使う場合は後述の keybindings.json で割り当てます(例:コマンドID git.stage、git.push)。

リファクタリングのショートカット

操作 Windows Mac 重要度
名前の一括変更(リネーム) F2 F2 ★★★
クイックフィックス Ctrl+. Cmd+. ★★★
リファクタリングの候補 Ctrl+Shift+R Ctrl+Shift+R ★★
インポートの整理 Shift+Alt+O Option+Shift+O ★★
自動修正 Shift+Alt+. Option+Cmd+. ★

F2 のリネームは、言語機能(TypeScript や Python の拡張など)が対応していれば、ほかのファイルの参照もまとめて書き換えます。 検索置換よりも安全に名前を変えられます。電球マークが出たら Ctrl+. で、インポートの追加や型の修正などの候補が表示されます。

AI(Chat・インラインチャット・エージェント・提案)のショートカット

操作 Windows Mac 重要度
Chatビューを開く Ctrl+Alt+I Ctrl+Cmd+I ★★★
Chatをエージェントで開く Ctrl+Shift+I Shift+Cmd+I ★★★
インラインチャット(エディタ) Ctrl+I Cmd+I ★★★
インラインチャット(ターミナル) Ctrl+I Cmd+I ★★
クイックチャット Ctrl+Shift+Alt+L Option+Shift+Cmd+L ★★
新しいチャット(Chatビュー内) Ctrl+N Cmd+N ★★
エージェント(モード)の切り替え(入力欄で) Ctrl+. Cmd+. ★★
モデルの切り替え(入力欄で) Ctrl+Alt+. Option+Cmd+. ★★
コンテキストを追加(入力欄で) Ctrl+/ Cmd+/ ★★
AIの提案を確定 Tab Tab ★★★
提案を1単語ずつ確定 Ctrl+→ Cmd+→ ★★
次 / 前の提案を表示 Alt+] / Alt+[ Option+] / Option+[ ★★
次の編集提案(NES)へジャンプ Tab Tab ★★
AIの編集をすべて適用(入力欄で) Ctrl+Enter Cmd+Enter ★★
AIの編集をすべて破棄(入力欄で) Ctrl+Backspace Cmd+Backspace ★
エディタ内のAI編集を適用 / 破棄 Ctrl+Shift+Y / Ctrl+Shift+N Shift+Cmd+Y / Shift+Cmd+N ★★
AI編集の次 / 前の変更箇所へ Alt+F5 / Shift+Alt+F5 Option+F5 / Option+Shift+F5 ★
実行中のリクエストを止める Alt+Backspace Cmd+Esc ★★

2026年時点の VS Code では、AIの機能(GitHub Copilot)のキーも既定で割り当てられています。 使い分けの目安は次のとおりです。

やりたいこと 使う機能 キー(Windows / Mac)
質問しながら複数ファイルを変更してほしい Chatビュー(エージェント) Ctrl+Shift+I / Shift+Cmd+I
Chatビューを開く・閉じる Chatビュー Ctrl+Alt+I / Ctrl+Cmd+I
いま開いているコードの一部を直してほしい インラインチャット Ctrl+I / Cmd+I(エディタで)
実行したいコマンドを聞きたい ターミナルのインラインチャット Ctrl+I / Cmd+I(ターミナルで)
ちょっとだけ質問したい クイックチャット Ctrl+Shift+Alt+L / Option+Shift+Cmd+L
入力中に出る薄い文字の提案を使う インライン提案 Tab で確定、Ctrl+→ / Cmd+→ で1単語ずつ

同じ Ctrl+I でも、エディタではインラインチャット、ターミナルではターミナル用のインラインチャットが開きます。 VS Code は「どこにフォーカスがあるか」(when句)でキーの意味を切り替えているためです。同様に、Chatの入力欄の中では Ctrl+. がエージェント(モード)の切り替え、Ctrl+/ がコンテキストの追加になり、エディタでの意味(クイックフィックス、行コメント)とは別に動きます。

次の編集提案(NES:Next Edit Suggestions)が表示されたときは、Tab で提案の位置へジャンプし、もう一度 Tab で確定します。AIがエディタ内のファイルを変更したあとは、Ctrl+Shift+Y / Ctrl+Shift+N(Mac は Shift+Cmd+Y / Shift+Cmd+N)で変更を適用・破棄できます。

提案を手動で呼び出す「Trigger Inline Suggestion」(editor.action.inlineSuggest.trigger)は、1.139.1 のソースでは本体に既定キーが定義されていませんでした。 環境によっては拡張機能側で割り当てられている場合があるため、キーボードショートカット画面で確認するか、必要なら自分で割り当てます。

Linuxで割り当てが異なるショートカット

Linux のキーは Windows とほぼ同じですが、デスクトップ環境の操作とぶつかりやすいものは別のキーになっています。 この記事の表に載せたもののうち、Windows と違うものは次のとおりです。

操作 Windows Linux
行を上下にコピー Shift+Alt+↑ / Shift+Alt+↓ Ctrl+Shift+Alt+↑ / Ctrl+Shift+Alt+↓
ドキュメントのフォーマット Shift+Alt+F Ctrl+Shift+I
ブロックコメントの切り替え Shift+Alt+A Ctrl+Shift+A
上 / 下にカーソルを追加 Ctrl+Alt+↑ / Ctrl+Alt+↓ Shift+Alt+↑ / Shift+Alt+↓(Ctrl+Shift+↑↓ も可)
定義をその場で表示(ピーク) Alt+F12 Ctrl+Shift+F10
前の位置に戻る / 次の位置に進む Alt+← / Alt+→ Ctrl+Alt+- / Ctrl+Shift+-
出力パネル Ctrl+Shift+U Ctrl+K → Ctrl+H
すべて保存 Ctrl+K → S 既定なし
Chatをエージェントで開く Ctrl+Shift+I Ctrl+Shift+Alt+I
実行中のリクエストを止める Alt+Backspace Ctrl+Esc

日本語キーボードでの注意

VS Code の既定キーはUS配列を前提にしていて、日本語キーボード(JIS配列)では記号キーの割り当てが画面上の表示と異なることがあります。 例えばターミナルの表示切り替え(Ctrl+`)は、日本語キーボードでは Ctrl+@ と表示される場合があります。迷ったら、キーボードショートカット画面の検索欄で「Record Keys」(Alt+K、Mac は Option+Cmd+K)を有効にし、実際にキーを押して何が割り当てられているかを確認するのが確実です。

ショートカットを確認・変更する方法(keybindings.json)

画面で変更する

  1. Ctrl+K → Ctrl+S(Mac は Cmd+K → Cmd+S)でキーボードショートカット画面を開きます。
  2. 検索欄に機能名(例:copy line)かコマンドIDを入力します。
  3. 行をダブルクリックし、割り当てたいキーを押して Enter で確定します。

画面で変更した内容は、ユーザー設定の keybindings.json に自動で書き込まれます。 直接編集したいときは、コマンドパレットで「Preferences: Open Keyboard Shortcuts (JSON)」を実行します。既定の割り当てをすべて見たいときは「Preferences: Open Default Keyboard Shortcuts (JSON)」です。

keybindings.json のコピペ例

// keybindings.json(ユーザー設定)
[
  // 1. 行の複製を Ctrl+Shift+D に割り当てる(エディタで入力中のときだけ有効)
  {
    "key": "ctrl+shift+d",
    "command": "editor.action.copyLinesDownAction",
    "when": "editorTextFocus && !editorReadonly"
  },
  // 2. ターミナルから Ctrl+Alt+E でエディタに戻る
  {
    "key": "ctrl+alt+e",
    "command": "workbench.action.focusActiveEditorGroup",
    "when": "terminalFocus"
  },
  // 3. 引数つき:Ctrl+Alt+T で TODO コメントのひな形を挿入する
  {
    "key": "ctrl+alt+t",
    "command": "editor.action.insertSnippet",
    "when": "editorTextFocus",
    "args": { "snippet": "// TODO(${1:name}): $0" }
  },
  // 4. 2段階キー:Ctrl+K → Ctrl+G で変更をステージ
  {
    "key": "ctrl+k ctrl+g",
    "command": "git.stage"
  },
  // 5. 既定の割り当てを外す:Windows の Ctrl+E(ファイル名で開く)を無効に
  {
    "key": "ctrl+e",
    "command": "-workbench.action.quickOpen"
  }
]
項目 意味
key 押すキー。修飾キーは ctrl shift alt cmd(Mac)win を + でつなぐ。2段階キーは空白で区切る
command 実行するコマンドID。先頭に - を付けると既定の割り当てを外す
when どの状態のときに有効にするか(when句)。省略するといつでも有効
args コマンドに渡す引数(スニペットの本文など)

1番の例で使った Ctrl+Shift+D は、Windows では既定で「実行とデバッグビュー」に割り当てられています。 when で「エディタで入力中のとき」に限定しておくと、エディタでは行の複製、それ以外の場所ではデバッグビュー、と共存できます。ユーザーが書いた割り当ては既定より優先されます。2〜4番で使った Ctrl+Alt+E、Ctrl+Alt+T、Ctrl+K → Ctrl+G は、1.138.0 の既定キーバインド(Windows / macOS)に割り当てがないことを確認しています(拡張機能を入れている場合は、次の方法で競合を確認してください)。Mac で使う場合は ctrl を cmd に読み替えてもかまいません。

よく使う when 句

when 句 有効になる場面
editorTextFocus エディタにカーソルがあるとき
!editorReadonly 読み取り専用ではないとき
terminalFocus ターミナルにフォーカスがあるとき
inDebugMode デバッグ中
editorLangId == python 開いているファイルの言語が Python のとき
A && B / A || B / !A かつ / または / 否定

競合(同じキーの重複)を確認する

方法 手順
同じキーの一覧を見る キーボードショートカット画面で行を右クリック →「Show Same Keybindings」
押したキーで検索する 検索欄の右のキーボードアイコン(Record Keys、Alt+K / Mac は Option+Cmd+K)を押してから、調べたいキーを押す
実際に何が実行されたかを見る コマンドパレットで「Developer: Toggle Keyboard Shortcuts Troubleshooting」を実行し、キーを押すと「出力」パネルにログが出る

「押しても反応しない」「別の機能が動く」ときは、3つ目のトラブルシューティングが最も確実です。 どのキーとして認識され、どの when 句の割り当てが選ばれたかがログでわかります。

よくある質問

Q. VS Code のショートカットを一覧で印刷したいです。 A. VS Code のメニュー「ヘルプ → キーボード ショートカットの参照」(Help > Keyboard Shortcut Reference)から、Windows・macOS・Linux 別の公式PDFを開けます。最新の割り当てを正確に知りたいときは、キーボードショートカット画面か「Preferences: Open Default Keyboard Shortcuts (JSON)」で確認するのがおすすめです。

Q. ほかのエディタ(Vim や IntelliJ など)と同じキー操作にできますか? A. できます。拡張機能ビュー(Ctrl+Shift+X)で「keymap」と検索すると、各エディタのキー配置を再現する拡張機能が見つかります。

Q. Windows と Mac を行き来していて、キーの違いに戸惑います。 A. 多くのショートカットは「Windows の Ctrl = Mac の Cmd」「Alt = Option」で対応しています。ただし、ターミナルの表示(Ctrl+`)、指定行へ移動(Ctrl+G)、ソース管理ビュー(Ctrl+Shift+G)のように Mac でも Ctrl を使うものがあるため、この記事の表で確認してください。

Q. AIのショートカットが効きません。 A. Chat やインラインチャットは、AI機能が有効でサインインしているときに使えます。キーの割り当ては when 句で「AI機能が使える状態か」を条件にしているものが多いため、機能が無効の状態ではキーを押しても反応しません。キーボードショートカット画面で「chat」と検索すると、現在の割り当てと条件を確認できます。

まとめ

  • 最初に覚えるのは Ctrl+Shift+P(コマンドパレット)と Ctrl+P(ファイル名で開く)です。
  • 行の移動 Alt+↑↓・コピー Shift+Alt+↑↓・削除 Ctrl+Shift+K で行単位の編集が速くなります。
  • 複数カーソルは Ctrl+D、スキップは Ctrl+K → Ctrl+D、全選択は Ctrl+Shift+L です。
  • コードを読むときは F12(定義へ)と Alt+←(戻る)の往復が基本です。
  • AIは Chat Ctrl+Alt+I、エージェント Ctrl+Shift+I、インラインチャット Ctrl+I、提案の確定 Tab を押さえます。
  • Mac は Ctrl→Cmd、Alt→Option が基本ですが、例外もあるので表で確認します。
  • キーの変更は keybindings.json、競合の確認は「Show Same Keybindings」とトラブルシューティングで行えます。

本記事の内容は、ご自由にお使いください。
ご利用の際は、出典として本ページへのリンクを記載いただけますようお願いします。

(記載例)出典:株式会社RJC「VSCodeショートカット一覧|Win/Mac対応130項目とAI操作・変更方法」

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